穴子丼に満足して、多々羅大橋を渡り、大三島へ。
この橋は、支柱のところに柏木が置いてあり、これを鳴らすと音が反響して響きます。
多々羅大橋 |
道端にはレモンの木 |
サイクリングのメインルートは大三島をかすめるだけで通過していますが、私たちは、大山祇神社のクスノキの大木を見に行き、伯方の塩ソフトクリームを食べることにしているので、島を横断して西海岸に出ます。
ところがここで、寒気のためか空が曇って雨がぱらついてきました。あわててガソリンスタンドの屋根下に避難。
「ここで雨宿りしたら車が入れないじゃないか。」と話していたら、店の人に「すぐにやむから。」と優しい応対をしてもらいました。
やんできたので走りだしたら、雨はすぐに上がりました。もともと、とても狭い範囲でぱらついていただけのようです。
小さな峠を越えて、少し下ると大山祇神社に到着。
私たちは、大木を見に来たのですが、実はこの神社はすごく大きな神社でした。
大山祇神社 |
神社にもしっかりとサイクルスタンドがあります |
お目当ての木ではないけど、これも大きい |
お目当ての大木 |
樹齢3000年! すごいですね |
私は山梨で育ち、東京で仕事をして現在は山梨に戻っていますが、瀬戸内海の島々が過去には交通の要所としてとても栄えていたということが感覚的にわかっていません。
そのため、このような島でこのような大きな神社があると意外に思ってしまいます。
同じようなことは、翌日訪れたとびしま海道でもありました。
そういう意味で、今回の旅は、自分自身の認識を新たにすることができて、良い旅でした。
その後、伯方の塩ソフトクリームを食べに、伯方塩業大三島工場に立ち寄ります。 塩入りソフトクリーム、初めて食べましたが、これはなかなか美味ですね。癖になりそう。
大分時間が押してきました。もう4時近くなっています。
まじめに走らないと明るいうちに宿に着かないかも。
大島の村上水軍博物館も予定していましたが、今回はパスすることにしました。
大三島橋を超えて伯方島を通過、伯方・大島大橋を通って大島に入ります。
大三島橋 |
伯方・大島大橋 |
大島に入ってしばらく海岸線を走るのですが、左手の海が川のように水が流れています。
ホールができているところもあります。(カヤック用語ですみません。)
普段海を見ていない私たちにとってはなかなか凄い眺めです。
海流でホールが! |
やがて来島海峡大橋へ。 この橋は、とにかく大きかった。
間に点在する島を橋げた代わりにして、4つか5つの橋がつながっており、全部で4キロくらいはあったかな。
ちょうど日没に差し掛かる時間に通過したので、橋を渡りながらずっと夕陽を眺めていることができました。これはラッキーでした。とてもきれいでした。
来島海峡大橋 |
この橋の右側に自転車道があるので、ずっと夕陽を見ながら走りました |
今治に入ってからもしばらく走り、港の近くの宿に着いたのは結局7時近くになりました。 山梨に比べて日没が20分くらい遅くなっているので、この時間で暗くなるギリギリです。
宿では、ロビーの中に自転車を置かせてくれました。
夕食は、今治の焼鳥を試しに外へ。 何でも、鉄板で焼いた焼鳥が今治名物なのだそうですが、これが、通常の焼き鳥と歯ごたえがちがっていてなかなか美味しい。 タコぶつも美味しい。 タコは瀬戸内海ではどこにでもあるみたいですね。
明日も天気は良さそうです。 とびしま海道から江田島へ向かうことにしました。
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