2020年6月8日月曜日

芦川のスズラン群生地とどんべえ峠

5/28 芦川のスズラン群生地とどんべえ峠

投稿も一年ぶりになりました。 ライドは普通に行っているのですが、だんだん気に入ったルートしか走らなくなり、昨年はイベントへの参加も遠征もしなかったので、新しく投稿するネタがありませんでした。

今回は、芦川の上流にあるスズラン群生地に行き、そのままどんべえ峠(正式名称は日向坂峠)を越えるルートを走りましたので、報告します。 芦川ルートに関しては、2015年5月の投稿をご覧ください。年に3~4回は走る、お気に入りルートです。

今回も芦川駅から谷に入り、ほとんど車の走らない下流域を通って、一度国道358号線に合流。 上九の湯はコロナ禍でまだ休業中です。 ほどなく左折して国道と別れます。
芦川の谷に入ります

旧芦川村を遡り、おごっそう家がある分岐へ。左へ行くと鳥坂トンネルを経て甲府へ。今日は直進します。
甲府方面には行かずに直進

10%近い坂を登って行くと、左に分かれる道があります。 従来、こちらが本線だったわけですが、現在は直進する道がメインになっています。直進するとすぐに若彦トンネルがあります。
「すずらんの里入口」バス停の分岐を左へ

どんべえ峠に行くには、この分岐を左折して上芦川の集落を通ります。 何度か紹介したカフェ雅楽があります。
カフェ雅楽 基本週末のみの営業

この道は、ゆるくもなく極端でもない斜度(8~12%くらいか)の登りがずっと続きます。 上芦川の集落はすぐに終わり、森の中の登りになります。 途中、釈迦ヶ岳の登山口があります。


いくつかカーブをクリアすると、スズラン群生地に到着です。 入口は2ヶ所あって、最初に着く下の方は小さな駐車場があるのみです。
こちらは下の入り口です

一登りして上の入り口に着くと、こちらは広場のようになっていて、車もたくさん停められます。 この日は来ていた車は数台でした。
上の入り口は広い駐車場になっています。

群生地の案内図  それほど広いわけではありません

通常ですとこの時期にはどこかの週末ですずらん祭りが行われ、結構な人出があるようです。 出店などもありますが、スズラン群生地は狭いので、自転車で来る場合はお祭りの週末は避けた方が賢明かもしれません。 今年はコロナ禍の影響でお祭りは中止でした。 スズランはコロナウィルスには関係ないので、花は普通に咲いていました。 群生地をぐるっと回って写真を撮ったりして過ごします。 ここにあるスズランは日本固有種だそうで、花は直径5㎜くらいのとても小さなものです。 





さて、この先はどんべえ峠を越えて国道139号線に下ります。 相変わらずの傾斜の道を登って行き、新道峠への分岐を分けます。 このあたりからコンクリート舗装になり、さらにひび割れが多く、路面状態は悪くなります。 ただ、登りなので、特に問題はありません。 スズラン群生地から標高差で100m余りを登ると峠に到着です。
どんべえ峠(日向坂峠)

この峠から国道に下る林道は、毎年冬期は閉鎖になります。 通常は4月中に閉鎖が解除されるのですが、今年はコロナ禍の影響で解除が5月中旬でした。 さらに、スズラン祭りが中止になったので、解除後に通った車の数は少なかったものと思われます。

そのためもあってか、どんべい峠からの部分は、路面に落ち葉や木の枝が堆積しているところがあり、また、落石が頻繁に落ちています。 路面自体はそれ程悪くはないのですが、場所によっては堆積物で道が埋まっているようなところもあり、高速ダウンヒルなどはとてもできません。 結局、国道に出るまでほとんどブレーキをかけっぱなしでした。
こんな状態の場所もありました

国道に出てからは、御坂道の旧道、金川曽根広域農道を経由して、家に帰りました。

どんべえ峠から国道までの間がほとんど楽しめないことを考えると、このプランは逆回りに周回した方が良いかもしれません。 芦川の谷は、身延線芦川駅まで、交通量の少ない快適な下りになります。


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