2025年2月14日金曜日

ホーチミンからクチトンネル・タイニンへ 初日 (ベトナム編)

2025年2月11日(火)

今回は、これまで未訪問だったクチトンネルとタイニンに行きました。

ホーチミン市7区~ホックモン交差点~クチトンネル(ベンユック)~宿(La's farmstay)

6時半にホーチミン市7区を出発です。 うまい抜け道ルートが見つからず市内を走りますが、通勤時間帯で交通量が多いです。 タンソンニャット空港の西側手前で一方通行に邪魔され、ルート変更を試みたところ4車線道路を左折しそこない(ベトナムは右側通行)、余計な走行を強いられました。 国道22号線に入り環状道路を過ぎたあたりで8時になり、道端のバインミーとコーヒーで休憩にします。 8時半出発。

まだしばらく市街地走行が続きます。 国道22号線は片道4車線以上の広い道で郊外に向かっていますが、それでも時々信号で渋滞に引っかかります。 このまま進めばクチの市街地ですが、クチトンネルはクチの市街地からは離れており、ホックモン交差点で右折して国道22号を離脱します。その先を左折するとクチトンネルまで一本道になります。 まだ道端は人家が続き、122番のバスが頻繁に走っています。 このバスの終点をすぎて行きかうバスが70番に変わったあたりで、ようやく家がなくなって車も減りました。

しばらくしてクチトンネルの一つであるベンディンに着きました。(観光地としてのクチトンネルは2個所あります。) 入口から中をみると、駐車場に観光バスがたくさん駐車中です。 ガイドブックにもホーチミンからのツアーは皆ベンディンに行く、と書かれていました。 私はここはパスです。

ベンディンのトンネル
少し先の左手には、広大な墓地がありました。


すでに2時間走りっぱなしなので休憩場所を探しながら走りますが、結局もう一つのトンネルであるベンユックまで来てしまいました。 1115分着。 こちらはあまり人がいません。 係員の案内で駐輪場に自転車を置き、手前右手のレストランでパイナップルスムージーを飲んでクールダウンします。

30分休んで行動開始。入場料125kを払って中へ入ります。

中は広い公園になっており、トンネル以外にも、解放区をモデルにした展示やプールなどもあるらしいのですが、全体として閑散としています。 奥へ向かって歩いていき、飛行機の展示があるあたりがトンネルの入り口で、チケットのチェックを受けて中に入りました。 ベンチで少し待つように言われます。 勝手に見学はできないようです。

来たときは一人でしたが、だんだん人が集まってきて、欧米人とローカルで20人くらいになりました。 ガイドが来て、半分に分かれて見学に向かいます。 

最初に15分ほど映画(当時の記録映画のようなもの。)を見てから、トンネルをくぐりに行きます。 実際に入れたのは5カ所だったと思います。 閉所恐怖症気味の私も3カ所は入ってみました。 どこも大体20mくらいで外に出られるようになっていて、通り抜ける感じです。 体格の良い白人でも通れるくらいには拡張してありますが、中は中腰にならないと歩けないので、腰が悪い人は無理ですね。 一度、会議室みたいなところで止まって説明を受けるトンネルがあり、このときは閉塞感が強く精神的にきつかったです。

トンネルの入り口
これは実際に使われていた入口を再現したものです。とにかく小さい。
落とし穴の仕組みを解説した模型

最後のトンネルが終わったところに売店があって、コーラを買って飲んで休みました。ガイドが芋を出してくれました。 あとは土産物屋の中を通って外へ出ました。

このあと、解放区をモデルにしたエリアに行ってみようとしましたが、結構歩きますしよくわからず暑くなってきたので途中でキャンセルしました。 クチトンネル見学はこれで終わりです。

14時過ぎに出発です。 空腹ですが、地図を確認すると予約した宿まで10kmなので走ってしまうことにしました。 迷うようなところはありませんが、途中、舗装が切れてダートになっているところがあり、さらに最後は用水路沿いの完全ダートでした。 ファームステイの名の通り、宿が孤立してあり、周囲は何もありません。 15時着。 本日のサイクリング終了です。

このタイプの宿の場合、基本的には食事を含めて生活全般はすべて宿で行うことになります。 ここは、冷たい飲み物は勝手に取って書き留めておいて出発時に清算、など、居心地の良い宿でした。 食べ物が欧米人向けの味付け(要は味がない)だったのが、ちょっと残念でした。

本日の走行距離は77kmでした。 

本日のルート(走行記録ではありません。)


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