2日目は、今治からフェリーで岡村島に渡り、とびしま海道を伝って呉へ。呉からは音戸大橋を渡って江田島市に入るルートです。
今治から岡村港に行くフェリーは、朝は8:25発になります。 宿は港の目の前なので、8時前に余裕の出発。コンビニで朝食を購入してフェリーに乗り込みます。
イギリス人の家族4人組(夫婦と子供2人)がやはり自転車で乗り込んできました。
船はしばらくすると昨日通った来島海峡大橋をくぐります。下から見ても巨大な橋です。
来島海峡大橋 |
岡村港までは1時間の快適な船旅でした。岡村港から、とびしま海道のサイクリングが始まります。
こちらでも、道路にはしまなみ海道と同様の標識が書かれています。
岡村港到着 |
とびしま海道の標識 川尻は本土側の終点です |
我々の最初の目的地は、大崎下島のみかんジュースです。岡村島は南周り、大崎下島も南周りで走る予定です。
岡村島と大崎下島(正確には中ノ島)の間の橋は、愛媛と広島の県境になります。ここは橋の上の道路に県境が書かれており、面白いです。
県境 |
フェリーで一緒だったイギリス人家族は、大崎下島は北周りで走るようです。私たちは、南へ。
少し走ると、JAの直売所を発見。かんきつ類がプラスチックの箱に入って売られています。1kgで200円。ときどきお客さんが買いに来ます。
直売所のお姉さんに勧められて、いくつか試食。 形が良いものは出荷されて残りが売られているのでしょうが、味は同じです。美味しい。
買って行きたいところですが、荷物が持てません。 1つ2つバラで売ってくれないかなと話をすると、それならあげますよ、とのこと。ありがたくもらいました。
JA直売所 |
こんな感じで売られています |
またしばらく行くと、今度は店先にみかんジュースの販売機があります。 こちらは地元の会社がやっている販売所のようで、JAに比べると商品として販売している感じはあります。
しかしながら、話をしていると、試食を勧められます。 なんでも、ピークのシーズンはすでに終了しており、今売られているものは味が最高とは言えないとか。
右がみかんジュース 左はいよかんジュース |
こちらは会社らしく、袋に入って売られていますが、右の奥にはやはりバスケットに入ったB級品がたくさんあります |
試食をしながら雑談。Yさんはおばさんと話をしていますが、話が止まりません。(笑)
最初の目的であったみかんジュースは、ちゃんとお金を払って飲みました。(と言っても、一杯100円ですけど。) ここのジュースは時季によって中身が変わるみたいで、今はみかんと伊予柑がありました。
重い腰を上げて、お礼を言って出発。すぐに、御手洗の街並み保存地区になります。
ここもすごい。江戸時代の建物がそのまま引き継がれ、人々が今でも暮らしています。
御手洗の街並み |
それにしても、山梨から来ると、瀬戸内海のこうした島々の歴史的な背景には本当に驚かされます。山梨には海がないので、海道というのはイメージしにくいのですが、昔から瀬戸内海は交通の要所だったのですね。
こんな説明も |
また、この地は、自転車で最初に世界一周をした日本人の出身地とのことで、碑が立っています。
天満神社にあります |
すごい人ですね |
そうこうしているうちに、時間が昼近くになってきました。大崎下島の南海岸を西へ向けて走ります。この日は西から南寄りの風が吹いたので、向かい風の区間が多くなり、あまりスピードは出ません。車は、ほとんど走っていません。 柑橘類の無人販売は、このあたりたくさんあります。でも、誰が買うんだろう。
柑橘類の無人販売 |
西海岸に出ると豊浜大橋が見えました。
豊浜大橋 |
豊浜大橋を渡ると、道はしばらく内陸を走ってから海岸へと下ります。
反対方向から登ってくる人は、自転車を押していました。 とびしま海道の橋はしまなみの橋ほど高さはないのですが、アクセスは自動車道と同じなので傾斜は結構あります。ママチャリ類ではちょっと大変そう。
続いて、豊島大橋を渡って上蒲刈島に入ります。
豊島大橋 |
上蒲刈島に入るとすぐにトンネルがあります。南岸沿いにも道がありますが、ここはトンネルを選択。
トンネルをくぐって坂を下り、海岸線に出て少し走ると、道路が高台のようになっている場所の海側に、レストランがありました。
ちょっと覗いてみると、なかなか良さそう。ランチはここに決定。「花美月」というお店で、女性の方が一人でやっていました。
目の前に海が見渡せる窓際のカウンターで、気持ちの良いランチタイムになりました。
しかし、もうお昼を過ぎているのに、全然進んでいません。地図をみると今日の行程の4分の1くらいしか来ていないみたいです。(実は今日に限らずいつものことですが。笑) 今から本土に渡って呉を通過し、江田島に行かなければなりません。 距離がそれほどでもないので焦る必要はないですが、午後は少し真面目に走らないと。
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