2023年1月15日日曜日

愛媛遠征 2日目

 2022年9月30日

伊予市 - 内子町 - 大洲市 - 宇和島 

朝食はバイキング。 じゃこ天、釜揚げシラスがありました。 焼き鮭もとって、和食にしました。 おいしかった。

フロント裏の部屋から自転車を出してもらい、荷物をセットして、9時出発です。 今日の予定は宇和島まで。内子町と大洲市で少し観光をしようと思います。。

道路にはサイクリスト向けの行先表示がペイントされています。 写真のものは四国一周ルートの案内ですが、他にもたくさんのルートが設定されているようで、走っているといろいろな行先表示が出てきます。 方向を変える交差点などにはくまなく表示があるので、道路の左を走っていてこの表示を見逃さなければ目的地に到着できるようです。ただ、一度ルートを外れると、戻る表示はないでしょう。(たぶん。)


国道56号線を南に向かって走ります。 伊予市内を抜けて山に入ると登りになります。 周囲は普通の山景色と思いきや、すごく上の方にビニールハウスがあったりします。 山梨から来ると何だかよくわからない風景です。 途中、登坂車線もでてきて、坂をじりじりと登っていきます。 長短2本のトンネルをくぐった先が犬寄峠。 標高290mです。 ここから下りになって少し行くと道の駅なかやまに到着。少し休憩。

どうしてあんな山の上にビニールハウスがあるんだろう

犬寄峠

この先をしばらく下ると内子町に到着です。 伝統的建造物群保存地区というのがあり、そこを訪ねました。 平日の日中で人通りもほとんどない中、自転車を押してのんびり歩きます。 時々開いているカフェなどがありますが、まだ11時前です。 一通り見学の後、国道56号に戻って大洲に向かいます。

内子町の建造物保存地区

大洲は、街の中を川が流れている、のんびりした雰囲気のこじんまりした良い街でした。 ここでは、大洲城と臥竜山荘を訪ねました。 テレビドラマのロケに使われた通りとか、ポストとかも見つかります。 雰囲気も良く、一泊してぼーっと過ごしたいところです。

大洲城

のんびりした良い雰囲気

臥竜山荘

東京ラブストーリーで使われたポストだそうです

あまりお腹が空いておらず、大洲の先のファミリーマートでサンドイッチとヨーグルトで軽い昼食をとり、宇和島に向かいます。 山間部に入ると、「車両放置禁止」と書かれた警察の看板が目につきます。 どういう意味なのか、今一つよくわかりません。

あちこちにこのような表示があります。長時間駐車禁止という意味なのでしょうか?

西予市を通って宇和島着15:30。 駅の近くのホテルにチェックインします。 とりあえず洗濯をして、駅に行きました。 こちらに来てから知ったのですが、予土線は週末の電車がサイクルトレインになり、自転車をそのまま持ち込めるらしいのです。 駅で確認すると、OKとのことです。 宇和島はもともと周辺を走るつもりで連泊にしていたので、明日は予土線で土佐大正まで行って四万十川沿いを走ろうと思います。

夕食は料理屋で鯛めしを食べました。 宇和島の鯛めしは独特で、お店で食べ方を教えてもらいました。

宇和島の鯛めし。 松山でもお店を見かけました。

本日の走行距離は89㎞でした。


2022年12月31日土曜日

愛媛遠征 初日

 2022年9月末から10月初めにかけて、一週間ほど愛媛に行ってきました。 現地で一つだけ用事がありましたが、実質的にはサイクリングツアーです。

2022年9月29日 

今日は、甲府から松山までの移動日です。飛行機輪行に備えて、自転車のパッキングは前日のうちに済ませておきました。 家から甲府駅までは徒歩での移動になります。

甲府ー羽田間は直通のバスが走っており、これを利用すれば羽田まで乗り換えなしで行けます。 本数は少ないですが、空港での時間の余裕を見てバスの予約をしました。

出発当日の朝、6時40分に家を出て、甲府駅に向かいます。当たり前ですが、荷物が重いです。通常だと10分で着くところ、20分くらいかかりました。バスへの荷物積み込みは問題なしです。

羽田でのチェックインで輪行袋の内容確認。予想通りパンク修理のゴムのりがひっかかります。黙っていればたぶん通過できるのでしょうが、申告して廃棄します。CO2ボンベはツーリングには持参しませんので、こちらの問題は生じません。

松山空港ではサイクルステーションで組み立てを行います。建物があるわけではなく、屋外にスペースが確保されていました。組み立ては特に問題ないのですが、左ブレーキのカバーが一部欠損しています。(ティアグラ4500系で、今の物と異なり表面にプラスチックが使われている。)まあ仕方がありません。使用には影響ないでしょう。

松山空港サイクルステーション

松山空港は、輪行袋を預かってくれるサービスがあり、OS-500もちゃんと預かってくれました。 空港内の案内所に持っていくと、預かり札をくれます。 保管期間は最長7日間で費用は無料です。 これは便利です。

霧雨が降ってきたので少し待ち、16時近くになって出発です。 今日は松山市郊外のウエルピア伊予という宿まで12㎞のみの走行で、17時前に到着しました。

宿では自転車をフロントの後ろの部屋に保管してくれました。

初日なので装備について簡単に記しておきます。

自転車は、ブリジストンアンカーTNC3 2008年型。クロモリ。当然リムブレーキ。前50×34、後11-30、9速。

モンベルのフロントバッグ、R250のスタンダードサドルバッグ、トップチューブの上に着けるスマホバッグ(昔のもので今のスマホは入りません。バッテリーを入れています)。

ウェアは、上がバレットのポケポロで、これは2枚持っていって宿に着くと着替えるようにしました。 下はパールイズミのストレッチコミューターパンツ。 1枚のみで毎日洗濯します。 宿で履く長ズボンを別に1本持ちます。 その他、宿での下着、Tシャツ数枚など。

工具類は、ツールケースに入れています。 高圧型ポンプで7気圧近く入れられるので、ツーリングではCO2ボンベは持たなくなりました。 チューブ2本、パンク修理セット(上記のとおり、ゴムのりは空港で廃棄、宇和島で購入。)、ウェス、等が入っています。

その他、アクセサリ類、ハンドタオル、スマホ、財布、など。 サイコンもつけています。

2022年12月9日金曜日

忍野から山中湖と富士スバルライン

 2021年11月3日-4日 山中湖と富士スバルライン


投稿が滞ってしまいました。今は2022年12月ですので、1年以上前の記録になります。

コロナ禍がおさまらず、山梨県内からほとんど出なかった2021年ですが、県民宿泊割引を利用して2度ほど1泊でのライドをしました。これは2度目のライドの記録になります。 


11月3日 甲府~御坂峠~山中湖

とても暖かかった前半に比べ、10月後半はさすがに気温が下がり、富士山も雪が降りました。 ただ、11月の第一週は甲府で毎日20度超えの予報。スバルラインに行けるんじゃないか、ということで、前日に宿を確保しての出発になりました。

この時期は、うまくハマると、5合目あたりはカラマツの黄葉で真っ黄色、下の方は普通の紅葉、と、スバルラインは全線で楽しめます。

初日は山中湖まで。おとなしく国道139号線を行きますが、御坂峠は旧道経由にしました。 ここの旧道は5%程度の坂がずっと続く、とても登りやすい道です。 トンネルをくぐると天下茶屋。12時半過ぎくらいの到着で、混雑しています。 紅葉が青空に映えます。 ここからは落ち葉の道を下って幹線に合流、新倉トンネルから忍野を経由して山中湖へ。 15時過ぎには到着。

御坂峠の天下茶屋

天下茶屋から見える富士山

時間があるので、三国峠に行きました。 東京オリンピック男子エリートロードレースの激闘が思い出されます。 あんなにたくさんのエリートカテゴリーの選手が日本を走るのは90年の世界選手権以来です。 私は自宅で配信観戦でしたが、三国峠では感慨にふけってしまいました。

この日の宿は、平野にある東屋。 サイクリスト向けの宿ということで、なんと部屋の中に自転車持ち込みがOKでした。 バッグを外さなくて済むのでとても便利です。 ただし、周辺には食堂がなく、夕食はコンビニエンスストアでの買い出しになりました。

             自転車を部屋に持ち込めました


11月4日 山中湖~富士山五合目~甲府

山中湖は富士五湖の中でも標高が高く、気温が下がります。すでに11月、早朝の出発はやめて、9時過ぎに気温が10度近くになってから、走り出しました。

最初に時間調整もかねて、湖を一周。 湖岸のサイクリングロードを走ります。 湖の南東のあたりで一部つながっていない他は問題なし。 幅が狭いのでスピードは出せませんが、車道だと登りになる北面の坂は回避できますので、坂は全くありません。 普段自転車に乗らない人が軽く楽しむには良いと思います。

               湖岸のサイクリングロード

天気も良いので、予定通り富士スバルラインへ向かいます。 自転車で登るのは30年ぶりくらいです。 とりあえず料金所まで。 途中から交通量の多い国道を離れて、林の中の道を走って、料金所の手前に出ました。 スバルラインは傾斜がきついわけではないので、特に何かを意識することもなく、普通に走り出します。

         スバルラインに自転車で来るのは30年ぶりくらいかも

一合目の手前あたりで、タイムアタックをしているらしいローディに抜かれましたが、他にはサイクリストも見当たりません。 最初のうちは広葉樹の紅葉がきれいです。 ゆっくりと登って行って、お庭のあたりから路肩に雪が出てきました。 カラマツの黄葉は黄色が少し深みを帯びた色になっていますが、十分にきれいです。 五合目まで2時間くらいで走りました。


お庭のあたりから富士山を見上げる

             路肩には雪が残っていました

五合目はコロナの影響で外国人観光客はほとんどいませんが、修学旅行らしい学校の生徒がたくさん来ていて、予想外でした。 お店も開いていました。

一日で一番暖かい時間帯に着いたのですが、雲が増えてきて寒くなってきました。 気温はおそらく5、6度でしょう。 雨具の上下、目出帽、手袋着用で下ります。 冷えました。 河口湖まで下ると大分暖かくなって、湖畔でブレイクです。 

河口湖からは、いつもの、若彦トンネル~鳥坂トンネル経由で、甲府に戻りました。

のんびりツアーでしたが、なかなか楽しめました。 走行距離は、初日75㎞、2日目113㎞でした。



 

2021年8月24日火曜日

木賊峠から観音峠へ

 2021年8月6日  木賊峠から観音峠へ


盛夏の期間、甲府は連日最高気温が35度を超える天気が続き、日中は暑くてとても走れません。 早朝に家を出て高いところに上がるのが解決策ですが、午後になると夕立に遭う可能性が高く、14時くらいを目安に帰宅するのが普通です。そうすると、登りを考慮して100㎞くらいが目安になり、甲府周辺の林道がメインターゲットになってきます。

木賊峠は以前増富温泉からのルートをアップロードしましたが、この時は観音峠への林道が通行止めで黒平経由で甲府に戻りました。 今回は観音峠への林道が走れるので、こちらを走ります。登りは瑞牆山荘経由にして、瑞牆山荘で昼食休憩というプランで、6時半に家を出ました。

茅ヶ岳広域農道を二本つないで、塩川ダムへ。 明野のひまわり祭りは今年も中止みたいですが、一部の畑では植えられて花開いていました。 塩川ダムからは黒森の集落を経て、瑞牆山荘へ向かいます。 スカッとした青空です。 

明野のひまわり畑と八ヶ岳


黒森集落から見た瑞牆山

みずがき山森林公園に立ち寄って、瑞牆山荘へ。 ちょっと時間が早いですが、何か食べようと思っていました。 ところが、開いてません。 来る前にHPはチェックしていて、特に休業の掲示はなかったのですが、平日で宿泊者も来客もないので開けないのかもしれません。 のんびりしたかったので残念ですが、仕方ないですね。 この先は、金山沢沿いに下って木賊峠を登り返し、その後は基本的に家まで下りです。 まだ11時前で、行動食をとりながら走っているし、おにぎりを一つ予備で持っていますので、まあ何とかなるでしょう。 自動販売機で飲み物を購入して飲み干し、15分ほど休んで、再出発です。

開いていない瑞牆山荘


黒森集落からこちらは、林道走行になり、周囲の樹林が日陰を作っているので、直射日光を避けることができます。 標高も1000mを越えており、登りのしんどさを除けば気持ちの良い走りです。 

金山沢を下り、増富温泉への道を右に分けて、木賊峠への登りへ。 ここから観音峠までが、「観音峠大野山線」という林道になります。 


木賊峠までの間は、10%の坂が前半と最後にあり、真ん中が比較的ゆるやかです。 右から樫山林道を合わせると、程なく峠に着きます。 

平日ということもあり、峠には他に車が一台停まっているだけでした。 木賊峠は1670mくらいですので、涼しいです。 ただ、観光地ではないので、東屋やベンチのようなものがあるわけではなく、自転車で来てのんびり休む、というのはちょっと辛いものがあります。 まだ12時でこのまま帰ると一番暑い時間に家に着く感じになりますが、いるところもないし、先へ進みましょう。

木賊峠から観音峠へ向かう林道に入ります


ここから、今回のタイトルである、木賊峠から観音峠への林道に入ります。 この林道は、正式には「観音峠大野山林道」というようです。 金山沢を下って増富温泉への道を分けた三叉路から、観音峠までが、区間になります。

最初は、一気に下る感じです。 路面は木の枝などが落ちていますが、舗装の状態はそれほど悪くありません。 途中から、傾斜が緩み、ほぼ水平な区間も出てきます。 途中に長窪峠というところがあるのですが、気付かずに通り過ぎたようです。 日陰も多く、夏に走るには良いところです。 ここまで来るのが大変ですが。

道は山の稜線近くをトラバースしており、この先は大きな下りもなく、観音峠に到着しました。 木賊峠は1670m、観音峠は1380mなので、290mの下りでした。

観音峠に到着

ここからは灼熱の甲府盆地に向かってダウンヒルするのみです。 急な斜面を下れば程なくホッチ峠からの道を右から合わせ、その先で金桜神社からの道を左から合わせて、あとはおなじみのルートです。 この帰宅ルートは、山から市街地に出た後に走る距離が短いので、真夏の日中の暑い中をあまり走らなくて済むのが救いです。


距離85㎞、獲得標高は、Rider450の計測で1890mでした。








 





2021年8月15日日曜日

旧東海道から牧之原、焼津へ

2021年6月8日 静岡市の西側を周回


静岡の知人宅に泊まって親交を深めた翌日、かねてより興味のあった静岡市の西側を走ってみました。 

静岡周辺のサイクリングガイドをいろいろとみてみた結果、旧東海道を西に向かって進み、途中から牧之原台地を南へ、焼津を経由して静岡に戻る、というルートにしました。
事前にRidewithGPSでルートを引いて、サイコンにダウンロード。 サイコンのナビを使うのも初めてです。  旧東海道の区間はどの道がそうなのか全くわからないので、今回はナビが頼りです。

当日になり、朝、駐車場所に考えていた広野海岸公園に向かいます。ところが入口が見つからず、狭い道をうろうろ。 地図をみると海岸沿いに細長く公園があるのですが、実は入口が西側に一ヶ所しかなく、特に表示もないので迷ったのでした。 公園の中に入ると、広い駐車場があり、平日なので人も少なく、問題無し、となりました。

早速自転車にまたがり、まずは旧東海道へ。このあたりですと宇津ノ谷峠が有名ですが、旧東海道の道沿いにはいろいろな案内があって、面白いです。 ナビのおかげで旧道を外すこともなく、順調に宿場町を巡っていきます。 宇津ノ谷峠は古い町並みが残っていて良い雰囲気でした。 

最初に着く丸子宿

しっかりした案内板があります

宇津ノ谷 幹線を離れて少し登ります

その先では、大井川にかかる木造橋にちょっと寄り道して、島田宿の大井川川越遺跡にも立ち寄ります。 なんか、こういう宿場町巡りには自転車は最適です。 ナビのおかげで道もわかるし。

島田宿の川越場

このような詳しい説明もあります

金谷宿の川越跡

大井川を渡って反対側の金谷宿を見て、牧之原の台地へ。 最初に坂を登ると茶畑が一面に広がりました。 富士山静岡空港の脇を通ってさらに南下し海を目指します。 台地の上の方は茶畑ですが、川沿いに下りると田んぼもあります。 海に出る手前でランチブレイク。

牧之原の茶畑

富士山静岡空港

山の斜面は茶畑になってます

その後は、海に沿って焼津港へ。 わくわくする場所ですが、お店があっても自転車なので買い物はできません。
 
焼津港

最後、海沿いに用宗を経由して、スタート地点の広野海岸公園に戻りました。

終了後は、用宗みなと温泉で入浴して、甲府に帰りました。

普段は山の中ばかり走っているので、宿場巡り、茶畑、海、と、いつもと違う組み合わせが新鮮でした。 あと、坂が少ないと楽ですね。(笑)

走行距離は90㎞くらいでした。

2021年7月8日木曜日

福士川渓谷

 2021年6月7日 福士川渓谷

福士川渓谷は、山梨県の南端、富沢から西に入る渓谷です。 道の駅とみざわが起点で、奥山温泉までの往復になります。 紅葉案内に出たり、サイクリングルートとして紹介されたりするのですが、渓谷自体は片道12㎞くらいしかなく、富沢までは甲府から60㎞くらい、というわけで、無理して日帰りで行くほどの場所でもなく、輪行してまで行くのもなぁ、という感じで何となく中途半端で行き辛い場所になっています。 今回は、静岡の知人を訪問する機会があり、途中立ち寄ることができました。


道の駅とみざわ タケノコが名産

道の駅富沢に車を置き、スタート。 最初にいきなりトンネルをくぐります。 その先は福士川沿いにゆるやかに登って行く道でした。 この渓谷はどこに向かっても行き止まりになっていますので、通過車両はなく、車の量はとても少ないです。 傾斜のゆるい広い道を気持ちよく登って行きます。

下流部はのどかな風景です

しばらくすると、二股になります。 奥山温泉方面は右です。 ここから、道幅が狭まって本格的な登りになります。 少し進むと右手にお蕎麦屋さんがあります。 「営業中」と「営業していません」の掲示があり、どちらかよくわかりません。(笑) 車がほとんど通らない道を進みます。 終点が近づくとキャンプ場があります。最後に左手に登り上げると奥山温泉に到着です。  立派な建物です。

二股は橋をわたってから右へ


奥山温泉

この谷は、周囲の山がほとんど植林です。 杉ではなく檜が主のようです。 広葉樹林があるのは終点の手前あたりだけでした。 山梨県の紅葉情報に名前が出る渓谷ですが、紅葉を楽しむにはちょっと適していない感じがします。 今の時期は悪くないんですけどね。

奥山温泉近くの渓谷


距離が短いので帰りはあっという間でした。 


2021年5月8日土曜日

赤沢宿

 2021年4月30日  赤沢宿


甲府盆地の西南に、早川町という、日本で一番人口の少ない町があります。 そこに、赤沢宿という、昔からの宿場があります。 日蓮宗総本山の身延山から、七面山へ向かう参道の途中にある宿場で、参拝に来る人々が泊まっていたようで、今でも2軒の旅館が営業しているそうです。 国の重要伝統的建造物保存地区に指定されており、隠れ家的な場所として時々雑誌に紹介されるので、地元民よりも首都圏の人に良く知られていたりします。 GW期間の4月最終日に家から訪ねてみました。

ルートとしては、特に説明が必要な場所ではなく、甲府から早川町に入り、七面山登山口(南アルプスプラザという、観光案内所やレストランがある施設があるところです。)の手前の分岐から2㎞余り坂を登るだけです。 道路標識がちゃんとありますので、間違えることはないと思います。 七面山登山口までは、甲府から50㎞程度。 国道52号線利用が最短ですが、往復同じ道では味気ないので、往路は下部温泉経由でいきました。


さて、分岐から赤沢宿までの道を簡単に紹介します。 一言で言うと、結構な激坂です。 2㎞余りの距離ですが平均勾配10%、取り付くと急にきつくなります。 しばらくきつい部分が続いて、いったん斜度が落ちます。 と言っても、8%くらいはあります。 小さな沢を橋で渡って、再度きつい登り。 そこを何とかクリヤーすれば、あとは8%くらいで済みます。

私のサイコン(ブライトン・ライダー450)は、2度目の激坂では勾配表示が出なくなりました。 速度表示は5km/hを切っていましたので、スピードが遅すぎたのかもしれません。 帰りの下りではマイナス表示になりますが、最高で22.4%がでました。 

私の自転車はクロモリで11㎏くらいありますが、34×30Tが入っているので何とか登れました。 しかし、身体への負荷が強くてしばらくの間調子がおかしくなりました。 還暦過ぎで無理は禁物です。

赤沢宿には、カフェと案内所がある清水屋と、他に蕎麦屋が一軒ありますが、蕎麦屋は土日祝のみの営業で、この日はやっていませんでした。 清水屋でアイスクリームを頂き、一服。 その後、上の方の集落にも行ってみました。 集落の中は石畳の道が通じており散策できます。 ただ、急傾斜の山の斜面に家がありますので道も急で、ビンディングシューズで歩くのはかなり厳しいものがあります。 


集落の入り口に案内板があります

こんな感じの風景です

公民館 使われているのかな?

カフェと案内所がある清水屋  中は見学できます

江戸屋旅館

今はもう使われてない旅館