2026年5月6日水曜日

ベトナムをサイクリングする時期に関する考察(2026年2月時点)

 ベトナムをサイクリングする時期に関する考察(2026年2月時点)

全体的な傾向に関しては、専門的なサイトやAIでの問い合わせでかなり精密なデータを得られます。ここでは、南部を中心に私自身の情報収集と経験から考察してみます。

1.風向き

今回、ダナンからカマウまではほぼ追い風でした。ファンランあたりまでは北風、ファンティエット以降は東風で、海岸線に沿って吹くイメージです。メコンデルタでは、内陸部では午後になると海から南東の風が吹きました。風は中部高原を含む内陸部では弱まりますが、海岸線では無視できない強さだと思います。特にファンラン周辺は強いようで、風車がたくさん立っています。

3月と4月は季節の変わり目で、5月になると南西モンスーンになるので、風向きが逆になります。

2.天気と降雨

南部は、北東モンスーンの時期は乾季になります。南部の乾季は、毎日晴れで、雨はほとんど降りません。私は今回の旅行中、降られたのはクアンガイでの数時間のみで、全工程を通して雨具は使用しませんでした。

南部の乾季は4月末くらいまでですが、5月中もまあまあ晴れます。ただし、3月に入ると非常に暑くなります。暑さが大丈夫なら、5月まではサイクリングできます。

南部に限らず、雨季は、スコールがきついです。日本の夕立のような豪雨が日常的に降ります。1、2時間で上がるので観光ならやり過ごせばよいのですが、サイクリングで田舎を走っていたりすると逃げ場がありません。道路の冠水や未舗装エリアの泥沼化は普通にあり、走れなくなります。

ニャチャン周辺は、9月から12月が雨季となります。3月から乾季と書かれているガイドブックもありますが、実際には1、2月も雨はほとんど降りません。逆に、7月8月は結構降るイメージがあります。

フエより北に関しては、長期滞在の経験がないのでよくわかりません。ハノイは一般に冬が乾期で夏が雨季と言われますが、以前12月に行ったときには雨は降りませんでしたが湿度が高く寒かったです。Vinhからフエにかけてのエリアは、1、2月あたりは結構雨が降るのではないかと思います。2月にドンホイで雨に降られたことがあります。ハノイの夏は、気温は日本と変わりませんが湿度が日本より高く、日中外に数時間いるだけで汗でずぶぬれになります。観光でしか行ったことがないですが、サイクリングはしたくないですね。秋は台風に注意が必要です。いずれにせよ、熱帯の南部とは異なり、乾期、雨季が明確には分かれていないのではないかと思います。

3.台風の影響と水害

9月から12月にかけて、ファンラン付近より北では台風が来ます。2024年はラオカイからハノイにかけて大洪水になりました。昨年は、ハザンの交通が遮断され、旅行者が閉じ込められています。また、豪雨による水害も頻発しており、昨年はホイアンが長期にわたって水没しました。

ベトナムでは水が引けば道路の土を取り除いて交通は復旧するので、数日間我慢すればとりあえず走れるようにはなります。しかしながら、運悪く台風に遭遇した場合、タイトな日程で来ていると厳しいものがあります。

4.いつが良いのか。

ダナンより南だけなら、乾期の1月がベストだと思います。ダナンから南に向かう方が追い風になるので楽です。ホーチミンから北上する場合は、ファンラン周辺を避けて内陸部を走り、ダラット経由でニャチャンに出る方が良いでしょう。その場合、ダラット周辺での寒さ対策をお忘れなく。

ハノイ~ホーチミンは、3月がベストでしょうか。北上、南下、どちらも大丈夫だと思います。ただし、ホーチミン周辺は相当に暑いです。暑さが大丈夫なら、4、5月も走れますが、5月は風向きが変わるので北上するほうが良いです。6月以降は南部は雨季に入り、9月からは東部ニャチャン周辺も雨季、台風も来る、と考えると、6月以降は国を縦断して長距離を走るには適さないと思います。





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