11月に入ると、甲府周辺の紅葉サイクリングのシーズンです。 甲府北部にある増富温泉周辺に行きました。個人的にはお気に入りの紅葉狩りスポットです。
昨年瑞牆山荘から増富温泉に下りましたが、今年は増富温泉から上ることにしました。その先は、クリスタルラインを木賊峠に行く、というルートです。木賊峠の標高が高い(1670mくらい)ので、暖かい時間に通過できるように8;:30出発としました。
往路はいつものルート。韮崎から141号線に入って須玉IC手前のファミリーマートで休憩と補給をとり、増富ラジウムラインに入ります。標高が上がっていくに従い、だんだん紅葉が見られるようになります。 今日は天気が良く、青空とのコントラストがきれいです。
明野方面 |
塩川ダム(みずがき湖)周辺ではウォークラリーが開催されており、駐車場は満杯です。 毎年この時期に塩川ダムに来ていますが、今年はやはり紅葉が遅いようです。
塩川ダム |
ここから増富温泉までの間に、通仙峡という紅葉の名所があります。 これは、もともと川沿いに走っている県道が危険(落石か何かが原因だと思います。)なため閉鎖になっている部分で、以前は秋の紅葉シーズンに一か月ほど歩行者に解放されていました。 最近は常時閉鎖になってしまったようで紅葉情報などにも載らなくなっていたのですが、どうも今日やっているウォークラリーだけは通れるらしいのです。
塩川ダムからトンネルを一つくぐると通仙峡の入り口です。ウォークラリーの人が柵の間から入っていきますが、警備員が3人もいます。
「通れるんですか?」
「ウォークラリーをやっているんです。」
「自転車入れませんか?」
「うーん・・・」
(あ、もしかして、行けるかな?)
「自転車押していきますけど。」
「いや、ウォークラリー参加者だけなので、ダメです。」
・・・
残念でした。
増富温泉を抜けて渓谷沿いの道を登っていきます。紅葉はそれなりに見ごろです。でも、なんか色合いが地味に見えるんですけど。 今年はなんとなくイマイチですね。
増富温泉の上部 渓谷沿いに道路がついています |
写真を撮りながらのんびり走って、瑞牆山荘への分岐に着きました。 ここからクリスタルラインになります。 ここまでは紅葉狩りの人が結構いましたが、この先は車もほとんど来ない感じになります。
しばらくすると、10%の表示。 2つ目の表示から先、急な傾斜が結構続きます。路面は簡易舗装のようになっていますが、どうもこれは傾斜が強い部分で意図的にやっているようです。そのうちに疲れてきました。写真を撮るときに立ち止まっていますが、ファミリーマート以降まとまった休憩をしていません。時間も12時近くなったので、何か食べることにし、道端で休憩。
このあたりまでくると紅葉も終わりに近いですね |
この後、傾斜が緩むと舗装もよくなりました。 しかし、木賊峠までだいぶ近づいたと思ったあたりでまた10%。 ひたすらゆっくり進むのみです。
右手から樫山林道を合わせて以降、傾斜が緩みます。
やがて峠に到着。 空気が冷たいです。
ようやく到着 |
木賊峠 |
当初はここから観音峠に出ようと思っていたのですが、路肩がくずれて通行止めという看板が立っています。 予定変更して、黒平経由で帰ることにしました。先日乙女高原から下ってきた時の三叉路に出ることになり、期せずしてクリスタルラインを繋ぐことになりました。ウィンドブレーカーを着込んで出発。
しかし、ここの下りも、路面に段差が多く、傾斜も急で、ブレーキから手が離せません。 これだけ段差が頻繁にあると、 サス付きのMTBなら良いでしょうが、23Cで7.5気圧入っているロードではスピードもほとんど出せない状況です。 路面も落ち葉、木の枝、小石、松葉などが散乱しており、水たまりも2か所ありました。 まあ、林道なので文句は言えません。
そのような忍耐の下りを9㎞こなして、黒平の三叉路に着きました。
下りのどこか(場所忘れた) |
紅葉の黒平 今回は何件かの家に人が住んでいるのがわかりました |
ここからは御岳林道で走りやすくなります。 前回は途中で野猿谷林道に入り荒川ダムに出たので、今回は御岳林道を下まで走ることにしました。 ところが、車では昔何度か走ったことがあるものの記憶が曖昧で、予想外の登りに出くわします。考えてみると、川沿いに下っているのは野猿谷林道で、御岳林道は尾根筋を乗り越すことになるので登りがあるのは当然なわけです。
仕方がないので、登りました。その後、前回同様に昇仙峡の混雑を嫌って金桜神社の奥を再度越えて、甲府に戻りました。
今日のルートは、ルートラボによると、走行距離82㎞、獲得標高1740mでした。 甲府にいると、こんな感じのルートが普通になります。
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