10月4日 富士山一周
寒くなる前に、ということで、好天で気温高めの予報が出た10月4日に富士山一周をしました。
本栖湖起点、反時計回りでスカイライン経由です。 距離106km、獲得標高1860mとなります。
最初の目的地は白糸の滝ですが、この朝はものすごく天気が良く、朝霧高原の道の駅で写真を一枚。サイドカーの団体に遭遇しました。
朝霧高原道の駅から見た富士山 |
本栖湖から白糸の滝までは、なだらかな下りが続き、快適な走りです。景色も良くてまさに極楽なのですが、どうしても、「下った分は登らないと帰れない。」という思いが頭をかすめてしまいます。
今回、実は、白糸の滝に来るのは初めて。 場所がわかるかどうか不安でしたが、道路標識にも表示があり、全く問題なく到着できました。駐車場も広く、大観光地だったのでした。
滝も、なかなか見ごたえがあるものでした。富士山の湧水が滝になっているとのことですが、沢登りを数多くこなしている私達でも、こんな滝は初めて見ました。
白糸の滝 この水はどこから出てくるのか、不思議な感じです。 |
上井出の立体交差をくぐって、県道72号線を下り基調で御殿場方面に向かい、保坂の交差点を左折してスカイラインに入ります。ここから富士宮口登山口の分岐まで、900m余りを一気に登ります。
平均勾配は6%強だと思いますが、極端な激坂はなく、淡々と登って行きます。車は少なくて快適ですが、時々バイクの団体に抜かれます。中にはものすごいスピードで登って行くバイクもいて、まあ何と言いますか、結構うるさいです。
「こういうタイプの長い登りは、しんどくないけどメンタル的に参るよね。」と同行のYさんと話すと、彼女も同じような事を感じていたようです。
頑張って1時間10分くらい登り続け、西臼塚のPAで休憩。ここで会ったバイクの団体は、なんとシャリィホンダ4台。懐かしい。弟が高校時代に乗ってました。
PAにある地図をみると、最高地点まであと3キロくらい。15分ほど休んで出発。
この先も淡々と登り続け、無事に富士宮口登山口分岐に到着しました。標高1460m、気温は14度です。朝霧高原では晴れていた富士山ですが、登るにつれて雲がかかってきて、結構肌寒いです。
少し先の最高地点でウィンドブレーカーを着こみ、下りに突入です。
この下り、最初は傾斜もあまりなく、平和に水ヶ原PAあたりを走り抜けますが、そのうちに10%が延々と続く下りになります。
カーブも緩く、そのうちにほとんど直線になってしまい、ブレーキをかけないと一体何キロ出るのか、という感じです。
一方、路面があまり良くない区間があり、高速でブレーキをかけながらの下りなので衝撃がもろに腕に来ます。一番路面が荒れたところでは時々後輪のグリップが無くなるような感じがあり、結構しんどいです。救いは、車の通行がほとんどないこと。
そう言いながらも下りは速く、程なく滝ヶ原自衛隊の駐屯地先の交差点に到着。地図で調べたとおり、ここを左折して国道139号までショートカットです。
合流した139号は、これまでとは一転して車の流れが途切れない道でした。特に須走ICまでの間は、東京の道を走っているのと変わらないくらい。
途中、須走の道の駅で小休止。何と、今朝朝霧高原で見たサイドカーの団体がいました。向こうの方が話しかけてきて、少し話をしました。こういうのも楽しいです。
この先は籠坂峠まで、きつくない登りを再び淡々とこなして、「へぇー、ここって峠が県境じゃないのね。」などと新発見もしながら、ようやく峠を越えて山中湖畔へ。時刻は3時近くになっていました。
ここまでくれば勝手知ったる地元なのですが、現実には本栖湖まで戻らないと家に帰ることができず、日没が早いこの時期、あまりのんびりしているわけにもいかなくなってきました。
Yさんの案内でハンモックカフェというところに立ち寄り、コーヒーとホットドックで軽い昼食。
このカフェ、ハンモックがあちこちにつるしてあって、お客さんは自由に使うことができます。子供連れの家族がたくさん来ていました。
ハンモックカフェ |
あとは帰るのみ。まずは富士吉田へ。途中、立ち寄りたかったモンベルストアをパス。富士浅間神社もパス。
富士吉田市内と富士河口湖町内は、国道139号の路面状態が最悪で、タイヤの細いロードバイクで走っているとかなりしんどいです。
鳴沢村まで来て、明るいうちに帰れることが確実になったので、道の駅で休憩。鳴沢菜のおやきを食します。
この先はスムーズに走って、本栖湖の駐車場に無事到着。17:10でした。
国道139号の車の多さと路面には少々参りましたが、全体としては楽しいルートでした。 あと1時間早く出発すればベターだったかもしれません。
次回は日の長い初夏にでも、甲府から自走でやりたいと思います。その場合はスカイラインには行かずに下ルートにします。
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