2025年1月26日日曜日

ホーチミンからブンタウへ 復路 (ベトナム編)

 122日(水)

5時30分に起床。トイレも済ませて余裕で6時30分出発です。 気温23度。 日中はホーチミン市より涼しいですが、夜はこちらのほうが少し暖かいようです。 海岸だから、でしょうか。

少し走って国道51号線に合流。 バリアの街にかけて、とても良い道が続きます。3車線で右端は2輪車専用レーン。 このあたりだとバイクも多くないので走っていてとても快適です。 街も奇麗で、公共施設らしき建物も大きいです。 そういえば、バリア=ブンタウ省は財政面では豊かだとどこかで読んだような気がします。 涼しいうちに距離を稼ぎたいのでしばらく走ります。

8時くらいから腹が減ってきてバインミーとコーヒーを頼める店を探しますが、国道沿いは飯屋とコーヒーショップしかみつかりません。 走り続けていると、フーミーのあたりで空気が埃っぽくなってきました。 何か霞んでいる感じで、あまり休む気分になりません。 土壌が砂地なのと、車が多くなってきたせいだろうと思います。 フーミーの工業団地あたりで少し脇にそれてみました。 バインミーを買えるところをみつけて休憩。 ただ、コーヒーはなく、お茶を飲みながらバインミーです。 まあそれでも一息付けたので助かります。20分ほど休みます。

フーミーのソンビン教会。突然巨大な教会が見えてきてびっくり。

国道沿いでこのような田園が見えるのは珍しかったです。

国道51号線をさらに北上します。 だんだん交通量が増えてきました。 バリア=ブンタウ省のホーチミン市に近いエリアは、石油産業を含めた重工業地帯で、深海港もあります。ですので、この道はコンテナなどの大型車が非常に多い道です。

カットライへの近道である工業団地を抜ける道の分岐の信号手前で渋滞になりました。二輪車の車線も渋滞してしまうと動けなくなりますし、バイクの排気ガスの中に放り込まれますので自転車にはきついです。 今回は信号待ちの渋滞だったので、何回かの待ちで抜け出しました。 この先51号を走る気にはならず、工業団地の中の道に入ります。

片側2車線中央分離帯付きの直線道路が伸びています。 車は非常に少なく、ようやく静かなサイクリングになりました。お腹がすいてきましたが、工業団地の中なので、道端に時々屋台の茶店があるくらいで普通のお店はありません。 屋台でも良いのですが、日陰がちゃんとないと暑いです。

途中道路工事でダートを走ったりして、ようやくカットライへの幹線道路に合流しました。しばらく走って左手にコーヒーショップをみつけて休憩。 20分ほど休みます。

コーヒーブレイク

ここまで来れば今日の行程はほぼ終了です。 後は、カットライのフェリー(2k)でドンナイ川を渡り、フーミー橋を渡って家に戻りました。12時45分帰着。

本日のルート(走行記録ではありません。)

本日の走行距離は94kmでした。


ホーチミンからブンタウへ 往路 (ベトナム編)

2023年から、ベトナム南部の都市ホーチミン市に、年に数か月滞在するようになりました。

私がベトナムを初めて訪れたのは1992年11月で、その時から、この国は自転車で旅行するのがベストだな、と感じていました。 その後紆余曲折ありましたが、32年経って、こうして自転車でベトナム国内を旅する機会を得られるようになりました。

こちらでの泊りがけの自転車旅行は今回が初めてで、まだ手探りの部分が多いですが、少しずつ慣れていくことを自分に期待しています。 すでに退職年齢なので、無理しないで楽しもうと思います。

自転車は日本から持ち込んだ30年前のニシキMTB(サスなし、タイヤは26×1.5に交換)、古いフロントバッグと新しいサドルバッグをつけています。

文中、金額の記載は1k単位で行っています。1k=1000ドン、です。

 2025年1月21日

ホーチミン市7区 - ニャベ (フェリー)カンゾー(フェリー)ブンタウ - ロンハイビーチ

7時20分スタート。 平日の通勤時間帯ですが、通勤とは逆方向に向かいます。 渋滞はなかったのですが交通量は多く、ニャベのフェリー乗り場まで11kmに50分かかりました。 フェリーはすぐ乗れて、カンゾーに入ります。 費用は2k。

ニャベとカンゾーをむすぶフェリー 
いきなり三車線の直線道路で、車はほとんど走っていません。 そもそも街のようなものがありません。 とりあえず走り出して、フェリーターミナル周辺の食堂をやり過ごしていたらだんだんお店がなくなってきました。 朝食抜きなのでちょっとやばい雰囲気になり、右手にあったフーティウの店に入りました。30分ほど朝食休憩です。

道路は相変わらずの直線です。 途中に橋があると片側広めの1車線になりますが、それ以外のところは3車線。 一番右は2輪車の専用車線で制限速度60km。 つまり自転車も60km制限です。 このあたりはもともと湿地帯で、そこに道路を通しただけ、ということのようです。

カンゾーの道。ずっとこんな感じです。

グーグルマップでも明らかなロータリーを過ぎると街っぽくなってきて、最後はカンゾーの街に入りました。 どんづまりまで行けばフェリー乗り場があると予想し、先端を目指して走りますが、だんだん道が狭くなってきて、どうも間違っているようです。 マップで確認して、少し西へ移動。 市バスも同じ方向に向かっているので間違いなさそうです。 そうこうして、無事にブンタウ行きフェリー乗り場に着きました。 

ブンタウ行フェリー乗り場

フェリーの料金は、人が70k、自転車が30kで計100k。フェリーは毎時00分発のようです。着いたのが1120分くらいでしたので、乗るフェリーは12時。 手前の店でコーラを飲んで休憩しました。

フェリーはあまり大きくありません。右手の上部が客室。

フェリーは双胴船で、就航してからまだ10年もたっていないようです。 それほど大型ではありませんが、エアコンが効いた客室もあります。 ブンタウで下船したのは12時40分でした。

ブンタウに到着。

出発前はブンタウで泊まろうと思っていましたが、まだちょっと早いです。 それと、あまり暑くないのです。 坂が無いのもありますが、走っていて汗をほとんどかかない感じ。 天気をチェックすると気温28度くらい。 ホーチミンより3度ほど涼しいです。

ブンタウは以前観光できたことがあり、見所は訪問しているので、海沿いに走りを楽しめれば十分です。 というわけで、今回はロンハイビーチまで行くことにしました。

港から海岸沿いに南下します。 キリストの像を見上げながら、先端をぐるりと回ります。 有名なキリスト像ですが、個人的には灯台の方がおすすめです。 東側のバックビーチは、南端を除き、その北数キロはずっと工事で入れない状態でした。 下水かなにかの管を設置しているような感じです。 テトまで一週間余りですが、とても終わる雰囲気ではありませんでした。

ロンハイへの分岐まで走り、その先の茶店でスムージーでブレイク。 おなかが空いてきているのですが、坂が全くないので脚を回していれば進むため、なんとなく一回の走行距離が長くなります。 普段甲府周辺でどちらへ行っても坂ばかりのサイクリングをしていますので、勝手が違います。

ロンハイの街を抜けた先がビーチでした。ここは、ブンタウよりもさらにローカルなビーチで、外国人向けの情報はあまりないのですが、ベトナム人にはポピュラーな場所で、宿もたくさんあります。 ビーチ脇の公共施設に行きつき、その近くの宿の泊まることにして、ベトナム自転車旅の記念すべき初日の行程は終わりました。

ロンハイビーチの日没。

夕方はビーチで夕日を見て(ベトナムでは夕日が見られるビーチはあまり多くありません。)、近くの飯屋で食事をし、ビールとつまみを買ってきて部屋で飲んで早めに寝ました。 宿のそばにプリンを食べさせる店があり、小さめのプリンを2カップ皿にあけて、シロップ、砕いた氷、練乳の順にかけて、供されます。 これは美味しかったです。 お店も夜まで切れることなく客が来ていました。

プリン屋さん。プリンはどこでも買えますがアレンジして食べられるところは珍しいです。
プリンのシロップ・氷・練乳かけ。15k(安いですね)。

本日の走行距離は94kmでした。

本日のルート(走行記録ではありません。)


2025年1月25日土曜日

愛媛遠征 5、6日目 および最終日

2022年10月3日

朝、出発前に食べ物を持って海岸へ出て、海を見ながら朝食にしました。 トイレも道の駅ですませて宿に戻り、8:10出発。 
最初に潮騒公園まで走ってフロアポンプを借りて空気を入れました。 一昨日の松丸駅もそうでしたが、サイクリスト向けのこのようなサービスはとても助かります。
今日は松山に戻って夜は知人と会食なので半日行程です。 行先は具体的に決めていませんでしたが、松山から船で興居島に行くことにしました。 まずは高浜まで走ります。

フェリー乗船時間は15分くらい。
10:55のフェリーで興居島へ。 時計回りで一周しました。 道は良くて車も少なくて良いことずくめなのですが、先日の九島と違ってこちらはずっと海岸線に道がついているわけではありません。 12%の坂が連続し、結構参りました。 レンタサイクルもあるようですが、電動アシスト自転車一択でしょう。 でも、ビーチはきれいだし、坂を登れば大展望です。 今日も天気が良くて感謝です。

 
恋人峠。自転車歓迎だと思われますが、坂が・・・

13時過ぎに一周を終了。 うどん屋さんがあったのでそこで昼食。 14:20のフェリーで戻りました。
今日のサイクリングはこれで終了。 15時過ぎには松山城近くのホテルに着きました。

本日の走行距離は65kmでした。


2022年10月4日

今日は午前中にちょっと用事を済ませて、午後はフリーです。
とりあえず午前中の用事を済ませるため、松山市北部の丘を150mほどヒルクライム。 登れば市街地が一望できます。

用事というのは墓参でした。

11時ごろには用事が終わり、せっかく自転車があるのに観光というのもなー、という気がして、午後はポタリング。 車道を東温市へ向かい、重信川サイクリングロードを走ってみました。 とりたてて書くこともない川沿いのサイクリングロードですが、ポタリングにはなかなか良かったです。 

本日の走行距離は51kmでした。


2022年10月5日

今日は帰宅だけです。
ホテルから空港まで7kmほどを走ります。 空港では案内所に控えを出してOS-500を無事回収。 屋外のサイクルステーションで自転車をばらして袋詰め。 輪行袋をデポできると、大きめの工具やら養生テープやらプチプチやらを袋に放り込んで一緒に置いておけるので、便利ですね。 帰りもゴムのりは廃棄しました。
羽田空港からは、甲府行の直通バスで問題なく帰れました。 やはり、駅から自宅までの歩きが一番きつかったです。

10月4日の用事を理由にしてサイクリングに行ったわけですが、四国は良かったです。 興味のあるエリアをつないでルートを作り、また訪問したいと思っています。


2025年1月24日金曜日

愛媛遠征 4日目

 2022年10月2日

今日は海岸線を北上し、松山の南西にある伊予市双海町まで行く予定です。

7:30出発。とても良い天気です。最初は海岸ではなく直線的に北上。朝食をとらずに走り始めたのですが、一山越えて海に出るまでコンビニがなくて焦りました。伊予吉田で一昨日走った国道56号線を少しだけ走り、国道378号線に入ります。今日のルートは、ここより先、この国道378号線をひたすら走ることになります。

56号と378号の分岐

しばらくして海沿いに出ると、ここからはずっと海岸線をたどることになります。海沿いの斜面はずっとみかん畑らしきものが続いています。山梨から来た私にはなじみの薄い新鮮な風景です。

道沿いはこのような畑が続きます。

道路は海岸の地形によってアップダウンがありますが苦になるほどのものではなく、とにかく天気が良くて、最高です。

とても良い天気。

ところどころに現れる道標

八幡浜の道の駅で休憩。佐多岬往復のサイクルイベントを開催中でした。当たり前ですが参加者は走りに出ていますので会場にはいません。でも、道の駅は結構混んでいました。じゃこ天を買い込んで、埠頭で食べました。

この先は、北に向かい海岸に出て、ゆうやけこやけラインを北上します。こちらもとても良い道ですが、八幡浜までと比べると単調かな。車で走ると気持ちよさそうですが、直線基調で海岸を走る道は自転車ではちょっと変化に乏しいです。

走り自体はとりたてて問題はなく、双海町の宿には15時半に到着しました。

夕方はぼーっと夕日をみていました。

日没

本日の走行距離は122kmでした。


2025年1月23日木曜日

愛媛遠征 3日目


 2022年10月1日

宇和島駅から予土線の一番列車に乗ります。 車両はワンマンカーで後ろ乗り、最後尾に自転車を立てかけて、私は座席へ。 途中の駅でもう一人同年配のサイクリストが乗ってきました。 彼は慣れているようで、車内のパイプにベルクロテープでフレームを固定していました。 途中、土佐昭和の駅ですれ違い待ちがあり、その際に話を聞いたところ、松山に住んでいて何度かこちらに走りに来ているとか。 窪川まで行くとのこと。 私は土佐大正で降ります。 それにしても、サイクルトレイン、初体験ですが便利です。 もっとあちこちで実施してもらえると嬉しいのですが。

自転車をそのまま持ち込みます。便利ですね。

土佐大正で下車して、走り出します。 四万十川は初めて。 カヤックで来たかったのですが、結局実現せず。 残念ですが仕方ないですね。 沈下橋に立ち寄りながら下流に向けて走ります。 

国道は川沿いを通っていますが、蛇行している部分はトンネルでの通過が多いです。 もったいないので、地図を確認しながらできるだけ川の流れに沿って走るようにしました。 途中、沈下橋を渡る場所もありました。 橋げたが無いですが、まあ、車が普通に渡るだけの幅がありますので特に問題はありません。

四万十川

沈下橋。ここは車も通っています。

江川崎で四万十川と別れて、宇和島に向かいます。 道は県境を過ぎても登り基調。 広見川に沿って登って行きます。 県境を過ぎてもまだまだ登り。 家が増えてきたなー、と思っていたら、道の駅があり、イベント開催中でキッチンカーがたくさん出ていました。 ここで休憩して昼食。 松野町という町でJR松丸駅には温泉がありました。

温泉付きの松丸駅

休憩中に気づいたのですが、どうも前輪の空気が抜けているようです。 ピンホールパンクです。 松丸駅でフロアポンプが借りられたので、空気を入れ直して、宇和島に向けて出発。 道はその後も登りが続き、宇和島の手前で山を越えて一気に下り、何とか宿まで走り切りました。

部屋に戻ってとりあえずパンク修理。 パッチを貼って終了。 パンクは直りましたが、遊子水荷浦の段畑とその先を走って船で戻るという当初のプランは時間切れで行けません。 代わりに九島をぐるりと回ってることにしました。

九島大橋を渡って時計回りに走ります。のんびりして良いですね。 天気も良いし、言う事ありません。 海岸線の道ははアップダウンが全くなくて、市内の宿から往復20kmくらいと、レンタサイクルとかでも楽しめそうな道でした。

九島大橋を渡ります。

九島の港

本日の走行距離は96kmでした。