2015年7月27日月曜日

塩尻峠


塩尻峠は、甲府からセンチュリーライドの距離(100マイル=160㎞)を実走してみたいときに都合のよい行き先です。
2015年5月6日に往復した時の記録をもとに記載します。


5月24日に若狭路センチュリーライドへの参加を控えていたため、160㎞を実走しておきたく、5月6日に塩尻峠に行きました。

コースは基本的に国道20号線の往復ですが、最短経路を走ると160㎞にならないようなので、甲府から穴山橋までの区間、帰路は南アルプス市経由にしました。

甲府周辺はどちらに向かっても基本的に登坂になるのですが、このルートは富士見峠まで登って諏訪に下り、最後に塩尻峠を登るだけで細かいアップダウンがほとんどなく、獲得標高も1350mと平均1%以内に収まります。

ですので、制限時間の縛りは、センチュリーライドの一般設定である8時間としました。

この日は、家を出たのが午前6時。午後2時からTVでサッカーの中継があり、これを見るために帰ってこなければなりません。

目安は、大雑把に見て、信州蔦木宿までがほぼ登りのみで40㎞、そこから富士見峠を越えて諏訪に下り、塩尻峠に登り返して80㎞となります。
したがって、信州蔦木宿まで2時間、塩尻峠まで4時間で行ければ、帰りは諏訪から富士見峠の登り返しがあるだけなので、往復8時間を切るのは問題無い、ということになります。

スタートが早かったので、甲府市内の信号は青が多く、交通量も少なく、快適に走り抜けることができました。
国道20号線に乗り韮崎まで行きますが、この先は路面のアスファルトの継ぎ目がボコンボコンとショックになります。これを嫌って武田橋から右岸の農道に入り、穴山橋先で国道に戻ります。

道の駅白州の近くのコンビニで補給。信州蔦木宿で補給できればよいのですが、通過時間が朝8時頃で店が開いていないだろうと思い、ここで補給を入れます。
信州蔦木宿までは何度か来ており、補給なしで2時間が通常のペースです。この日は先ほどの補給のため2時間を少しオーバー。ペース自体はいつもと変わらず。

富士見峠まではダラダラの登りで、峠を越えると茅野に向かって下っていきます。
峠を越えた後、路面の状態が明らかに悪くなります。最近あまりお目にかからなくなった、轍ができているところもあります。路面があまり良くない状態は、諏訪周辺でずっと続きます。

行きは国道を忠実に走ったので、途中諏訪の市街地を通過しました。祝日の朝9時ごろなのでまだ車も少なく助かりましたが、できれば避けたいルートです。路面も良くないし、道も狭いです。

さて、1回目の補給が早すぎて空腹になってしまい、諏訪の街中で2回目の補給をしました。ちょっと失敗です。ゼリーを家から持参して走りながら胃に入れて、1回目の補給を富士見峠近くで行うべきでした。

それでも、塩尻峠には4時間ギリギリで到着しました。



写真をとったりしてしばし休憩。さきほど買っておいたおにぎりを食べます。

帰りは、市街地を避けて諏訪湖の南側を走ります。この時期、諏訪湖周辺の山は新緑がきれいです。

諏訪湖南岸

茅野に入るあたりで、3回目の補給。ここはしっかりと食べました。

あとは、富士見峠を越えれば、甲府までほぼ下りです。

峠を越えて、県境の橋を渡り、一気に下っていきます。穴山橋の手前で右岸の県道に入ります。

ここで、トラブル発生。フロントディレイラーが作動しなくなりました。アウターに入りません。
面倒でしばらくそのままで走っていましたが、もう下りが続くというわけでもなく、コンパクトドライブでインナー34Tなので、これはかなりダルい。
サッカーの中継に間に合わないかも、ということで、途中、止まって、みてみました。
ディレイラ―そのものには問題なく、ワイヤーの固定がすっぽ抜けただけのようです。要は整備不良。
固定し直して、無事に復旧。

結局、家に着いたのは午後1時35分。所要時間7時間35分でした。なんとか制限時間内に収まりました。

補給の失敗と、ディレイラーの整備不良での遅れを考えると、7時間くらいまでは詰められるかもしれません。それ以上は無理だな、というのが実感です。


2015年7月23日木曜日

上日川峠


7月20日(月、祝)に、日本100名山である大菩薩嶺の登山口、上日川峠に行ってきました。

甲斐大和側から入って裂石に下りるルートです。甲斐大和まで国道20号を走らなければならないので普段はあまり気が進まないのですが、この日は早い時間に目覚めて6:00には出発したので、朝の空いた時間帯に20号を通過できました。

ルートラボで、82㎞、獲得標高1494mです。


甲斐大和までは、城東通り、和戸、20号と走りぬけます。1時間15分ほどで到着した甲斐大和のセブンイレブンで休憩。

この先で、竜門峡・天目方面の分岐を左に入ります。いきなり11%の表示が。(笑)

20号から天目方面への分岐

天目付近までは結構急坂があります。やまと天目山温泉の先の天目の集落を過ぎると、坂が比較的ゆるくなります。
嵯峨塩鉱泉の建物のところで少し休憩。前後して、甲斐大和駅から上日川峠への路線バスに抜かれます。それ以外は交通量の少ない道です。

上日川ダムの下で沢筋を離れます。道路はダムの湖岸からかなり上の方についています。峠はダムの先なので、ダムをぐるっと回りこむ形になります。一度下りがあったりして嫌らしい。
行ってみて初めて知ったのですが、この道路の最高点は上日川峠の手前にあって、そこから峠までは下りになりました。峠の標高が1580mらしいのですが、最高点は50mくらいさらに高いと思います。

峠に近付くと、路肩に駐車中の車をたくさん見るようになります。こんなところに駐車してなにやってんだろ、と思いましたが、何と言うことはなく、峠付近の駐車場が満杯で車があふれだしていたのでした。

峠に到着し、ロッジ長兵衛の前で休憩。 甲斐大和から2時間かかってしまいました。登山者がちらほら。サイクリストは全然いません。(当たり前。)



桃を売っていたので一つ買ってかぶりつきました。これは美味しかった。
ここまで上がってくるとそれなりに涼しく、休んでいると汗が引いていきます。
30分ほどゆっくりと休憩。

下山は裂石へ。こちらの道は、急傾斜+狭い+路面状態良くない+落ち葉+結構車が上がってくる+下り下手、 というわけで、ブレーキから手が離せません。
裂石に着いた時は肩が凝ってしまいました。
裂石からは塩山まで411号、その先は恵林寺に向かって進んで141号の手前の細い道を山梨市駅まで走り、笛吹川を渡って141号を甲府に戻りました。 なんとか昼前に帰着。暑い。

裂石に下っている途中、登ってくるサイクリストに会いました。
逆回りの方が良いかも。
ただ、甲斐大和から20号線を走って帰らないといけないんですよね。



2015年7月13日月曜日

瑞牆山荘


7月11日(土)に、瑞牆山荘に行ってきました。金峰山、瑞牆山の登山口にある山荘で、カフェがあります。 今日のルートはルートラボでの距離95km、獲得標高1666mです。

この日の甲府は真夏の天気で、涼しいうちに盆地を抜け出ないとたまりません。7:15出発。

瑞牆山荘までのルートですが、今日は登りを極力排して、須玉インターの手前まで141号を使い、ここから増冨ラジウムラインに入ります。
141号から分かれる場所でコンビニ休憩。この先、コンビニがあったかどうか記憶があいまいなので、補給食を買いこみます。

増冨ラジウムラインは、途中から塩川沿いの道になります。交通量も少なく、静かな走りが楽しめます。塩川ダムで2回目の休憩。

ダムの交差点は、左へ。右へ行くと増冨ラジウム温泉経由でやはり瑞牆山荘に行けますが、今日は左から一周してここに戻ってくる予定です。

ダム湖にかかる橋を渡り、丘を一つ越えて、黒森の集落に入ります。ここから、林道クリスタルラインに入って一登りしないといけません。
森の中の林道を、日陰を伝いながら登っていきますが、一カ月ぶりのサイクリングで足がつりそうになり休憩。自販機でスポーツドリンクを買い、一気飲みです。電解質が効いたのか、足のつりはとりあえず解消。

途中、みずがき山自然公園への分岐があります。このまま瑞牆山荘の方に行くと、山を見られる場所がありません。せっかくなので自然公園に行き、瑞牆山を見てくることにしました。

公園までの道は、ゆるい登りで楽勝です。自然公園からは瑞牆山が一望できます。

みずがき山自然公園

公園は下の方の芝生でキャンプできるようになっており、10数張り程度のテントが張られていました。オートキャンプ場のように設備が充実しているわけではないですが、空が開けておりなかなか気持ちの良い場所です。瑞牆山に来るクライマーのベースにもなっているようです。

そろそろお昼ですので、クリスタルラインに戻って瑞牆山荘へ。
山荘付近は、いつものことながら、登山者と駐車中の車であふれています。金峰も瑞牆も日本百名山です。




私たちは、自転車を停めてカフェへ。屋外の席も良いなと思っていたのですが、日陰の席がなく、屋内へ。ここは標高1520mで、さすがに気温は高くなく快適なのですが、直射日光の下はやはりちょっと遠慮したいです。


山荘のカフェ

手作りハンバーグが乗ったロコモコ丼とコーヒーを頂きます。ハンバーグが美味しかった。
コーヒーは豆から挽いて入れてくれました。




美味しいご飯とゆっくりした時間を楽しむことができました。


帰りは、増冨ラジウム温泉経由で塩川ダムへ。
この、塩川ダム起点の周遊コースは、実は紅葉がとてもきれいで、個人的なお薦めの場所です。10月下旬くらいに再訪したいと思います。

塩川ダムからは往路をもどりますが、途中からいつもの広域農道に入って明野経由で帰りました。
ハイジの村あたりはまだ涼しかったのですが、盆地が近づくにつれ地獄の暑さとなりました。