2026年3月26日木曜日

ベトナム中南部サイクリング 3日目 Duc Pho - Quy Nhon (2026年1月)

 2026年1月12日(火) Duc Pho - Quy Nhon

7時半起床。朝食は鶏おこわ(ソイガー)とコーヒーのテイクアウェイにしました。ソイガーは私の前に買った女性と同じ値段で安いですが、コーヒーは安くありません。多分コーヒーはぼられています。

朝食のソイガーとコーヒー

私はベトナム滞在がそこそこ長く、物価も大体予想がつくので、食堂や屋台で注文するときに値段の確認はあまりしません。値段が表示されている食堂はその通りに払えばよいのですが、何も書かれていないときは、食事が終わってから言い値を払うことになります。よくあるパターンは、まず、出てくる食事がトッピング全部盛りで、勘定は地元の人たちの値段の2割増しくらいで請求される感じがします。もともと物価が安いですし、言葉もあまり話せないので食べさせてくれるだけありがたい、と思っています。

泊まっていたホテルですが、結局チェックアウト時に宿泊料を払ったのみ。パスポートチェックはありませんでした。

宿泊したVan Vuホテル。建物は奥にあります。

910分出発。今日も国道1号線を南へ走ります。 市街地をバイパスしている部分が多く、バイパスを走ったり、市街地を走ったり気分によって変えます。今日は結構風が強く、追い風なのでベースは悪くありません。12時位にBong Sonと言うところで昼食を取ります。ボリュームたっぷりでお腹いっぱいになりました。

西側には山が見えます。

行政区の入り口ではこのような表示をよく見ます。

本日の昼食。ご飯が食べたい、と言ったら、これが出てきました。

予定では、走行距離から考えてPhu Myという街で宿泊しようと思っていました。14時前には着きましたが、ホテルも街もあまり良い感じがなく、結局通過します。この後も途中の街でホテルを探しながら走りますがいまひとつピンとこないので、結局クイニョンまで走ることにしました。

クイニョンは街が大きく、先に行先を決めておきたいところです。宿を探すため休憩に良さそうなカフェを探しながら走ります。市街地に入ってきて街の中心が近づきますが、床屋がやたら多くてカフェが少ないです。街の中心まで10キロくらいの地点でようやく手ごろなカフェに入って休憩し、中心街に近くて良さそうなホテルを見つけました。(Tan Thiホテル。上階の海側の部屋で一泊40万ドン。)予定より1日早く着いたので、明日は休息日にして2泊予約しました。。結局、17時位には宿に着きました。走行137キロ。追い風に助けられて、久しぶりに距離が伸びました。

夕食はブンチャー。アポカドスムージー(シントーボー)をテイクアウェイして、ビールを買って帰りました。さすがに少し疲れました。


 Duc Pho 9:10 - Quy Nhon 17:00 走行距離 137km 

本日の走行記録



2026年3月25日水曜日

ベトナム中南部サイクリング 2日目 Tam Ky - Quang Ngay - Duc Pho (2026年1月)

2026年1月11日(月)Tam Ky - Quang Ngay - Duc Pho 

 7:30起床。気温17度。今年はこの時期ベトナムに寒気が入り込んで、気温が低めの日が多いようです。準備編にも書きましたが、1月は北東風が吹く時期で、ダナンあたりは雨季は終わっていますが曇りの日が多く、時折雨も降ります。クイニョンあたりまではあまり天気が良くないかもしれないと予想し、最初の数日は距離を稼ぐ計画です。この日はクアンガイは泊まらずに通過し、その先のDuc Phoあたりで泊まるつもりです。

朝の天気は曇りで、宿の前の屋台でパインミーとコーヒーで朝食にします。部屋に戻って支度をしていると晴れてきました。気温が20度くらいで寒いので上に雨具を着るつもりでしたが、晴れると今度は暑くて、夏のウエアにフェイスマスクをすることになります。緯度が低くて日差しが強烈で、気温20度でも日差しの有無で感覚が全く異なることがわかりました。自転車に油をさして9時10分出発。

ホテルからみたTam Kyの街並み

宿泊したAnh Huyホテル

今日は国道1号線をひたすら南へ走る日です。しばらくするとまた曇ってしまいましたが、身体が温まってきていますのでそのまま走り続けます。フルコンテナを積載したトレーラーや大型トラックが多いです。2.5車線のうち右側の0.5車線は実質的に二輪車専用ですので、バイクと一緒に走ります。走るのに問題はありません。

統一鉄道 国道と並行して走っています。

国道1号線 始点から1032km ホーチミンまで859km

11時を過ぎて休憩場所を探しながら走りますが、うまく見つからず、そのうちに小雨が降ってきました。本降りになりそうな気配で、やりすごそうとクアンガイの手前15キロ位の 所で路肩の店に飛び込みます。ご飯はないが、ブンがあるということでブンボーを食べました。骨付き肉が一緒ですごいボリュームに見えます。食べている間に、とりあえず雨はやみました。

細かいことを言わないと、全部盛りで出てくることが多いです。

クアンガイは距離的に中途半端な位置になったので通過し、市街地を南に直線的にすすみます。結構大きい街だと思います。この辺から天気が良くなってきてまた晴れてきました。

クアンガイの街中にあった巨木

「北」「南」程度の意味しかない道標

途中Mo Ducでコーヒーブレイク。目指すDuc Pho には15:40に着きました。事前チェックで良さそうだったホテルが今一つだったので街の中心に移動し、Van Vu と言うホテルに決めたました。ホテルは国道に面していますが、建物は入口を入った奥にあり、とてもきれいな部屋です。料金は一泊30万ドン。その場でお金を払おうとしましたが、先に部屋へどうぞと言うことで、部屋に入って洗濯をして休憩です。

17時半になってお腹がすいてきましたので、夕食を食べに外に出ます。チェックインの手続きはまだしてくれません。街を歩いてみますが、なぜかお米を食べられる食堂がみな閉まっています。麺類を食べさせる店は開いています。結局、焼きそば(ミーサオ)食べて終わりにしました。ビールを買って帰ろうとしますが、隣のウィンマート(全国展開しているミニスーパーです。)で冷えたビールがありません。向かいの店で見つけて購入しました。田舎はいろいろ難しいです。(笑)


Tam ky 9:10 - Duc Pho 15:40 走行距離105km 

本日の走行記録

2026年3月24日火曜日

ベトナム中南部サイクリング 初日 Da Nang - Tam Ky (2026年1月)

2026年1月10日 Ho Chi Minh City  (空路) Da Nang - Tam Ky 

フライトに合わせて3時半起床です。

パッキングは前日に済ませていますが、スタンドを持っていくことにしたのでテープで自転車に固定します。持っていかない荷物をまとめてホテルに預けます。4時半にチェックアウトして、Grabで空港へ。ベトナム航空国内線発着は第3ターミナルに移動したためバスが使いにくくなりました。と言っても、今回は時間も早すぎるし自転車もあるのでバスは無理ですが。

空港の入口でラッピングサービスをしていたので、思いついて自転車をラッピングしてもらいました(10万ドン)。ガチガチに固定されたので、輪行と言う点では正解だったと思います。

ラッピングされた自転車

チェックインはスムーズで荷物の重量は14キロ。ベトナム航空の規則に従い自転車の持ち込みを事前に伝えてあったので預け入れに問題はなく、続いてセキュリティーを通過。中に入ったのが6時、腹が減って仕方がないのでフォーを大盛りで食べました。値段は市内の2倍位でしょうか。出発ゲートの前に移動。まだ時間が早いためかあまり混んでいなくて助かります。寒いので長袖を引っ張り出して着用です。

ボーディングはスムーズで、あまり混んでいませんでした。

9:30ダナン着。曇りでなんか寒いです。自転車を回収し、外に出て1番右端の喫煙所の近くで組み立てに入ります。ちょっと苦労しましたが1時間余りで組み立ては終了。ラッピングは正解でしたが、輪行袋の上からやったのは失敗で、輪行袋のあちこちが引っ張られて破れてしまいました。結果論ですが、輪行袋から出してラッピングすればよかったと思います。

組みあがった自転車。スタンドはやはりあるほうが楽です。


ダナン空港発11時。いよいよツーリング開始です。天気は曇りで全然暑くありません。気温20度位です。

空港の料金所を出て、大きい交差点で右へ曲がって南へ向かいます。ダナンは以前来たことがあり、今回は市内をぐるっと回るくらいで良いかな、などと考えていましたが、実際に走り始めると交通量が多くて市内に入る気がしません。

ここを右へ。ダナン市内はパスです。

橋を2つ渡ったところでだいぶ交通量が減ってきて左に五行山を見ながら走ります。五行山を過ぎたあたりで国道に出ますが、交差点を直進し海沿いの道に入ります。ここから海沿いの道を走ってクアダイビーチへ。道路からビーチは見えないのですが、ビーチに行く脇道があちこちにあり、見に行ったところレストランがあったので昼食にしました。天気は曇りで気温は20度台前半でしょう。さすがに観光客はほとんどいません。

閑散としたクアダイビーチ。

ココナツを注文。他には白人の旅行客が2組くらい。


ここから内陸へ向かえばホイアンですが、ホイアンも昔々に訪問していますし、距離的にも中途半端で、今回はパスして、タムキ(Tam Ky)に向かいます。

この後タムキまでの道はずっと直線で3車線の非常に走りやすい道でした。交通量も少なく、走りやすいです。周辺は湿地帯が多く、牛が放し飼いされています。あとなぜかお墓が多いです。しかし、さすがに40キロ以上同じような道を走っていると飽きます。休めるような場所もなく、結局タムキまでほぼ休みなしで走ってしまいました。

クアダイ橋を渡ります。

郊外の風景

道端で放し飼いの牛

タムキはそれほど大きな街ではないようです。市街地に入って目についたコープマートの近くのAnh huy ホテルに飛び込みで交渉し、部屋を確保しました。34万ドンです。

シャワーを浴びて行動着の洗濯をした後、夕食を取りに外へ出ます。食堂があまりなくて、ビアホールみたいな店がやたらたくさんあります。鶏飯(コムガー)を食べて、ビールを買って部屋に戻りました。


ダナン空港11:30 ー Tam Ky16:10  走行距離74km

本日の走行記録


2026年3月23日月曜日

ベトナム中南部サイクリング 出発まで (2026年1月)

2026年 1月7日(水)

成田空港から吉祥航空便で上海経由ホーチミンに入りました。ホーチミン到着は深夜近くの時間で、空港の近くのホテルに宿泊します。

自転車本体と荷物の大半はすでに定宿に預けてありますので、荷物は多くありません。

空港近くでの宿泊ですが、IBISホテルおよびその周辺の小さなホテルが便利です。付近はコンビニエンスストアがたくさんあって深夜でも買い物ができます。ちょっと慣れが必要かもしれませんが、荷物が少なければ、国際線の到着ロビーから歩いていけます。


2026年1月8日(木)

朝、空港から定宿にしているホテルへバスで移動します。ホテルは旧7区にあり、都心で乗り換えが必時です。乗り換え時に、近くにあるMobifoneのオフィスで期限切れになっているSIMカードの更新を行いました。

旧7区にホテルをとっているのは、私の個人的な事情によるもので、特別な理由があるわけではありません。便利さで言えば、ベンタイン市場からオペラハウス周辺の都心の方が良いと思います。

定宿に着いて荷物を置き、再びバスで都心へ。両替を行います。ベンタイン市場の脇にあるレートが良い両替商で多めに両替しました。足りない分はカードのキャッシングで補うつもりです。

宿に荷物を預ける件ですが、初回にBooking.comで予約した時に、宿と直接やりとりできる機能を使って、自転車関係の荷物を預かってもらえるか確認しました。OKという回答が来たので、最初に宿泊した時に自転車と荷物を運びこんで、一ヶ月弱置かせててもらいました。今回は、日本から持って行って自転車旅行には使わない荷物を置いていきます。

午後は荷物のパッキングを検討します。ホーチミンは1月でも半そで一枚で過ごせますが、ダナンはこの時期20度前後です。どのくらい衣類を持っていくか悩みます。ただ、衣類は旅先でも購入できますので、いざという時にはなんとかなります。スタンドは無くても良いでしょう。走行時に輪行袋が邪魔ですが、ステムの上にしばり付けられそうです。

ホテルの周辺はなじみのあるエリアで、夜はぶらぶら散歩してすごしました。気温が低くて快適です。

行きつけのカフェでシントーボーを飲みます。


2026年1月9日(金)

朝が涼しいです。どうも、ベトナムには寒波が来ているようです。ホーチミンで最低気温が18度になり、ニュースになっています。

荷物に長そでのアンダーシャツを追加することにしました。

その後は自転車の梱包作業です。基本的には普段の輪行と同じですが、飛行機なのでがっちり固める必要があり、日本から養生テープと布を持ってきています。リヤディレイラーは外して布で包み、テープでシートステイに固定します。ペダルも外して、袋に入れて固定。段ボール箱を近所で調達してきて、クッション代わりに両脇を包み、すきまにヘルメット等とサドルバッグをいれて、全体をテープで固定します。養生テープが役に立ちます。梱包用テープでももちろんできますが、はがすときに糊が残ることがあったので、できるだけ養生テープを使うようにしています。最後に輪行袋に入れて終了。1時間くらいの作業でした。

ホテルに置いていく荷物をパッキングして、帰ってきたときの部屋を予約します。

これで出発準備は終了です。

早朝の出発に備えて、夜は早めに寝ました。


2026年3月17日火曜日

ベトナム中南部サイクリング 準備編 (2026年1月)

 2026年の1月から2月にかけて、ベトナム中南部を自転車で旅行しました。1月7日入国、2月6日出国、実際の自転車旅行は1月10日~2月3日の24日間です。

最初に、今回の自転車旅行をとりまく諸事情について、簡単にまとめます。

1.事前経験 

最初に私自身の背景を簡単に説明します。

年齢:この旅行をしたのは2026年1月です。すでに、前期高齢者入りしていました。

自転車:学生時代からツーリングをしていました。途中あまり乗らない時期もありましたが、ここ10年ほどはそこそこ乗っています。国内では自宅周辺を中心にロードバイクに乗ります。時々泊りのツーリングに出かけます。

外国滞在:比較的豊富です。もともとバックパッカーですし、仕事での出張も多くありました。東南アジアが好きで、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナムは月単位での滞在経験があります。

ベトナムでのサイクリング:今回のツーリング前に、ホーチミン市からの短いツーリングは経験しています。また、ここ数年間は年に数ヶ月ホーチミン市に滞在し、市内では日常の移動を自転車で行っていました。

2.ルートの検討

1月にホーチミン市をベースに一か月弱の日数で走ることを考えました。

ベトナムの1月は北東モンスーンが吹く時期です。熱帯の南部は乾季で雨はほとんど降らない一方、亜熱帯の北部は気温がかなり下がり、雨も降ります。フエから北の地域は雨が多く天候が読みにくいので除外し、ダナンより南だけにしました。

右側通行で海沿いを走るので、北上したほうが海側の車線を走れますし、1月だと太陽が南側にあるので背面に太陽という形になりベターなのですが、そうするとずっと向かい風を覚悟しなければなりません。風速5mくらいでも、サイクリングでの向かい風と追い風の違いは明らかで、それが行程の間ずっと続く可能性もある、というわけで、北上はやめて、ダナンまで飛行機輪行して南下することにしました。自分自身、年齢のこともありどのくらい走れるのかよくわからないので、途中(ニャチャンかファンラン)までは海岸線を南下し、体調や消化日数の様子で中部高原に入るかどうか決めることにしました。結果として、ファンランの手前でメカトラが発生して中部高原は断念、メコンデルタをカマウまで走ることになりました。

3.宿泊

宿泊はすべてホテル・民宿(Nha Nghi)を利用しました。ベトナムは人口が多いので、山間部を除けば宿を見つけるのには苦労しません。私は宿泊地の街をぶらつくのも楽しみですのである程度の街に宿泊しましたが、国道沿いには田舎でもドライバー向けの宿が多くあります。自転車での移動ですので道中のトラブルの可能性を考えて予約はせず、事前(前日の夜など)にグーグルマップで宿泊地と評価の良い宿のあたりを付けておいて、当日の昼から午後に宿泊地を決めました。クイニョンやニャチャンのような大都市はネット予約、他はほとんど飛び込みでしたが、問題はありませんでした。地方都市ではネット予約に対応していない宿がたくさんあります。

今回、すべて個室(エアコン、バスルーム付き)に宿泊して、相場は20万~40万ドン、最高額が50万ドンでした。ベトナムの建物の構造上、小さなホテルには窓がない部屋が普通にありますが、私は窓がない真っ暗な部屋は好まないので、すべて窓がある部屋に宿泊しています。ホテルの受付にある価格表やネット予約で一番安い部屋は、窓がないことが多いです。また、直接予約よりネットの方が安い、というわけでもないようです。

都市部のホテルは、地上階か半地下が駐車場になっていることが多く、バイクを置いておくスペースに自転車を一緒に置かせてもらえます。ロビーに置いてくれるホテルもありました。到着時には自転車は屋外に停めてくれと言われたホテルもありましたが、頼めば夜はロビーに入れてくれました。夜も青空駐輪だったのは1回だけでした。

4.食事

すべて外食ですませました。自転車旅行の場合、朝食、昼食の場所が田舎の道路沿いの食堂になることが多いのですが、午前中だと開いていなかったり食べ物の種類がない(大体ブンボーがデフォルトである)することが多々あります。また、民宿(Nha Nghi)は、山間部を除いていたるところにありますが、基本的に素泊まりなので、周囲で食事ができるところがないと、夕食時に遠くまで自転車で出かけることになります。

幹線国道を走るなら、山間部を除いて食堂やカフェはいたるところにあり、飲み物や補給の心配はほぼないと思います。私は、500mlのペットボトル飲料(ポカリスエットが多い)をボトルゲージに突っ込んで、ビスケットを一袋フロントバッグに入れていましたが、ほとんどの日は余りました。

5.服装

私は、半そでのサイクリング用ポロシャツにアームカバー、パッドなしの長ズボンにインナーパンツ、フェイスマスク、サングラスが基本の服装で、2セット揃えて宿に着くと洗濯をしていました。純粋なサイクリングウェアではなく、街中でも違和感が無い服装にして、荷物を減らしています。他に、Tシャツ、短パン、下着、防寒対策の長そで上着を持ちました。実感として、とにかく日差しが強烈で、例えば、気温25度で、晴れていれば泳げますが、曇っていると上着が欲しい、という感じです。日焼け対策は必須です。また、ヘルメットのサンバイザーがついていて助かりました。

一方、1月だったので、ニャチャンより北は予想外に涼しく、晴れなければ雨具の上を着て走りたいくらいでしたし、夜は長そでの上着を羽織っていました。また、この時期に中部高原に入る場合は、夜の気温が15度くらいになります(ダラット周辺は12度くらいになります。)ので、寒さ対策は必要だと思います。安宿は防寒対策がありませんので、夜は冷えます。

6.自転車関係

日本から持って行った30年前のMTBを使いました。タイヤは26×1.5に変更してあり、チューブを一本持ちました。フロントバッグが装着できるようにしてあり、10Lのサドルバッグと併用しました。荷物はほとんど衣類ですので、これで問題ありませんでした。工具類は日本でロードバイクツーリングをするとき程度の装備で済ませました。

今回は、自転車および主要な備品は事前に現地に持ち込んであり、旅行終了後は知人に引き取ってもらったため、日本からの往復では自転車は運んでいません。現地でレンタサイクルと装備を借りた場合と同じイメージです。

私自身は自転車に関するこだわりは無くなってきていますが、今回ファンランの手前でこうむったフロントのチェーン落ちはその前にも何度も起こっており、プロショップの事前整備ではカバーできなかったもので、リアディレイラーのばねの劣化によるチェーンの張りの強度低下が原因ではないかと思っています。そういう意味で、今回のように最低限の工具であまりにボロい自転車は問題があると思います。

壊れたときの修理ですが、日本でいうプロショップレベルの店はホーチミンやハノイなどの大都市にしかありません。地方都市の場合、ドロップハンドル変速機付きの自転車を売っている店なら、ワイヤー式変速機の調整ができる人はいると思います。バイクと自転車を一緒に売っているような店(たくさんあります。)は、ちょっと頼りになりません。バイクの修理屋はどこにでもあり、パンク修理をお願いできます。まあ、自分でやればよいのですが。

日本で言うところの輪行について。陸路は私は実際に経験していないので想像でしかありませんが、鉄道は荷物車があればそのまま積めるはずです。問題は、どの列車に荷物車がついているのかよくわからないことで、今回は事前にサイゴン駅まで行ってみましたがよくわからず、結局飛行機輪行しました。また、日本の輪行袋に入れれば、鉄道でもバスでも車内に持ち込めると思います。ただ、扱いを任せた場合、特にバスはローカルな路線だとバイクをそのまま屋根に載せたりしますので、丁寧な扱いは望むべくもありません。なお、ベトナムの鉄道は、貨物輸送の扱いにすれば問題なく運べます。この場合は、木の箱に梱包して運びます。梱包は駅でやってくれます。お金と日数がかかりますが、選択肢としては十分に有りです。

飛行機は、ベトジェットエアの場合、オーバーサイズ荷物としての料金を別途支払います。この枠は、通常の預入荷物の枠とは別のものなので、枠を購入する際に注意が必要です。ベトナム航空は通常の預入荷物として扱ってくれますが、事前にベトナム航空まで知らせる必要があります。どちらもホームページに記載があります。今回、ベトナム航空の国内線を使いましたが、自転車持ち込みの通知について日本のオフィスに事前に確認したところ、代理店でチケットを購入した場合には代理店経由で行ってくれと言われました。OTA利用の場合どうすればよいのかわからず、ベトナム航空の公式サイトでチケットを購入しました。この場合はベトナム航空に電話で通知すればOKです。

7.コミュニケーション

旅行者が多いエリア以外では、英語はほとんど通じません。中国語は、私は話せませんが、ベトナムの人の中にはできる人がある程度いるようです。フランス語は今ではほとんど話す人がいないとのことです。

ベトナム語は、声調があり難しいと言われますが、実は声調だけでなく母音の数が多く、初心者が話してもまず通じません。読むのはアルファベットを使用しているのである程度はわかるようになります。

自転車で移動すると観光地以外のところにいる時間の方が圧倒的に多いので、言葉は通じないと思った方が良いです。現在は、スマホの翻訳ソフトがありますので、私は主なコミュニケーションはほとんど翻訳ソフトをつかって行いました。とても実用的だと思います。もちろん、片言の挨拶程度でもベトナム語で話すと喜ばれます。

考えてみるとそれほど意外というわけではないのですが、地方でも結構日本語を話す人に会いました。スタンドでコーヒーを注文して、「この椅子にすわってもいいのかなぁ」と日本語で独り言を言ったら、「いいよ。」と言われたこともあります。メコンデルタを渡るローカルフェリーの中で日本語で話をしたこともありました。皆、実習生で数年間日本で仕事をして帰国した人たちでした。 一時の楽しい時間を過ごせました。

8.予算

2026年1月時点で、1円=165~170ドンでした。自転車旅行の場合交通費がかからないのと、自転車旅行中は自転車に乗ることがメインで観光はあまりしないため、旅行中の経費は宿泊費と食費がほとんどです。経験から、1日100万ドン(6000円)あればなんとかなるだろう、とみて、自転車旅行の前後計1週間のホーチミン滞在も含め、一か月で20万円+予備費、という計画を立てました。非常時に備えてクレジットカードも持参しましたが、実際には計画より少なく済みました。

お金は、最初にホーチミンでまとまった金額を両替し、残りはWISEのデビットカードで支払う計画でした。実際は、デビットカードで支払うことはあまりなく、ほとんど現金払いになりました。現金がなくなったらATMで引き出すつもりでしたが、今回はその必要はありませんでした。

訪問時期の選択と現地交通事情については、別途記載します。





2025年8月29日金曜日

ベトナム・ニンビンでのサイクリング 2024年9月 (ベトナム編)

 2024年9月にベトナム北部のニンビンに行った際に、レンタサイクルを借りてサイクリングをしました。その時の記録です。

2024年9月

ニンビンは、世界遺産を抱えたベトナム北部屈指の観光地です。観光地はニンビン市街の周辺に点在しており、公共交通はあまり便利ではないので、ガイドブックではツアー参加(ハノイから日帰りで行けます。)やタクシー利用を推奨しています。しかしながら、自転車乗りとしてみると、サイクリングすれば何の問題もない、という感じがします。ニンビンのバスターミナル近くに宿をとり、レンタサイクルで回ることにしました。

9月27日(金) タムコック、ムア洞窟

ムーカンチャイからの夜行バスで早朝ハノイ着。そのままニンビンまで移動します。ニンビンでは宿に入れてもらえたので、洗濯をして、レンタサイクルを借ります。レンタサイクルは良いものではありませんが、坂もほとんどないし、とりあえずブレーキとタイヤはOKでまっすぐ走るので大丈夫でしょう。だんだん自転車へのこだわりがなくなってきています。

今日はタムコック訪問がメインの予定です。晴れていますが、それほど暑くはありません。南に向かって走り、途中の表示に従い西への道に入ります。最初は何もない感じでしたが、だんだん食堂や民宿が増えてきます。自転車のギアが軽くてスピードが出ないのですが、それでも30分くらいで着きました。結構な観光地です。

ボートのチケット売り場は少し手前にあるので、戻ってチケットを購入します。ボートは二人乗りで、一人だと二人分の料金を払わないといけません。相乗りしてくれる人を待ち、しばらくしてやってきたアメリカ人の男性と相乗り。ボートトリップは素晴らしい風景でした。最後の洞窟は増水でくぐれず、手前で引き返します。全部で1時間半くらいでした。



近くの店でコーヒーを飲んでしばし休憩です。

このまま帰るのもなんかもったいない気がして、なんとなくムア洞窟へ向かうことにしました。バイクも少ない田舎道を走ります。ところが、途中で走りながら不用意に左へよってしまい、追い抜きをかけてきたバイクにぶつけられました。明らかにこちらのミス。大したことなくて良かったです。

ちょっと補足しますと、バイクと一緒に自転車で走っていても怖さは感じません。ホーチミンのような大都会でもこれは同じです。基本的に、バイクや車は自転車を避けて走ります。ただ、日本のように自転車が優先という意識はないので、相手が予測していない動きをするとぶつかります。同じスピードでまっすぐに走るのが基本だと思います。

さて、ムア洞窟ですが、ここは洞窟は誰も入らずに皆展望台に登ります。最初に間違えて低い方の展望台に登ってしまいました。日本人に会いました。


そのあと本物の展望台に登ります。最後の部分は狭かったのですが、せっかくなので一番奥まで行きました。眼下には午前中に行ったタムコックのボートが見えます。


ここの展望台は結構な登りで、汗びっしょりになります。下りてからスイカジュースで一息入れました。

あとは、のんびりと走って、ウィンマートで買い物をして帰りました。本日の走行距離は22kmでした。

    本日の走行ルート

928日(土)

今日も良い天気。宿でラーメンを食べて、9時前に出発。今日はチャンアンとホアルーに行きます。

最初はチャンアンへ。市街地を抜けてチャンアン通りに入るとすぐに風景が変わってきます。しばらく走っていると、道路の両側はぼこぼこした岩場と水の風景。道路もやたら広くて車が少ないです。なんかサイクリングに最適で、おお、ニンビン凄いじゃないか、という感じ(笑)。30分余りでチャンアンのボート乗り場に着きました。ここは公式の駐車場があります。


こちらはベトナム人がとても多いです。団体客がメインなようで、すごい数のボートがあります。こちらのボートは4人乗りで、相乗りが普通なようで、待っていると係員の人がアレンジしてくれます。私もベトナム人グループの船に同乗させてもらいました。



ボートトリップは水路を進んで洞窟を2回くぐり、お寺があるところで上陸して休憩し、往路を戻ります。途中にカフェのある休憩所が何ヶ所かありますが、ツアー参加者専用施設のようで、個人販売のチケットでは立ち寄りません。


タムコックとはちょっと雰囲気が違って、こちらは手漕ぎです。タムコックの足漕ぎは漕ぎ手は楽だと思いますが、見映えはあまり良くないです。チャンアンは世界遺産地域なので、評判を考えてやり方を変えているのかもしれません。

私が相乗りしたグループは7人で、別の船に同年配の日本人カップルがいました。友達なんだそうです。ベトナム人と一緒にいる日本人はちょっと珍しいですね。

トリップは2時間ほどで終わって、コーヒーを飲んで揚げパンを食べて休憩。

暑い時間になってきましたが、ホアルーに向かいます。道路沿いの景色は相変わらず見ごたえがあります。。

ホアルーは史跡ですが、説明が少なく分かりにくいです。うろうろしていると、お寺の遺跡が2つとお墓があることがわかってきました。このお墓に行くのにまた長い石段を登って汗びっしょりになります。


状況が掴めてきてからは改めて見直したりして楽しみました。

終わってから、自転車を置いた店で食事をとります。焼きそばを食べるけど、あまり美味しくない。セブンアップの価格がせこい。まあ良いですけど。

さらに奥のバイディン寺の方に走って行ってみますが、3km先のT字路より先は景色がイマイチに見えましたし、暑いので引き返しました。帰り道も風景を楽しみながらサイクリングできました。今日はこれで終わり。本日の走行距離は34kmでした。

本日の走行ルート

ニンビン周辺は、予想通り、自転車で回るのが快適でした。もし再訪する機会があったら、タムコックに泊まろうと思います。ツーリストエリアですが、泊まるところはたくさんあるし、ローカル系の食事の問題もありません。そして、良さそうなレンタサイクルがあちこちで準備されていました。今回私がたどったルートは、タムコックに宿泊すれば一日で回れると思います。タムコックに宿泊するなら中心(船に乗る場所)に近い方が便利です。


2025年5月6日火曜日

竹森林道


 2025年5月5日(月) 竹森林道


竹森林道は、塩山と奥多摩を結ぶ国道411号線の柳沢峠から西に延びる道で、鈴庫山林道を経由して塩山の玉宮というところにつながっています。閉鎖になっていることが多く、なかなか機会が得られませんでしたが、今回ようやく訪問できました。

林道を上るか下るか、ですが、どの程度の傾斜の坂が続くのかよくわからず、とりあえず最初は下ってみようか、ということで、柳沢峠までは国道411号で行くことにしました。

自宅を9時発。塩山から411号に入り、柳沢峠まで順調に上ります。411号の甲府側は付け替え工事が終了して、峠までずっと斜度10%以下の広い道が続きます。昔のヘアピン連続の面影はありません。ゆっくり淡々とペダルを回します。最後にループを2回こなして、柳沢峠着12時。

柳沢峠の茶屋
休憩して林道の入り口を探します。茶屋の裏に無料駐車場とトイレがありますが、ここに行く道が竹森林道でした。他に分岐はないので間違うことはないでしょう。

ここが入口。甲府側から来ると茶屋の先です。

すぐに市営駐車場があります。

竹森林道の表示

柳沢峠の標高は1472mだそうで、林道に入るとさらに登ります。と言っても、最初の数100m急坂があった後は、平坦になります。最高地点は1560mくらいだと思います。左下に、国道411号線が見えます。少し進むと切通しがあって、そこを抜けると甲府盆地の大展望がありました。

眼下に見えるのが国道411号線

甲府盆地の展望

バイクツーリングの単独旅行者が椅子を出して休んでいます。私も自転車を降りて挨拶をして、写真を撮りました。ここの展望はなかなかのものです。

この先は、林道の下りになります。車も来ない道をどんどん下ります。全体として舗装もきれいで、傾斜も緩めです。最初の方で一カ所10%オーバーの場所があった(舗装が異なっている)のと、一カ所登り返しがありましたが、道に岩や木の枝が落ちていることも少なく、ブレーキは使うにしても林道の下りとしては快適な方だと思います。この程度の傾斜なら上りでも楽だな、次は登ってみようかな、411号の下りは快適だからな、などと思いながら走っていました。

上部はこんな感じのところが多かったです。

やがて、鈴庫山林道に突き当たり、ここは左へ曲がります。右へ行くと、141号の旧三富村役場のあたりに出るはずですが、そちらはまた後日。

鈴庫山林道に突き当たります。

鈴庫山林道を降りていきます。
路面が少し汚れてきましたが、引き続き快適に下ります。そのまま塩山市内にでるのか、と思っていましたが、集落に出る手前あたりから傾斜が急になりました。そのまま玉宮の集落に出ますが、引き続き急傾斜。林道からブレーキを使いっぱなしなので結構疲れます。かなり下で道路が2車線になるあたりまで、急傾斜が続きました。

つまり、登る場合、玉宮の集落から鈴庫山林道の途中くらいまで10%級の坂が続き、竹森林道に入ってからはまあまあ平和、ということになります。個人的にはそのうち一度くらいは行くかな、という感じでしょうか。

後は、国道411号線に合流しますので、そのまま下れば塩山駅です。


この日の走行距離は76kmでした。なお、林道区間ですれ違った車は軽トラ1台だけでした。