2016年4月13日水曜日

しまなみ・とびしま海道遠征 (6)

3月30日(水) 江田島~呉~竹原~尾道 (さざなみ海道)


最初に、現地で手に入るサイクリング用地図を紹介します。

左がとびしま海道、右が江田島のサイクリングマップ

とびしま海道マップは、裏はとびしま海道の案内図ですが、表紙の見開きには下記のような地域全体の地図が載っています。呉から江田島のルートは「かきしま海道」、呉から三原の海岸沿いルートは、「さざなみ海道」と名付けられています。 私はこの地図は事前に入手しており、プランニングの参考にしました。

とびしま海道マップのエリア全体図

江田島もサイクリングエリアとして整備されてきています。

江田島のルートガイド

さて、今日は、江田島の小用港から呉まで船で渡り、そこから尾道まで走ることにしました。上記の地図の、「さざなみ海道」を走ります。

一昨日、昨日と、天気は良いのですが気温が低いという状態でしたが、今日は気温が上がって春らしい陽気となりそうです。


宿を出て朝一番、旧海軍兵学校跡に行ってみることにしました。 実は、私の父親が海軍兵学校に在籍していたことがあり、どんなところか行ってみようと思ったわけです。 



旧海軍兵学校は、現在は海上自衛隊の学校になっており、定時(朝は10時半から)しか内部見学ができません。今回はサイクリングが主目的。入口で写真を撮って、呉に向かうことにしました。 そうは言いましても、実際に江田島や海軍兵学校があった場所に来て雰囲気を感じることができたわけで、個人的には良い思い出になりました。

これで江田島もおしまいです。小用港から9:00のフェリーで呉へ。

小用港のフェリー乗り場  自転車の待機場所があります

呉が近づきます  本当に、産業の集積地ですね

呉では大和ミュージアムに行くことにしていました。どこにあるんだろう、と思っていましたが、呉の港に着いたら、目の前にありました。

戦艦大和の名前を冠したミュージアムですが、戦艦大和に関することだけではなく、呉の歴史を軸にして戦争の実態、戦後の復興などが説明、展示されていました。 相当な規模の博物館で、私たちも一通り見学したら1時間半くらい経過していました。

戦艦大和 10分の1の模型

大和ミュージアムを出たらすでに昼食時。 呉のB級グルメとして紹介されている呉冷麺を食べにいきました。 韓国の冷麺とはちょっと違いますが、これはこれで美味しいです。

呉の冷麺


食べ終わって、ようやく、本気の走りに。 何か、毎日、午前中のんびりして午後になって走るというパターンになっていますが、私達コンビだといつもこんなものです。 

休山トンネルを逆方向に走り、広の街を通過。ニ方のあたりを過ぎると交通量が減ってきます。 今日は追い風で、スピードが上がります。 ちなみに、さざなみ海道もペイントがあり、尾道までの距離が書かれています。

サイクリストのための道路標識

このように尾道までの距離が表示されています

快調に走って東広島市へ。 竹原で休憩の予定でしたが、少し手前で農産物直売所のような場所を発見し、立ち寄ります。 柑橘類のジェラートやシャーベットがあり、外せません。美味しい。



続いて、竹原市で、保存された街並みを見物。 マッサンで有名になった竹鶴酒造の建物もあります。

竹原の旧い街並み

竹鶴政孝氏の生家

この先も走りは快調。 追い風に押されて、Yさんの走りの速いこと。40㎞近いスピードで巡航する場面もありました。

三原市街も問題なく通過し、間もなく尾道へ。 一泊しただけなのに、帰ってきたという感じがするから不思議なものです。

尾道に帰ってきました

これで、今回の、しらなみ海道~とびしま海道~かきしま海道~さざなみ海道 とつなぐ周遊ライドは終了となりました。3日間の走行距離は計290㎞(初日100㎞、2日目90㎞、3日目100㎞)でした。何と言っても天気に恵まれ、楽しく、美味しく、印象深いライドとなりました。

この後、千光寺公園まで坂を上がり、自転車は終了。車で福山へ移動して温泉に入り、この夜は福山泊。 翌日、倉敷と姫路城を見物し、甲府に戻りました。


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