山梨市にはフルーツ公園という公園があり、そこを走る広域農道にはフルーツラインという名称がついています。この農道は、石和駅付近から山すそを通ってフルーツ公園をかすめて、牧丘の手前あたりで終わっています。
一方、柳沢峠に行く国道411号線の途中に、「フルーツライン」と書かれた道路標識があります。
「あれっ?」と思い調べたところ、勝沼付近にも同じような農道があるようです。
甲府周辺の農道をあちこち走って、最終的にそれらをつなげて盆地を一周するルートをプランしていましたが、この農道が確認できればほぼ終了です。
というわけで、行ってきました。
入口は、中央道勝沼インターから東京方面に向かって橋を渡ったところの三差路を塩山に向けて少し下ったところになるようです。
ここまで20号線を走るのも味気ないので、いつもの金川曽根広域農道を利用することにしました。
金川曽根広域農道をどこから走るかによって走行距離が変わりますが、今回は荒川サイクリングロードを終点まで走り、甲府南インターの先で境川に向かう道に入りました。
今年はずっと暖かい日が続いてきましたが、今朝の甲府は-2.4度。ウインドブレークジャケットにタイツ、フェイスキャップ、冬用手袋、と、完全装備です。
農道が御坂町に入るあたりの高家南という交差点に最近セブンイレブンがオープンしており、ここで休憩。ソロのサイクリストに会ってあいさつ。
休憩が終わって走りだそうとすると、今度は6人くらいのグループに遭遇。
冬が来たので皆さん走るところは似たり寄ったりのようです。
金川曽根広域農道はそのまま走ると山梨市に行ってしまうので、尾山の交差点を右折し、一つ上の下黒駒を左折。勝沼に向かいます。
釈迦堂を通って勝沼インターの手前で20号へ。交差点を直進しても良いのですが、このあたりの道はあまり詳しくないので一度20号に入ってインター分岐を通過し、橋を渡った先の三差路を左折。すぐに入口があります。
ここが入口。 山梨市のフルーツラインは、「東山広域農道」ですので、同じ農道ではないようです。 |
この農道は、塩山から勝沼にかけて山すそを走る中央本線のさらに一段上を走るようです。入口からいきなり登りですが、一登りしただけで景色が開けます。
入口から一登りしただけでこの景色 |
道路は広い2車線で、車は時々通過するのみ。自転車には最高の道です。ただし、アップダウンは結構あります。これも農道ならでは。
中央本線の中でも展望で有名な勝沼ぶどう郷駅を下に見て走ります。
勝沼ぶどう郷駅とぶどうの丘 遠方は南アルプス |
このあたり、JRの日影トンネルも近いですね。
この先で山から尾根筋が下りてきており、トンネルで通過します。
通過した先には展望広場があります。
このあたりから下り基調になり、国道411号線と交差。さらに進むと塩山のスポーツ公園をかすめて、最後は笛吹川沿いのT字路で終了となります。
ここは、何度か来ている「そば丸」のすぐ北側です。
勝沼側のフルーツラインは、展望が良い快適な道でした。
今日は、山梨市のデリーベイでカレーを食べようと思っていたのでここから山梨市駅に向かって下りますが、七日市場の交差点で、「あまりお腹がすいていないので、山梨市側のフルーツラインとうまくつなげるか見に行こう。」と思い、笛吹川を渡ります。
結果、日下部警察所下からの道は迷うことも無く、入口はすぐにわかりました。ここまで来てしまうと今更山梨市まで戻る気にもならず、そのままフルーツラインを走って石和に出て、甲府に帰りました。
今日の走行距離は70km、獲得標高は860mでした。
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春から盆地周辺の農道をあちこち訪ねてきましたが、大回りのルートプランが大体完成しました。
茅ヶ岳~八ヶ岳(レインボーライン)~駒ケ岳~ウエスタンライン~金川曽根~フルーツライン(東部から西部)とつなぐと、170km、獲得標高2740mというルートになります。 来年の春になったら走ろうかな。
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