2018年10月2日火曜日

インドネシア・ジャカルタのサイクリスト

9月はインドネシアのジャカルタ郊外に滞在していました。 妻がインドネシア人で向こうにも家があるので、そこで普通にローカルな生活をしていたのです。

ジャカルタは周辺人口を合わせると人口2500万人とも言われる大都会ですが、日本の都市と比較すると道路がとても少なく、さらに鉄道網がほとんどないため、毎日道路が車とバイクで溢れます。 それぞれの車も日本のように秩序正しく走っているわけではなく、隙間があればどんどん入り込んできますし、さらにバイクが車の間をすり抜けようとします。 また、最近は車道は舗装が良くなっていますが、路肩というか歩道部分が酷いところが多く、メインの道路以外は道も狭いです。どう見ても自転車に向いている環境とは言えません。

そうした中、朝の通勤時間帯に車に乗っていると、時々自転車で走っている人を見ます。あの車とバイクの渋滞の中をよく走るものだと思いますが、妻の話だと、自転車で通勤しようというムーブメントのようなものがあるようで、それを実践しているのではないか、とのことでした。
朝の通勤渋滞の風景
自転車クラブのようなものはあるようで趣味で乗る人もいるのですが、道路事情があまりよくないのでMTBが主になっているようです。

そうした中、ジャカルタ中心街のスディルマン通りというところ(日本で言うと日本橋あたりの感じでしょうか。)が、日曜日の朝に歩行者天国になります。 この日はロードバイクに乗る人が出てくるようで、ある日曜日の昼時にサイクルウェアを来た2人組が昼食をとっているところに会いました。 写真を撮らせてくれたので、掲載します。
リドレーのバイク。 コンポは105。

こちらはフジ。 コンポはSORA。 スプロケットは38が入っています。
そろいのウェアを着ていますので、同じクラブのメンバーかもしれませんね。

私は現地に常駐しているわけではないので自転車事情の実際のところはよくわかりませんが、タイ・バンコクのスワンナブーム空港周回ルートのようなコースがどこかにあるのかもしれません。

また、郊外に行くと大規模な住宅団地があり比較的裕福な層が家を買って住んでいるのですが、そういうところは道も良くて車もそれほど多くないので、ロードバイクで走っている人を見かけます。

熱帯の国なので日中は暑くて動く気になりませんが、フィットネスの一つとして早朝や休みの日の朝に乗って楽しむのは良さそうです。






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