2015年10月14日水曜日

飯山北部ポタリング


10月12日 飯山北部ポタリング


3連休は飯山の知人を訪ねていました。当初、秋山郷からカヤノ平へ抜けるルートを走ろうと考えていたのですが、11日の天気があまり良くなく、さらにこの日に知人とカヤノ平を散策してブナ林の黄葉を満喫してしまい、何となくのんびりライドに変更。

ガイドマップを見ながらコース検討。道の駅千曲川に車を置いて、千曲川沿いに左岸(国道の無い側)を北上し、なべくら高原・森の家に上がって休憩、みゆき野ラインを走ってから国道292号線に入り、富倉そばを食べに行く、というプランに決定。
実際は、森の家から車に戻ってしまったので、走行は42kmにとどまりましたが、のんびり走るには最高のルートでした。


道の駅千曲川をスタートし、国道117号を北上。大関橋をすぎると国道が千曲川を渡りますので、手前で戸狩方面への道に入ります。この道は、戸狩の街に入って行きますが、もともと小さな街な上に祝日の朝で、車は少ないです。
戸狩野沢温泉駅の前から、十日町方面の標識に従って進むと、道が千曲川左岸に沿って続くようになります。しばらくして湯滝温泉を通り過ぎます。ここは入ったことがありますが、男湯は内湯と露天がとても離れているというおかしな造りです。

湯滝温泉を過ぎてからの道は、ずっと千曲川沿いに続きますが、ほとんど車が来ません。道幅もそこそこ広くて路面も良く、すごく快適なサイクリングです。
千曲川もこのあたりまでくると大河の様相で、実に気持ちが良いです。




途中で道端で老夫婦が何かを拾い集めているのをみて、話を聞くと、クルミの実を集めているとのことでした。
「へぇー、初めてです。見るのは。」と言ったら、今回も同行のYさんが、「山に行くとたくさん落ちてるじゃないですか。」と言います。すみません。関心が低くって。

この後も気持ちの良い道が続きます。やがて、森の家に上がるための国道が分岐する藤沢という場所に着きましたが、あまりに気持ち良いので、国道との合流点までこのまま行ってみました。この先、千曲川には発電所があり、その後長いスノーシェッドの登りがあって、栄村に入ると国道と合流です。

藤沢までもどって、国道403号線に入り、坂を上って行きます。国道にしては道も狭く、並の林道と変わりません。ひと汗かきましたが、上部の台地上のところまで登りきると、左から2車線道路が合わさってきてT字交差点になっています。
「うーん、これがみゆき野ラインっぽいなぁ。」というわけで、現在地確認。どうやら間違いないようなので、登りはここで終わりにし、みゆき野ラインに入ります。

この道は良い道です。広域農道なのかもしれません。少し走ると、なべくら高原・森の家への分岐があり、そこから300mで森の家につきました。

なべくら高原・森の家は、飯山市が管理運営している施設で、休憩や宿泊(食事提供は無し。)ができます。イベントを行っていたり、自転車のレンタルもあるようです。
私たちは、ハーブティーを楽しみました。部屋には登山関係の雑誌や書籍がたくさんあり、半日くらいは簡単に過ごせそうです。くつろげる、良い場所だと思います。
出発の時に、スタッフの方から、フェイスブックに載せるので、ということで、写真に収まりました。帰宅して見たら、しっかりと掲載されていました。

なべくら高原・森の家にて。 (FBに掲載された写真を拝借)

さて、実際くつろいでしまった私たちは、富倉には車で行くことにあっけなく変更。道の駅千曲川に戻ることにしました。

みゆき野ラインは快適な道が続きます。相変わらず、車はほとんど通りません。途中、深い谷を渡る橋がいくつもあります。関田山脈は上の方が赤く色づいています。この道路周辺もあと2週間もたてば紅葉に染まるでしょう。

快適に走って行くと、道は、関田峠からの県道に合流します。尾根を一つ越えて、後は道の駅まで下るのみ。 戸狩は以前スキーに通っていたことがあり、当時宿泊した民宿をのぞいたらオヤジさんがいて、あいさつをしました。久しぶりに会えて、うれしかったです。



余談:富倉そば

結局、道の駅に戻ってから、車で富倉そばを食べに行きました。 トンネルを通過した後、結構下ります。 また、公営のかじか亭は国道から近いですが、私達が最初に行ったはしば食堂は、最後に結構な激坂を上がらないと着きません。 まあ、自転車で行かなくて良かったかも。(苦笑)

はしば食堂の富倉そば


2015年10月5日月曜日

富士山一周


10月4日 富士山一周


寒くなる前に、ということで、好天で気温高めの予報が出た10月4日に富士山一周をしました。
本栖湖起点、反時計回りでスカイライン経由です。 距離106km、獲得標高1860mとなります。



朝、精進湖の駐車場に8時過ぎに到着するものの、なんと満車。 本栖湖に移動します。 出発が遅れて8:50になりました。

最初の目的地は白糸の滝ですが、この朝はものすごく天気が良く、朝霧高原の道の駅で写真を一枚。サイドカーの団体に遭遇しました。

朝霧高原道の駅から見た富士山

本栖湖から白糸の滝までは、なだらかな下りが続き、快適な走りです。景色も良くてまさに極楽なのですが、どうしても、「下った分は登らないと帰れない。」という思いが頭をかすめてしまいます。

今回、実は、白糸の滝に来るのは初めて。 場所がわかるかどうか不安でしたが、道路標識にも表示があり、全く問題なく到着できました。駐車場も広く、大観光地だったのでした。

滝も、なかなか見ごたえがあるものでした。富士山の湧水が滝になっているとのことですが、沢登りを数多くこなしている私達でも、こんな滝は初めて見ました。

白糸の滝  この水はどこから出てくるのか、不思議な感じです。
来て良かったです。ソフトクリームも食べて、交差点にあるファミリーマートで補給食を買いこみます。スカイライン経由で行くと、この先須走までは店が無いようです。

上井出の立体交差をくぐって、県道72号線を下り基調で御殿場方面に向かい、保坂の交差点を左折してスカイラインに入ります。ここから富士宮口登山口の分岐まで、900m余りを一気に登ります。

平均勾配は6%強だと思いますが、極端な激坂はなく、淡々と登って行きます。車は少なくて快適ですが、時々バイクの団体に抜かれます。中にはものすごいスピードで登って行くバイクもいて、まあ何と言いますか、結構うるさいです。
「こういうタイプの長い登りは、しんどくないけどメンタル的に参るよね。」と同行のYさんと話すと、彼女も同じような事を感じていたようです。

頑張って1時間10分くらい登り続け、西臼塚のPAで休憩。ここで会ったバイクの団体は、なんとシャリィホンダ4台。懐かしい。弟が高校時代に乗ってました。
PAにある地図をみると、最高地点まであと3キロくらい。15分ほど休んで出発。
この先も淡々と登り続け、無事に富士宮口登山口分岐に到着しました。標高1460m、気温は14度です。朝霧高原では晴れていた富士山ですが、登るにつれて雲がかかってきて、結構肌寒いです。



少し先の最高地点でウィンドブレーカーを着こみ、下りに突入です。

この下り、最初は傾斜もあまりなく、平和に水ヶ原PAあたりを走り抜けますが、そのうちに10%が延々と続く下りになります。
カーブも緩く、そのうちにほとんど直線になってしまい、ブレーキをかけないと一体何キロ出るのか、という感じです。
一方、路面があまり良くない区間があり、高速でブレーキをかけながらの下りなので衝撃がもろに腕に来ます。一番路面が荒れたところでは時々後輪のグリップが無くなるような感じがあり、結構しんどいです。救いは、車の通行がほとんどないこと。

そう言いながらも下りは速く、程なく滝ヶ原自衛隊の駐屯地先の交差点に到着。地図で調べたとおり、ここを左折して国道139号までショートカットです。

合流した139号は、これまでとは一転して車の流れが途切れない道でした。特に須走ICまでの間は、東京の道を走っているのと変わらないくらい。

途中、須走の道の駅で小休止。何と、今朝朝霧高原で見たサイドカーの団体がいました。向こうの方が話しかけてきて、少し話をしました。こういうのも楽しいです。

この先は籠坂峠まで、きつくない登りを再び淡々とこなして、「へぇー、ここって峠が県境じゃないのね。」などと新発見もしながら、ようやく峠を越えて山中湖畔へ。時刻は3時近くになっていました。

ここまでくれば勝手知ったる地元なのですが、現実には本栖湖まで戻らないと家に帰ることができず、日没が早いこの時期、あまりのんびりしているわけにもいかなくなってきました。
Yさんの案内でハンモックカフェというところに立ち寄り、コーヒーとホットドックで軽い昼食。
このカフェ、ハンモックがあちこちにつるしてあって、お客さんは自由に使うことができます。子供連れの家族がたくさん来ていました。

ハンモックカフェ

あとは帰るのみ。まずは富士吉田へ。途中、立ち寄りたかったモンベルストアをパス。富士浅間神社もパス。
富士吉田市内と富士河口湖町内は、国道139号の路面状態が最悪で、タイヤの細いロードバイクで走っているとかなりしんどいです。

鳴沢村まで来て、明るいうちに帰れることが確実になったので、道の駅で休憩。鳴沢菜のおやきを食します。

この先はスムーズに走って、本栖湖の駐車場に無事到着。17:10でした。



国道139号の車の多さと路面には少々参りましたが、全体としては楽しいルートでした。 あと1時間早く出発すればベターだったかもしれません。

次回は日の長い初夏にでも、甲府から自走でやりたいと思います。その場合はスカイラインには行かずに下ルートにします。




八ヶ岳広域農道(レインボーライン)再訪


9月27日(日) 茅ヶ岳広域農道~八ヶ岳広域農道(レインボーライン)~駒ケ岳広域農道


9月27日にレインボーラインを再訪してきました。

5月と同じコースで走りました。今回はTさん参加で、この人は私よりもはるかに速いので、全体にペースが上がります。
登りだとヒューっと先に行かれてしまう感じで、最初から競争にならないんですが、いつもよりも一段速く走るのも、しんどいですが良いものです。

今回改めてみてみると、レインボーラインの起点近くの国道141線との交差点あたりから、すでに小淵沢という表示がでています。

「高根の湯」南の国道141号線との交差点
農道は確かに小淵沢までつながっているのですが、最初北に向かって進みますので、方向と地名が一致しません。農道は道路地図ではメジャーな扱いを受けませんので、初めての人は混乱するでしょう。
レインボーラインを走っている時は、「小淵沢」とか、「白州」という行き先表示は、正しい道を走っていることを意味しています。


もう一人のT社長はここ数年病気で体調がすぐれない状態が続いていますが、この日はかなり回復してきていました。

傾斜のきつくない登りが終わると、等高線に沿って西へ向かって走るようになります。移住者が建てたと思われる山荘風の大きな家が目につきます。

こういう山荘風の建物がたくさんある。 売りに出ているものも多い。

というわけで、トータルではそれほど速いわけでもないのですが、おっさん3名で休みもあまりとらないため、昼食のおっぽに亭こっこに12時くらいに到着。混雑が懸念されましたが、意外と空いていました。

この先、一箇所だけ間違いやすい分岐があります。「フレンドパークむかわ」に向かってください。帰りも武田橋までずっと農道で、快適な走りを楽しみました。