2026年7月27日月曜日

ビーナスライン 2日間 初日

茅野市を起点として、蓼科高原、白樺湖、車山、霧ヶ峰、美ヶ原を結ぶビーナスラインを走ってきました。

山梨県在住者にとっては身近なエリアですが、あまり行く機会が無く、今回も最初は今年初の猛暑日を避けようと霧ヶ峰に行くことにして出発したので、意図してチャレンジしたわけではなく結果としてビーナスラインを走った、というのが事実です。


2026年7月14日(火) 甲府 6:30 - スズラン峠 13:30 - 霧ヶ峰 15:30

甲府は今日から3日間猛暑日予報がでました。家にいても暑いですし、梅雨前の晴天、逃すには惜しい、ということで、霧ヶ峰の宿を確保して、甲府を6時半に出ました。

白樺湖に直接上がるかスズラン峠に行くかは現地で決めることにし、とりあえずは芹ケ沢の分岐を目指します。富士見までは国道が最も効率よく登れますが、平日の朝の通勤時間帯に架かることを考慮し、韮崎から県道17号経由で向かいます。韮崎市内はすでに交通量が多く、何度か信号で車列にひっかかりました。

県道17号から甲斐駒ヶ岳

いつも通り日野春駅で休憩し、原村のたてしな自由農園に着いたのが10 :20。ベーカリーのパンやソフトクリームを食べてゆっくりし、11時発。なんだかんだと考えましたが、結局スズラン峠に行くことにしました。白樺湖に直接上がるよりも300mほど余分に上ることになりますが、時間がありますので、ゆっくり行けば大丈夫でしょう。

広域農道から見る蓼科山

芹ケ沢の分岐でビーナスラインに入ります。ビーナスラインはもっと下の茅野市街地が起点ですが、ここまでの間はお店や人家がある普通の道です。太陽が真上に来て日影が少なくなり、暑くなってきました。

蓼科湖12時着。前回来てから数年は経っていますが、記憶にない道の駅ができています。持参のおにぎりを補給し、出発。

蓼科湖
この付近から親湯入口あたりが傾斜がきつい区間で、その後はそれほどでもありません。龍源橋を過ぎて、記憶にあった水場を発見。ここは逃せません。冷たい水をたっぷり飲んで、生き返ります。 足が攣りそうになってきたので、早めに芍薬甘草湯の錠剤をのみました。

龍源橋の先、登り右手にある水場。(道路の反対側に駐車スペース有り)

女の神展望台にて

スズラン峠通過13:30。この先、白樺湖までは直接下るルートと女神湖を経由するルートがありますが、今日はこれまで行ったことのない直接下るルートへ。車もほとんど走っておらず、樹林帯の中を直線的に標高差330mをあっという間に下ります。最後は女神湖からの道に突き当たり、白樺湖畔へ。

スズラン峠

補給が切れてお腹がすいてきましたが、そのまま登りに入ります。この先はしばらくの間、草原地帯を走ることになり、日陰がありません。途中展望台で写真を撮りながらゆっくり上り、車山スキー場のリフト乗り場に14:10着。ラーメン屋があったので、お邪魔しました。食事をかねて30分休憩です。

白樺湖と蓼科山

この先も車山の肩まで登りで、白樺湖畔から380mほど登ることになります。その先は霧ヶ峰の宿まで下りです。

霧ヶ峰は、子供の頃両親が良くスキーに連れてきてくれた場所です。スキー場はビーナスライン本線から少し外れますので車で通った記憶がなく、夏に来るのは今回が初めてかもしれません。今でも営業しているようですが、本当に小さなスキー場です。スキー場周辺は平地でグランドなどの運動施設があり、あー、こんなところだったんだ、と思いました。宿(霧ヶ峰ヒュッテ)着15:30。スタッフのおじさんが、ここでこんなに暑い日は珍しいよ、と言っていたのが印象的でした。

霧ヶ峰スキー場。

洗濯機が使えないか聞いたところ、こちらでやるから出してくれ、とのことで、出しておいたら、夕食の時には乾いたものを返してくれました。さすがに疲れており、温泉に入ったら食事前から半眠状態。夕食を食べて、明日のルートを検討して、寝ました。

天気が明後日の午前中までは持つようなので、明日はビーナスラインの終点から歩いて美ヶ原を横切り、松本に降りて塩尻峠を越えて諏訪に泊まることにしました。


2026年7月22日水曜日

琵琶湖一周(ビワイチ)2日間 2日目

 2026年5月19日(火) 近江舞子6:45 - 長浜 16:15

6:45出発。涼しい朝の空気の中、蓬莱からは低速ルートをのんびり走ります。堅田の街が近づくにつれて建物が増えてきて、湖西線の山側を走るようになり、そのうちに道路のペイントを見失ってしまいました。まあいいや、と思い、とりあえず琵琶湖大橋に向けて走ります。端のたもとは道路が入り組んでいますが、適当に走って橋の南側に出たら上級ルートのマークがありました。この先しばらく上級ルートを走ることになります。おなかがすいてきたので、コメダ珈琲に避難して朝食をとります。モーニングのほかにサンドイッチも注文して、少し食べすぎました。

近江舞子の風景。奥の山は比良山かな?

後日確認したところ、堅田から浜大津にかけての区間、低速ルートは山側にとられていて、いくつかの観光地を経由しているようです。そうとは知らない私は、単純に湖岸に沿って走れば良いのだろうと思っていたので、結果として交通量が多い上級ルートを浜大津までずっと走ることになりました。

浜大津から先は、湖岸の公園の中に入ります。ここから瀬田の唐橋までは、2年前に宇治でミニベロをレンタルして走ってきたことがあります。とても良いところで、このあたりに住んでいる人がうらやましくなります。

浜大津なぎさ公園

大津におの浜

ルートに沿って近江大橋は渡らずに南下。瀬田の唐橋着10時。渡った先で写真を撮りました。

瀬田の唐橋にあるモニュメント

ここがビワイチの南端なので、この先はずっと長浜まで北上することになります。少し行くと橋→公園のようなところ→橋、という場所があり、なんだこれは、と思いましたが、要は、道路が島を経由して通っているようです。不思議な感じがしました。その後、琵琶湖大橋を過ぎると、写真でよく見るビワイチのモニュメントがあります。でも、このエリアには他には大したものはなく、え、これだけ? という感じでした。

ビワイチモニュメント

今日はこのまま長浜まで走れば終わりで、夜は長浜に宿泊しますので、時間の余裕はあります。せっかくですので、近江八幡の八幡堀に立ち寄ることにしました。ビワイチルートを外れ、道標に沿って八幡堀に向かいます。到着12時半。堀の景観と付近の古い街並みを楽しむことができました。平日ですが結構観光客が来ていました。もちろん私もその中の一人ですが。

八幡堀

古い建物も残っています

この先、ルートは内陸を経由しますが、私は沖島を見たかったのでサブルートに入りました。

沖島です

あとは、湖岸沿いに少々単調な道をずっと走り、長浜駅西駐車場に着いたのは16時過ぎでした。

本日の走行距離は122kmでした。


以下、初めてのビワイチの感想です。

・サイクリングとしては、湖北エリアが最高でした。一日目は時間が余ってしまい、余呉湖や奥琵琶湖パークウェイに行けばよかったな、と思いました。

・大津から米原の間は、サイクリングよりも観光を楽しむエリアだと感じました。山梨から来ると見たい場所がたくさんあります。折り畳み自転車持参で再訪したいと思います。

・もう一度ビワイチをするなら、北湖一周(150kmくらいだそうです。)がちょうど良さそうです。


2026年7月20日月曜日

琵琶湖一周(ビワイチ)2日間 初日

 ビワイチに行きました。

なかなか機会が訪れませんでしたが、堅田在住の友人に会うことを先に決めて、その前後で天気の良い日に走ることにし、無事に行くことができました。

初めてなので、ノーマルルートを一周します。200kmで坂がほとんどないらしいので、日帰りもできそうですが、はるばる訪れて一生懸命走るだけと言うのももったいない気がして、2日かけることにしました。車は長浜の駐車場に置き、初日は近江舞子、2日目は長浜に宿をとりました。

前日の夕方に甲府を出て、中央道から名神に入り、養老SAで仮眠、早朝6時くらいに長浜駅西駐車場に着きました。


2026年5月18日(月) 長浜7:00 - 近江舞子15:00

駐車場の一番奥に車をとめて、のんびりと準備、7時に出発です。

とりあえず湖岸に出てみると、道路に青い線が引かれています。これがビワイチの目印のようです。

ビワイチの表示と道路の青い線

しばらく海岸沿いに北上します。沖合に島が見えます。内陸に入って川に沿って走りますが、蒼い線を見失いました。そのまま進むと国道との交差点に出ました。ここは明らかに左で先はトンネルですが、ビワイチの青線がありません。なんか違うな、と思い周辺を回ってみたら、川の対岸の道に青線がありました。こちらは国道をくぐっています、青線に沿って走ると、賤ケ岳古戦場入口を過ぎて道は上りになり、やがて短いトンネルをくぐりました。こちらはおそらく旧道でしょう。

竹生島でしょうか

賤ケ岳古戦場の入り口

賤ケ岳トンネルの旧道

トンネルを出ると眼下に琵琶湖が見え、すぐに下りになります。下り切ってから湖岸沿いの道へ。回り込むと近江塩津の街です。このあたり、静かで雰囲気の良い場所です。ビワイチルートは国道を回避して田んぼの中の道を走ったりするので、とても気持ちが良いです。全く車が来ません。程なく、田園地帯から湖岸に出ます。この辺りは湖水もきれいです。

トンネルを出たあたりの風景

実に気持ちの良い場所です

梅津大崎着9時40分。何かあるのかと思っていましたが、行ってみたら船着き場と公園しかありませんでした。本日の宿まであと40kmくらいなので時間が余ってきて、どうしようか考え始めます。休憩していたら、リカンベントが走ってきました。普通の道を走っているのを見るのはおそらく初めてです。

船着き場

湖北は水がきれいです。

梅津大崎の公園

岬部分を回りこむとマキノ町で、上級ルートと低速ルートが分岐しています。ここまで走ってみてノーマルルートの方が面白そうな感じなので、低速ルートに入ります。

道は古い街並みの中を通っていて、とても雰囲気の良いところでした。湖岸沿いの石積みも保存されていて、見に来ているサイクリストに会いました。

街並みを抜けると、松林の中を通るようになります。湖岸には園地や浜が点在し、気持ちの良いサイクリングが続きます。交通量はとても少ないです。車は幹線道路に行くのでしょう。低速ルートにして正解でした。

松林の中に道がのびています。

今津を過ぎて、上級ルートが合流し、安曇川に向かいます。そろそろおなかがすいてきましたが、食事ができそうな店がほとんどみつかりません。安曇川でようやくカフェをみつけて、昼食休憩にしました。11:30着。

立ち寄ったお米カフェ

外観はこんな感じです

本当にこのあたりのことは何も知らないのですが、高島はお米の産地として有名なようです。このカフェのメニューはおにぎりやおはぎがメインで、私もおにぎり定食にきなこのおはぎとコーヒーをつけました。

宿まであと15kmくらいしかありません。普段甲府周辺で坂道ばかり走っているので、平地だけのルートだと予想よりも進み方が早く、どうも時間があまってしまいます。とりあえず、白髭神社で時間をつぶすことにして、12:40発。

到着した白髭神社は、湖水の中に鳥居があって独特の風景です。なかなか面白い場所でした。ただ、予想したほど規模は大きくなく、まだ時間があるので、乙女の池を見に2kmほど戻りました。その後、宿がうまく見つからず迷ったりして、結局近江舞子の宿(ジェイホッパーズ琵琶湖ゲストハウス)に着いたのは15時でした。

自転車専用レーンがあるのは珍しいです

白髭神社

海に浮かぶ鳥居

宿ではドミトリーの部屋なのでまず寝床を確保し、洗濯機で洗濯。16時になると風呂に入れるので入浴。ちょっと苦労したのは夕食で、この宿の周辺には店がありません。(湖岸沿いには観光施設があるので、観光シーズンは食事ができるのかもしれません。)宿のスタッフに教えてもらった焼肉屋に行ってみたのですが休みで、結局志賀駅まで自転車で走ってようやく夕食にありつきました。

本日の走行距離は91kmでした。


2026年5月6日水曜日

ベトナムの道の自転車での走り方考察(2026年2月時点)

 ベトナムの道の自転車での走り方考察(2026年2月時点)

ベトナムでの自転車での走り方について考察してみます。なお、ベトナムの交通法規に関する知識はあまりなく、実際の経験からでてきた事象です。

ベトナムでは交通法規が守られない、とよく言われますが、これはある程度事実です。細かい交通法規より、車もバイクも相手の動きを予測しながら走っている感じがします。したがって、事故になるのは、交通違反をした時ではなく、周囲の予測に反する動きをした時です

同じ速さでまっすぐに進むのが一番安全です。そうすれば、後ろから来る乗り物は勝手に追い越していきます。進路を変更したいときは、時間をかけて行います。 危険なのは、後続車が予測できない不安定な動きです。例えば、周りを見ながらフラフラ走る、突然Uターンする、などの行為は非常に危険です。

日本にいると優先道路と弱者優先の感覚が身についていますが、この2つはベトナムでは通用しません。例えば、脇道から広い通りに出てくるバイクは、通常一旦停止をしません。なんとなくスルスルという感じで出てきます。ほとんどの場合、広い通りを走っているバイクをまともに見てさえいません。広い通りを走っている側も、脇道からバイクが出てくることを常に意識しているので、スピードを出しません。日本の感覚で、広い通りの右端を優先道路のつもりで走っていると、ぶつかります。また、基本的に、大きな車が優先です。出くわしたりしたときに譲るのは小さい方です。弱者優先の感覚で動くと危険です。ただし、他の東南アジアの国と違い、乱暴な運転はほとんど見ません。

日本で車を運転する人にはバイクの運転経験が無い人が多いですが、ベトナムはほぼ全員がバイクの運転を経験しており、車の運転手は二輪車の特性を理解しています。自転車も二輪車なので、その点は日本より安心できそうです。

まとめると、道路の右側を、脇道から出てくるバイクに注意しながら、まっすぐに一定のスピードで堂々と走っていれば、まず問題はありません。バイクや車は勝手に追い抜いていきます。現地在住の人が「自転車に乗っていて事故にあう気がしない。」と書いているのを見たことがありますが、今ではその感覚は理解できます。

他に気付いたことを列挙します。

・複数車線の場合、一番右側の車線はバイク車線になっていることが多く、自転車もここを走ります。幹線道路はほとんどがそうで、自動車用の車線しかない日本の道路よりもはるかに走りやすいです。地方に行くと狭い2車線道路もありますが、走っている車の台数が少ないので問題になりません。

・交差点で信号待ちをするとき、右端を空けます。これは、バイクは赤信号でも右折可の場合が多く、通りやすくするためです。日本のように端に止まると、右折するバイクが次々にやってきて怖い思いをします。

・大きな交差点(十字路)は2段階左折が基本です。一方、ベトナムの交差点で直進と左折のバイクと車がごちゃごちゃになっている動画がよく話題になりますが、あの状況下では、周りのバイクと一緒に動けばよく、自分だけ周囲と異なる動きをすると危険だと思います。

・ラウンドアバウトの通過に関しては、車・バイクと一緒に流れに乗って走るしかありません。右から侵入してくる車が優先です。ラウンドアバウトの中では、次の出口から出ない場合は内側を走るようにします。端によると次の出口で出る、とみなされますので、端を走っていて出口付近で転回ルートに戻ろうとして中に向かうと、後ろから来る出口に向かうバイクとクロスする形になり追突されます。慣れないと怖いですが、周囲のバイクも自転車に注意を払っていますので、堂々と走れば大丈夫です。

・後ろからクラクションを頻繁にならされますが、これは「どけ」ではなく「抜きますよ」という合図です。クラクションを聞いて端によけようとすると返って危険で、そのまままっすぐに走り続けるほうがよいと思います。慣れないうちは本当にうるさいですが。

・日本では車が多いとすぐ裏道に入る私ですが、ベトナムでは裏道はあまりお勧めしません。ホーチミン市の郊外でも、突然未舗装の道がでてきます。雨の時期だと悪路の様相を呈しています。

・走っていて出会う可能性がある最大の障害は、車ではなく、道路工事だと思います。今回サイゴンからゴーコンに向かう国道60号線で数キロにわたって道路工事が行われていて参りましたが、交通量が少ない道路だと、複数車線の道路全部を何キロにもわたってはがしていたります。こうなるとダートを走るしかなくなるわけで、乾いていれば埃だらけ、雨が降ったらグチャグチャになります。

現実には、自転車旅行の場合、ほとんどの時間は都市部ではない幹線道路を走ることになります。自動車専用道が無いエリアでは大型車両が多く走っていますが、走行レーンが実質的に分かれているので、日本のようにトラックに接近される怖さ、というのはあまりありません。また、バイクはとても多いですが、自動車はまだまだ少ないので、ひっきりなしに車に抜かれる、という感覚を味わうこともほとんどないです。総じて、快適なサイクリングができると思います。



ベトナムをサイクリングする時期に関する考察(2026年2月時点)

 ベトナムをサイクリングする時期に関する考察(2026年2月時点)

全体的な傾向に関しては、専門的なサイトやAIでの問い合わせでかなり精密なデータを得られます。ここでは、南部を中心に私自身の情報収集と経験から考察してみます。

1.風向き

今回、ダナンからカマウまではほぼ追い風でした。ファンランあたりまでは北風、ファンティエット以降は東風で、海岸線に沿って吹くイメージです。メコンデルタでは、内陸部では午後になると海から南東の風が吹きました。風は中部高原を含む内陸部では弱まりますが、海岸線では無視できない強さだと思います。特にファンラン周辺は強いようで、風車がたくさん立っています。

3月と4月は季節の変わり目で、5月になると南西モンスーンになるので、風向きが逆になります。

2.天気と降雨

南部は、北東モンスーンの時期は乾季になります。南部の乾季は、毎日晴れで、雨はほとんど降りません。私は今回の旅行中、降られたのはクアンガイでの数時間のみで、全工程を通して雨具は使用しませんでした。

南部の乾季は4月末くらいまでですが、5月中もまあまあ晴れます。ただし、3月に入ると非常に暑くなります。暑さが大丈夫なら、5月まではサイクリングできます。

南部に限らず、雨季は、スコールがきついです。日本の夕立のような豪雨が日常的に降ります。1、2時間で上がるので観光ならやり過ごせばよいのですが、サイクリングで田舎を走っていたりすると逃げ場がありません。道路の冠水や未舗装エリアの泥沼化は普通にあり、走れなくなります。

ニャチャン周辺は、9月から12月が雨季となります。3月から乾季と書かれているガイドブックもありますが、実際には1、2月も雨はほとんど降りません。逆に、7月8月は結構降るイメージがあります。

フエより北に関しては、長期滞在の経験がないのでよくわかりません。ハノイは一般に冬が乾期で夏が雨季と言われますが、以前12月に行ったときには雨は降りませんでしたが湿度が高く寒かったです。Vinhからフエにかけてのエリアは、1、2月あたりは結構雨が降るのではないかと思います。2月にドンホイで雨に降られたことがあります。ハノイの夏は、気温は日本と変わりませんが湿度が日本より高く、日中外に数時間いるだけで汗でずぶぬれになります。観光でしか行ったことがないですが、サイクリングはしたくないですね。秋は台風に注意が必要です。いずれにせよ、熱帯の南部とは異なり、乾期、雨季が明確には分かれていないのではないかと思います。

3.台風の影響と水害

9月から12月にかけて、ファンラン付近より北では台風が来ます。2024年はラオカイからハノイにかけて大洪水になりました。昨年は、ハザンの交通が遮断され、旅行者が閉じ込められています。また、豪雨による水害も頻発しており、昨年はホイアンが長期にわたって水没しました。

ベトナムでは水が引けば道路の土を取り除いて交通は復旧するので、数日間我慢すればとりあえず走れるようにはなります。しかしながら、運悪く台風に遭遇した場合、タイトな日程で来ていると厳しいものがあります。

4.いつが良いのか。

ダナンより南だけなら、乾期の1月がベストだと思います。ダナンから南に向かう方が追い風になるので楽です。ホーチミンから北上する場合は、ファンラン周辺を避けて内陸部を走り、ダラット経由でニャチャンに出る方が良いでしょう。その場合、ダラット周辺での寒さ対策をお忘れなく。

ハノイ~ホーチミンは、3月がベストでしょうか。北上、南下、どちらも大丈夫だと思います。ただし、ホーチミン周辺は相当に暑いです。暑さが大丈夫なら、4、5月も走れますが、5月は風向きが変わるので北上するほうが良いです。6月以降は南部は雨季に入り、9月からは東部ニャチャン周辺も雨季、台風も来る、と考えると、6月以降は国を縦断して長距離を走るには適さないと思います。





2026年4月27日月曜日

ベトナム中南部サイクリング 24日目 Vinh Long - Ben Luc  25日目(最終日) Ben Luc - Ho Chi Minh city (2026年2月)

2026 年2月2日(月) Vinh Long - Ben Luc

5時50分起床。

早起きして、川沿いの散歩に出ます。とても気持ちが良いです。開いているお店を見つけて、フーティウを食べました。

ホーチミン市に戻ります。最初にメコンを渡らなければなりません。ヴィンロンの西側には橋が架かっていますが、だいぶ遠回りになりますので、今日もフェリーを利用します。これだけ川が広いと橋を架けるのは大変で、ローカルフェリーは今後も生き残るのではないかと思います。

ルートは国道1号線を基本に、あとは地図を見ながら適当に探します。都市部に近くなるとどこも交通量が増えて、下手に脇道に入るよりも二輪車車線が確保されている幹線国道の方が走りやすいということも起こります。

8時に出発しました。

最初のフェリー乗り場(Dinh Khao)まで4kmです。8:15着。

ここのフェリーは船体が大きいです。連続し2艘着岸しました。朝の通勤時間帯だからか、往来が多いです。

Dinh Khaoフェリー このぶら下げてある食べ物は何なのでしょうか。

混んでいます。

次のフェリー乗り場(Thoi Loc)までは16kmです。のんびり走ります。

交通量も少ないです。

最後に少し迷いましたが、無事にフェリー乗り場に到着しました。。ドンピシャのタイミングでフェリーが来ていて、すぐに乗船します。ここは短く、乗船時間5分でした。これでフェリーは終わりです。

Thoi Locフェリーは小型でした。

これでフェリー乗船も終わりです。

橋を渡ると交差点で、東西の道はグーグルマップでは幹線のように見えますが、見たところこの道はセンターラインの無い細い道です。そのままカイライ方面に向かうことにしました。しかし、こちらの道は2車線ですが、路面の状態が悪く車が多いです。

カイライの手前で右折してバイパスに入ってからまともに走れるようになりました。国道1号線に合流してからは、風もなくなり、距離を伸ばします。

タンアンに到着。今日は風もなくもう少し行こうと言う気持ちで、ベンルック泊まりに決めて、コーヒーブレイクをとりました。ベンルックのホテルにあたりを付けて、出発です。

ベンルックはホーチミンの中心から30kmくらいの郊外にあります。地図を見てもどこが街の中心かよくわからず、着いてみたら目を付けたホテルがあるのは中心から外れた新しい開発地域でした。ただまあ、ホテル自体は良さそうですし、明日は半日未満行程なので、そのまま宿泊することにしました。(5sao hotel  30万ドン)

近所にはあまり店がなく、夕食は自転車で出かけました。数百メートル走ると繁華街に出て、食べ物屋もたくさんあります。しばらくトロトロと走りますが、結局ソイガーとバインミーを買って、ついでにウィンマートでビールも買って、部屋に帰って食べました。


Vinh Long 8:00 - Ben Luc 14:50 92km

本日の走行ルート(記録ではありません)


2026年2月3日(火) Ben Luc - Ho Chi MInh city

6時半に起きました。今日は30kmくらいしかないので、朝からダラダラ過ごします。

9時15分発。

ここまで来ると、特に書くこともない、と言う感じです。日帰りサイクリングで何度も走っている道をのんびり走ります。グエンバンリン通りを都心に向かって走るのはもしかして初めてかもしれないな、などとしょうもないことを考えています。あまり早く着くと部屋が空いていない可能性もあるので、フーミーフンのシャトレーゼで休憩し、11:30に無事Victory hotel 2Aに着きました。部屋はすでに空いていて、無事にチェックインできました。

25日間の自転車旅行は、交通事故に会うことも無く、無事に終わることができました。各地で親切にしてくれた地元の方々に感謝です。全走行距離は1700km余りでした。坂が無いとはいえ、自分自身、この年齢(66歳)で普通に走れたのはちょっと驚きでした。

最初にベトナムに来た時、この国は自転車で旅するのがベストだな、と思いましたが、それから34年経って実際に走ってみて、あの時の感覚は間違っていなかったと思います。身体が大丈夫なら、再度走ってみたいと思っています。


Ben Luc 9:15 - Sai Gon 11:30 32km

本日の走行記録


2026年4月17日金曜日

ベトナム中南部サイクリング 23日目 Nga Bay - Vinh Long (2026年2月)

 2026年2月1日(日) Nga Bay - Vinh Long

2月に入りました。何が変わるわけでもありませんが、今回の自転車旅行は残すところあと3日です。トラブルなくホーチミン市に帰りたいものです。

今日はヴィンロンに泊まる予定です。ずいぶん昔から何度か訪問しているお気に入りの街です。広場のパブリックビューイングでSEAゲームスのサッカーの試合を見たり、アンビン島のホームステイに滞在したりしたこともあります。

6時半起床。外へ出ると宿の隣の店がすでに開いています。フォーを食べました。

のんびり準備をして8時出発です。

国道1号線を順調に走ります。さすがに国道1号線は家が途切れません。カントーが近づくこともあり、ずっと街が続きます。カントーの街には入らず、手前からカントー大橋を目指します。

カントー大橋は巨大な橋でした。間に中洲があって、2段構えになつています。途中に日本の協力を記録した埋め込みプレートがあったので、止まって写真を撮りました。

巨大なカントー大橋

日本の協力でできた橋です。

橋を渡り終わって少し行ったところで、コーヒーブレイクにします。今日は走行距離が短めなので、ゆっくりしました。

ここから20キロ、1時間余りでヴィンロンに到着です。

前回(と言ってももう7年も前ですが)泊まった川の近くのホテルはどうも廃業したようで、その近くの別のホテルに部屋をとりました。(Khanh Quynh hotel 25万ドン)

いつものようにシャワーと洗濯の後、外へ出て食堂で昼食をとります。川沿いにあったカフェはなくなっているようです。別のカフェでシントーボーを飲みます。気温は高くないのですが日差しが強くて、午後の早い時間帯は暑いです。買い物をして一度部屋に戻りました。

カフェで休憩

1時間ほど昼寝をし、夕方再度外出です。昼間は何もなかった川沿いの歩道は、夕方になると椅子とテーブルが並べられてカフェになるようで、椅子がずっと続いています。何か雰囲気が記憶と違うなぁと思いながら歩いていましたが、市場の近くに会ったアンビン島行のフェリー乗り場がなくなっていることに気付きました。西側の橋の向こうに移転したようなので、新しい乗り場まで散歩。その後戻って川沿いのチェアでコーヒーを頼んでくつろぎます。日没の時間帯を楽しむことができました。

川沿いの歩道にチェアが並びます。

新しい乗り場からのアンビン島行きフェリー

日没

景色の色合いの変化を楽しみます。

夕食はあまり選択肢が見つからず、焼肉(bo ne)を食べ、部屋でビールを飲んで寝ました。

Bo Ne。鉄板焼きです。 


Nga Bay 8:00 - Vinh Long 12:00 66km

本日の走行記録