2017年11月29日水曜日

富士川西部広域農道(ウエスタンライン)

11/24 ウエスタンライン~境川

今年は冬が早いのか、先週ちょっと坂を登って汗をかいたらその後寒くてやってられませんでした。 ウェアもルートも冬の様式になります。

富士川の西側、南アルプス市から富士川町にかけて、ウエスタンラインという農道が通っています。 盆地周辺の冬のルートとして走っています。 先日行ってきましたので、紹介したいと思います。

ウエスタンラインに入るには、まず南アルプス市芦安へ向かう道を走ります。 甲府からだと信玄橋を渡り、そのままずっと直進。 源というT字路に突き当たって右折、すぐ先を左折です。 左折後は芦安まで一本道ですが、芦安まで行くわけではなく、少し上ると「塩沢入口」という交差点があるので、ここを左折します。 ここには道路標識のようなものはありません。 実質的に、ここがウエスタンラインの入り口です。
塩沢入口 この日は何か道路工事をやっていました。

道は桃畑の中を山裾に沿ってゆるく登っていきます。 しばらく走ると最高地点で、右に入る分岐に長峰林道という小さな標識がでています。 こちらにいくと櫛形山林道を走れますので、別の機会に紹介したいと思います。 

少し下ると、景色が開けてループ橋になります。 ループ橋の手前にパーキングスペースが設けられています。 甲府盆地と富士山がよく見えます。 
ループ橋。 遠景に富士山。

ループ橋を下った先、三叉路を右折します。 直進するとそのままどんどん下って行ってしまうのでご注意ください。 ちょっと迷う場所なのですが、ここも標識がありません。

ここから先は農道らしく、開けた景色の中を走ることになります。 左手に盆地と富士山、右手には山という風景です。 

しばらくの間また登り坂を走っていくと、T字路の標識にぶつかります。 この手前に新しくお蕎麦屋さんができていました。 ちょうど昼時なのでちょっと立ち寄ることにしました。 結構混んでいます。 地元の方が始めたお店で、お客さんもほとんどが地元の方のようです。 昼からお酒を飲んでいる方が多く、うらやましい。(笑) 私は、ふつうにせいろを食べました。
新しくできたお蕎麦屋さん

さて、T字路ですが、ここは右折(伊奈ヶ湖方面)です。 少し先にまた分岐があり、今度は直進(鰍沢方面)です。 標識の写真を載せます。 この先は迷うところは無いと思います。
ここは右折
こちらは直進

左手に小さなバンガローのような建物がいくつか見えるところがありますが、クラインガルテンです。 ここは結構人気で予約待ちになっているようです。 この日もいくつかの建物には人が来ていました。
クラインガルテン

このあたりから下り基調になります。 盆地の南側に近づき富士川左岸の山地がだんだん近づいてきて、富士山が隠れるようになってきます。 トンネルをくぐってさらに進むと、下の写真の交差点になり、ウエスタンラインは終了です。 左折すると、富士川町の中心を通って増穂道の駅の脇に出ます。その先は富士川橋です。 
ここが終点です

ウエスタンライン自体は20㎞もないと思いますが、交通量がとても少なく、快適な道です。 

富士川橋からは、サイクリングロードを走って甲府に戻ることができます。 また、富士川橋を渡ってそのまま直進すると金川曽根広域農道につながります。 この日は、金川曽根広域農道を境川まで走り、甲府に戻りました。
富士川橋を渡った先の交差点。 直進すると金川曽根広域農道。

冬間近ですね

2017年11月14日火曜日

四尾連湖

11/11 四尾連湖

甲府盆地の南部に市川三郷町がありますが、身延線の駅から尾根を乗っこしたところに四尾連湖という小さな湖があります。 一応、自然湖なんだそうです。 晩秋は紅葉がきれいなところで、地元では一応紅葉見物場所としてとりあげられます。 日曜に晴れたのでYさんと2人で行ってきました。

以前行ったことがあり、結構きつい印象があったのですが、ルートラボで線を引いてみたところでは、四尾連湖までの片道で距離は30㎞、獲得標高も700mとあまり大したことはないようです。 ふーん、と思いながらも、暖かくなるのを待って遅めのスタートです。

最初の20㎞は、サイクリングロードを三郡橋までのお馴染みのコース。 三郡橋から川の左岸に出て、セブンイレブンで休憩。ここは店の前のスペースに丸テーブルと椅子が並べてあり、オープンエアのカフェのように休めるので良いです。

四尾連湖へは、ここから身延方面へ少し走るとすぐに道標が現れます。左折して、少し行って右折(ここも道標有り)。 市川本町駅と市川大門駅の間で身延線を渡り、あとは一本道です。

最初からそこそこ急な登り。 帯那トンネルをくぐると、小さな盆地のような場所に出ます。 わずかに下って、集落を過ぎて、山道をじりじりと登ります。 このあたりの標高は500m程度だと思いますが、秋が深まってきており周囲の森は色づいています。 しばらくすると、久那土への分岐があります。 2年前に参加したツールド富士川では、久那土からここまで走ってきて、私たちの来た道を逆に通って市川に抜けました。
久那土への分岐(下部は久那土の先です。)
この先は、四尾連湖までしか道路がなく行き止まりなのですが、走っていくと突然集落が現れて驚きます。 最初が藤田という集落で、もう一つ湖の手前に四尾連という集落があります。 どちらも、今では空き家が多いようです。

分岐から四尾連湖までは大した距離ではないのですが、最後の2㎞くらいが急坂でした。 過去のきつい印象は、この最後の急坂のためと思われます。 この日は紅葉シーズンの土曜で結構車が来ます。 キャンプ場があるためか県外ナンバーも多く見られます。

2時間半くらいで四尾連湖に到着。 まあ、地元民として言ってしまうと湖も紅葉もそんなに大したことはありません。 周囲の山はきれいです。
四尾連湖に着きました。


湖畔には2件の宿がありますが、手前の龍雲荘でうどんを食べて一休み。 このうどんが、何と言いますか、私が子供のころのデパートの食堂で食べたような、懐かしい雰囲気のうどんでした。 

帰りは先ほどの分岐を久那土に下リる道も良いのですが、今回はおとなしく往路をそのまま戻りました。 そろそろ秋も終わりです。

2017年11月9日木曜日

精進ヶ滝林道

11/7 精進ヶ滝林道~小武川林道

韮崎市の西の山の中に精進ヶ滝という大きな滝があって、見に行くことができます。ここに行くときに使う道が、精進ヶ滝林道です。 ずっと昔に地形図を頼りに走ったことがあるのですが、この度再訪してきました。

前回行ったのはおそらく20年以上前。 結構未舗装部分がありました。 今回、ネットでずいぶん調べたのですが全線舗装になったという確証は得られず、ロードではなく最近街乗りに使っている古いMTB(サス無し、タイヤは26×1.5の普通のタイヤに交換済み。)で行きました。

アクセスは、駒ヶ岳広域農道の、甲斐駒カントリークラブの先からになります。 穴山橋の手前から農道をじりじりと登って行きます。 山側の樹木が紅葉して、青空の下、陽に映えてきれいです。 途中一ヶ所だけ、道なりに進むと農道から外れる箇所があります。 左折する必要があるので注意が必要です。 この分岐には甲斐駒カントリークラブの案内板や農道の表示があります。

農道から精進ヶ滝林道への入口
精進ヶ滝の道標を目印に、林道に入ります。 しばらくの間は道路沿いにログハウス等が点在する風景です。 坂の傾斜は、・・・ 結構きついです。(笑) 少し進むと緩くなりますが、そのうちにまたきつくなります。 今回はフロントトリプルなので、遠慮なくローに入れました。 最近のテーマは、「いかに楽をして登るか」です。

路面は舗装されていますが、落ち葉がたくさんあります。 おそらく交通量が少ないからだと思うのですが、砂が溜まっているところもあります。 舗装自体もあまりよくありません。
舗装はされていますが、あまり路面が良くないところもありました。

記憶に全然残っていない坂道に大汗をかきながら、見返り峠に到着しました。
見返り峠

 写真を一枚とって、緩く下っていくと、精進ヶ滝のビューポイントがあります。 遠くの山の中腹に小さく滝が見えます。 さらに進むと、精進ヶ滝への分岐になります。 下っていくと駐車場があり、そこから歩いて滝まで行けます。 が、今日は、ここまで予想外に時間がかかかっているのでパスです。 家を出るのが遅すぎました。(なお、滝までの道は山道なので、それなりの靴が必要です。)
精進ヶ滝への分岐

道は再び登りになり、モジリ峠を目指します。 樹々が色づいてきれいです。 

モジリ峠は特に何もなし。 この先で、ダートになりました。 ここのダートはそれほど荒くありません。 300mほどでまた舗装路になり、御座石鉱泉に向けて下っていきます。 この間はきれいな舗装でした。


御座石鉱泉で小休止した後、小武川林道に向けて下りますが、この間のダートは荒れてます。 車高が低い車だと擦りそうなレベルです。 小武川林道のT字路は右へ。 
御座石鉱泉からダートを下ってきて、小武川林道にぶつかったところ。

鳥居峠に向けて沢沿いの道を登ります。 傾斜はあまりないのですが、結構長い登りです。 甘利山への分岐を右に分けると、鳥居峠です。 と言っても、ここも何もありません。

この先は、長い下りです。 路面に落ち葉がたくさんあるため、スピードは出せません。 
展望が開けました。 八ヶ岳がきれいです。
途中で甘利山の中腹を走る林道を右に分け、韮崎市清哲町の県道に下りました。
最後に採石場があるのですが、ここでまたダート区間がありました。

県道に出てからは、船山橋から国道に入り、往路を戻りました。

ロードバイクで行けるか、という件ですが、御座石鉱泉から小武川林道までの下りは乗車は無理でしょう。 ここはSPD-SLの靴だと歩くのも大変だと思います。 他二ヶ所のダートは、太めのタイヤなら乗れそうです。 ただ、全体として路面が荒れていて砂や落ち葉が散乱しているので、ロードバイクで行くメリットはあまりないと思います。 ダートを走れるバイクで行く方が快適でしょう。

今日の走行距離は74㎞くらいでした。 ルートラボは途中の林道を認識してくれず、経路を引けませんでした。