2018年10月26日金曜日

桧原湖

10/14 桧原湖一周

ツールド猪苗代湖参加の翌日、午前中に五色沼を散策した後、昼から桧原湖を一周しました。 35㎞程度のポタリングです。 車は毘沙門沼の駐車場に置きました。 

セブンイレブンの角を右折

国道459号を少し走り、セブンイレブンの角を右折すると米沢への道になります。 この道が桧原湖畔を通る道です。
余談ですが、裏磐梯にある24時間営業の大手コンビニはここだけのようです。 (近くにヤマザキデイリーストアがありますが、24時間営業ではありません。) こういう場所に遊びに来ていると、コンビニがあるというのはとても助かります。 とにかく、深夜早朝でも食べ物が買えるし、いつ来ても品物がそろっている、そういう安心感がある、というのはすごいことです。 

さて、湖畔への道に入りますが、しばらくは湖畔から離れています。 地図をみると、この付近は沼がたくさんあるようです。 国民休暇村を過ぎると、湖畔に出ます。 黄葉が始まっていて、気持ちの良い道です。 時々船をみかけます。 車も少なく、のんびり走ります。
桧原湖畔にでました。

10㎞程走ると人家が出てきました。 米沢への道から分かれて分岐を左へ。
右は白布峠を越えて米沢へ。
北岸の道
この先で、桧原歴史観という建物がありましたが、何か食べたくて何となく通過。 後になって、ちょっともったいなかったなと思うことになります。

さらに少し走ると集落に着きました。 お蕎麦屋さんがあったので、ここで昼食にします。 
桧原宿のお蕎麦屋さん
ここはテーブルではなく、お膳です。 ちょっと変わってます。 美味しい蕎麦でした。 
お客さんはお膳の前に座って食べることになります。

このお店の壁に、湖に沈んだ桧原宿の見取り図がありました。 私は全く知識が無いのでお店の人に聞いたところ、ここはもともと米沢街道の宿場町だったのが、明治21年の磐梯山の噴火で桧原湖ができたために街が湖底に沈んでしまったとのこと。 ちょっと驚きでした。 食事の後で外にでたら説明板もありました。 桧原歴史館では、桧原宿に関する一連の出来事がわかるようになっていたようです。 


湖の東岸を南下していきます。 トンネルが何か所かでてきます。 自転車、歩行者は迂回路(おそらくトンネルができる前の旧道です。)へ、という表示があったので行ってみます。 こちらの道、雰囲気は良いのですが、車が入れないようにしてあるため、落ち葉や枯れ枝で道が埋まっています。 パンクだけは嫌なので、ゆっくりと走ります。
こんな感じです。
トンネルの迂回路は数か所ありました。 そのうちに磐梯山が見えてきます。
磐梯山
その後、喜多方への道を分けて、少し登りになります。 このあたりもとても奇麗でした。

そして、登った分を下り、磐梯高原駅(バス停)を通って、セブンイレブンの交差点に戻りました。

イベント参加の翌日のポタリングということで、とても気持ちの良いコースで満足でした。


2018年10月17日水曜日

CYCLE AID JAPAN 2018 in 郡山 ツールド猪苗代湖

10/13 ツールド猪苗代湖

「CYCLE AID JAPAN 2018 in 郡山 ツールド猪苗代湖」 に参加しました。

昨年も申し込んだのですが、天気があまりよくなく、行くのをやめてDNSでした。 甲府から車で片道350kmなので、とりあえず現地入り、というには荷が重いというところです。
今年は予報もまあまあ、当日の天気もまあまあで、無事参加、完走できました。

この大会は、土曜開催です。 東京周辺の方々は、朝早く車で来るようで、日帰りの人も多い模様。 私はとても日帰りは無理で、金曜に甲府を発ち、道の駅で車中泊しました。 今回は甲府からは一人での参加だったので、自転車を車内に積んでも寝るスペースは確保できました。


当日、6時過ぎに会場着。 誘導されて第2駐車場に車を入れます。 数日前に前線が通過して空気が夏から秋に変わった直後で、結構寒い朝です。 今回は、以前山梨で一緒に走っていて今は転勤で東京にいるTさんも参加しており、一緒に走ることにしています。 また、所属する「センチュリーランを走る会」のメンバーも多数参加しており、なんと隣の車の方もメンバーでした。 こんな偶然もあるんですね。

とりあえず参加登録を済ませます。 この大会は他とちょっと違っていて、スタートがゼッケン順です。 ということは、参加登録を済ませたあとはスタート時間に間に合えばOKということになるのかな、と思い、スタッフに確認したところ、「開会式などもあるんですけど、スタートの5分前くらいに来てくれれば問題ないです。」との回答でした。 場所取りのために自転車を置いておく必要がないので、これは楽です。 車に戻って、食事をして、ゆっくりと準備ができました。 毎回頭を悩ます朝のトイレですが、会場の方は混んでいましたが第2駐車場の方のトイレは空いていました。

スタートは30人ずつ2分間隔、私は185番なので8時12分。 Tさんは300番台なので10分ほど後ですが、走るスピードが全然違うので最初のエイドで会えるでしょう。
スタート地点

コースレイアウトとしては、最初に600mほど一気に登り、その後200m台の登りが2ヶ所、後半は猪苗代湖を回るので大きな登りは無し、という感じです。 距離は125㎞、獲得標高1480m、比較的走りやすいレイアウトと言えそうです。 コースマップではエイド4ヶ所。 2番目と3番目の間が50㎞くらいあるけど、下りから平坦なので問題ないと予想、念のためゼリーを一つ持ちました。 エイド間にはいくつか給水所が設けられているので、飲み物は最低限持てば良いでしょう。
参加した皆様はわかると思いますが、このエイドに関する認識は全然合っていませんでした。 一週間前に詳細が記載されたお知らせが出されていたのを完全に見逃しました。 登録の際に配布された資料にも記載があったのですが、開きもせず。 おかげで走っていて「あれ?」ということになります。 事前準備は大事です。


さて、スタートしてすぐに、母成グリーンラインに入って登り始めます。 寒いのでウィンドブレーカーを着ていましたが、いくつめかの信号で脱いでポケットへ。 スタート後は集団走行ではなく、自由に走れます。 登りはそれほどきつくなく、走りやすい道です。 周囲の森は色づき始めており、きれいです。 
母成グリーンラインの登り。 色づき始めた森がきれい。
ゆっくりと登って9:30頃に給水所を通過。 ここから下りでほどなく中ノ沢エイドに到着しました。
中ノ沢エイド
自転車を置いて食べ物をもらうと、Tさん到着。 さすがに速い。 ここからは一緒に走ることに。 と言っても、スピードが違いすぎるので、先行したらエイドで合流、という形にしました。
Tさん(左)と合流。

ここからは少し登ってレークラインへ。 登りはそれほどきつくなく、距離もあまりありません。 一度下ると新大倉川の給水所がありますがここはパス。 秋元湖の北岸を走るようになります。
新大倉川の給水所。 要所要所にこのような立て看板が用意されていました。
このあたり、紅葉と湖の風景で、気持ちよさマックスです。 途中、中津川を渡ります。 中津川渓谷は以前遡行したことがあり(結構大変です。)、このあたりも車で走っているのですが、全く記憶がありません。 登山だと現地に着くのは大体夜半で、下山時はヨレヨレになっていて帰るだけなので、周辺の風景はあまり印象に残らないんじゃないかと思います。 そういう登山口周辺などを自転車で走ると、こんな良いところだったののかと思うことがしばしばあります。 裏磐梯もすごく良いところだと認識を新たにしました。
秋元湖
中津川渓谷。 ちょっと手振れが・・・
坂を登りきったところでエイド(小野川湖)に到着。 おにぎりを配っていたので一つもらって食べます。 主な登りはこれで終わりで下りに入るので、ウィンドブレーカーを着込みます。

下り始めると小野川湖と桧原湖が見えるポイントがあります。 そして、裏磐梯ロイヤルホテルのエイドに到着。
ここで、「あれ、またエイド?」という感じになりました。 まだ6㎞しか走っていませんし、しかも下り。 事前のチェックとなんか違う。 ここは明らかにメジャーなエイドで、昼食ポイントです。 ホテルの食堂でカレーが配られ、おいしく頂きました。
裏磐梯ロイヤルホテルのエイド
しかし、そうなると、私としては、さきほどのエイドのおにぎりは何なのか、となるわけで、センチュリーランを走る会のメンバーの方と同席し、聞いてみたところ、最新のパンフレットを見せてくれました。
それによると、最初にHPに紹介されていた図では給水所になっていたところの何か所かがエイドに変更されており、125㎞の間にエイドが8ヶ所あります。 
うーむ、そうだったのか・・・。 このメンバーの方は、先ほど私がおにぎりを食べたエイドは素通りしたとのこと。 なるほどなー、事前準備が足りなかったなー、と、ちょっと食べすぎ感をかかえながら思った次第。 改めてチェックしてみて、最後の2つ、蕎麦とクリームボックスは外せないと思われるので、その前の2つは飲み物だけにしよう、と作戦を立て直しました。(笑)


さて、ここから後半戦、猪苗代湖なります。 まずは走りやすい道を10キロほど下って湖畔へ。 反時計回りに走ります。 
猪苗代湖に到着
左手に湖を見ながらの快適な走りをこなして、会津レクリエーション公園のエイド兼チェックポイント着。 
コース中唯一のチェックポイント
ここではナンバーを見せてチェックしてもらいました。 おにぎりが配られますが、おなかが空いてこないので失礼ながらパスです。

ここから道は湖畔を離れて、田園風景の中を走るようになります。 山梨ではもう稲刈りがほとんど終わっていますが、この辺りはまだ黄金色の田んぼが多く、これもきれいです。 40分ほどで黒森トンネル前のエイドに到着。 何となくバナナを一本食べてしまいました。

正面に磐梯山を見ながら走り、湖畔に出ました。 
湖畔に向かって走ります。
湖畔の樹木も色づいていますね。

湖畔の道はほとんど車も通りません。 快適に走って、少年湖畔の村エイドに到着。

ここのエイドは、野菜と蕎麦が振舞われています。 どちらも美味しかった。 蕎麦はお変わり自由なようで、食べ終わった容器を手に再度並んでいる人がたくさんいました。
きゅうりとトマトが美味しい。

蕎麦も美味しい。おかわり自由なのがうれしいですね。

稲刈り前の田んぼと紅葉。

残り24㎞、皆さん特に急ぐこともなく走ります。 湖岸を北上しますが、湖岸に家が建っていて、おそらく個人の住居と思われるものもあります。 住んでみたい気もしますが、どんな生活になるんでしょう。

最後の上戸エイドでは、地元産品のカフェオレとクリームボックスを美味しくいただきました。
クリームボックス

残り15㎞、湖畔を離れて磐梯熱海に戻ります。 プロフィールマップで見てはいたのですが、予想以上に下る感じで、こんなに標高差があったのか、と驚きです。トンネルも2ヶ所通過しました。 それにしても、最後が下りというのは気分的にはとても楽です。

15:30に無事完走。 ゴールのゲートを通過して終了です。 

完走証を受け取り、つるりんこ鍋(豚汁です。)とお菓子、記念品(Tシャツ)をいただきました。 ちなみに、つるりんこ鍋というのは、ここ磐梯熱海スケート場で毎年冬に開催される「つるりんこ祭り」で振舞われる鍋のことのようです。


楽しめそうなルートだな、と思い参加を決めた大会でしたが、予想通りだったと言えましょう。 特に裏磐梯エリアは自転車で走るにはとても良いところで、実は大会の翌日も桧原湖を走りました。 山梨からはるばる行っただけのものはあったと思います。 また、上り下りに激坂がなく、走りやすいコースでした。 登りが前半に集中し、後半はフラットなので、精神的にも楽です。

運営もスムーズだったと思います。 ゼッケン順スタートは良いですね。 他でもやってくれないかな。 125㎞コースの参加者は450人くらいだったようで、このくらいだとエイドも混まないし、快適です。 エイドは、個人的には8ヶ所は多いかなと感じます。 ただ、エイドの設置に関しては色々な考え方があるので、どう利用するかを私自身が判断すれば済むことです。 すべてのエイドで普通に休憩しても完走には問題ないと思います。


今回も、主催者、大会スタッフの皆様にお世話になりました。 ありがとうございました。 



2018年10月2日火曜日

インドネシア・ジャカルタのサイクリスト

9月はインドネシアのジャカルタ郊外に滞在していました。 妻がインドネシア人で向こうにも家があるので、そこで普通にローカルな生活をしていたのです。

ジャカルタは周辺人口を合わせると人口2500万人とも言われる大都会ですが、日本の都市と比較すると道路がとても少なく、さらに鉄道網がほとんどないため、毎日道路が車とバイクで溢れます。 それぞれの車も日本のように秩序正しく走っているわけではなく、隙間があればどんどん入り込んできますし、さらにバイクが車の間をすり抜けようとします。 また、最近は車道は舗装が良くなっていますが、路肩というか歩道部分が酷いところが多く、メインの道路以外は道も狭いです。どう見ても自転車に向いている環境とは言えません。

そうした中、朝の通勤時間帯に車に乗っていると、時々自転車で走っている人を見ます。あの車とバイクの渋滞の中をよく走るものだと思いますが、妻の話だと、自転車で通勤しようというムーブメントのようなものがあるようで、それを実践しているのではないか、とのことでした。
朝の通勤渋滞の風景
自転車クラブのようなものはあるようで趣味で乗る人もいるのですが、道路事情があまりよくないのでMTBが主になっているようです。

そうした中、ジャカルタ中心街のスディルマン通りというところ(日本で言うと日本橋あたりの感じでしょうか。)が、日曜日の朝に歩行者天国になります。 この日はロードバイクに乗る人が出てくるようで、ある日曜日の昼時にサイクルウェアを来た2人組が昼食をとっているところに会いました。 写真を撮らせてくれたので、掲載します。
リドレーのバイク。 コンポは105。

こちらはフジ。 コンポはSORA。 スプロケットは38が入っています。
そろいのウェアを着ていますので、同じクラブのメンバーかもしれませんね。

私は現地に常駐しているわけではないので自転車事情の実際のところはよくわかりませんが、タイ・バンコクのスワンナブーム空港周回ルートのようなコースがどこかにあるのかもしれません。

また、郊外に行くと大規模な住宅団地があり比較的裕福な層が家を買って住んでいるのですが、そういうところは道も良くて車もそれほど多くないので、ロードバイクで走っている人を見かけます。

熱帯の国なので日中は暑くて動く気になりませんが、フィットネスの一つとして早朝や休みの日の朝に乗って楽しむのは良さそうです。