2015年9月9日水曜日

北アルプス山麓グランフォンド2015 (2) 当日編


当日は5時半ごろの起床。しばらくすると雨。ありゃ~。
とにかく、ウェアを着こみます。気温は低めに感じたので、ファイントラックのベースを着てアームカバーをしました。

宿泊は朝食付きで申し込んでいたので、食堂へ。朝食は6時からです。バイキングで、和食、洋食、中華がありました。

荷物をまとめて車に行く頃には、雨は止んできていました。車から自転車を降ろして準備をします。6:50頃に列に並びます。
先頭にはマヴィックカーがいます。使用車はスバル。1990年の世界選の時のオフィシャルカーもスバルだったなぁ、と、思い出しました。

スタート前

マヴィックカー  ホイール交換に応じてくれるのでしょうか(笑)

7時を少し過ぎて、スタート。4列になり、10秒おきにスタートです。最初は中綱湖畔までの下りで、路面が濡れていることもあり、皆、慎重に下りて行きます。
下りきってからは、青木湖の湖畔を通ってまずは白馬のジャンプ台を目指します。雨は上がって白馬三山が良く見えます。

ジャンプ台を目指して走ります


ジャンプ台には第1エイド(18km)が設置されています。私は白馬のジャンプ台に来るのは初めてです。皆、写真を撮っています。

ジャンプ台の次は栂池高原の第2エイド(27km)へ。岩岳スキー場の前を通って、すぐに到着。ここでは、手打ち蕎麦がふるまわれており、私も2杯頂きました。

手打ちというところがすごいですね

ここからは往路と別ルートで神城まで戻り、美麻に向かいます。美麻から大峰高原を経由して松川までの区間はこれまで行ったことのない場所で、今回のルートの中では個人的なインタレストNo.1のエリアです。

黄色に輝く田園の中を走って、100㎞ルートとの分岐を通過、登りをこなしていると、前方にトンネルが見えてきました。
「あ、トンネルだ。尾灯をつけないとな。」とか思いながら走っていると、同行のYさんに呼ばれます。
グランフォンドのルートはトンネルを通らないとのこと。設置してある看板を見落としたようです。トンネル手前で自転車を降りてガードレールをまたいでルート復帰。危ないところでした。
本来のルートは登り坂で、程なく最高点を過ぎて下りになります。最高点には「峠」とだけ書かれた標識がありました。確かに峠には違いありません。

下って行くと、第3エイドのポカポカランド美麻(50km)に到着します。ここではおやきが食べられます。

ぽかぽかランド美麻

この先が、このグランフォンドで一番の登り坂なようです。エイドを出るといきなり登りです。5km程がんばって登ると、登りきったところに第4エイド(美麻支所)があります。

ここはお漬物かな。私は食べていません。

このあたりから本格的に雨が降ってきました。まだ11時前ですが、天気予報より早めに雨になってしまったようです。後半雨中走行になりそうです。お天気ばかりは仕方ありません。

ここから、八坂、大峰高原への道は、ゆるいアップダウンを繰り返して山上の田園風景の中を走る感じのよい道でした。15㎞ほどで大峰高原の第5エイド(70km)に到着。
おにぎりに味噌とお漬物で、昼食です。雨のためテントが設営されており、皆、テントの下に入って食事をしています。

小さなお子さんがお手伝いをしていました


おにぎりで食事中

大峰高原は晴れていればアルプスの展望が素晴らしいとのことですが、今日は雨でおあずけです。

ここからは一気に下って松川村へ。下れば雨は止むかも、と期待していたのですが、意に反して高瀬川沿いを走るあたりでは本降りになりました。黙々と走るのみです。サイクルウェアを着ているので濡れても特に問題はないのですが、まあ、あまり楽しくはないですね。(苦笑)

昨日自動車で走った道を今日また自転車で走って、松川村の安曇野ちひろ公園にある第6エイド(93km)に到着。ぶどう、桃、リンゴがふるまわれます。どれも、とても美味しいです。写真に撮りたかったのですが、コンデジのレンズが濡れてしまい、残念ながらこれ以降は写真なしです。

濡れているので、身体が冷えてこないうちに出発。ここから先は、上り基調になります。天気が良いと暑さでバテそうなルートですが、今日は逆に身体が冷えないので助かります。
このあたりも、一面蕎麦の花が咲いていたり、田園風景が広がっていたりして、とてもきれいなところです。山が見えないのは残念ですが。

大町温泉郷の第7エイドでは、「おざんざ」を頂きました。身体が冷えていたので暖かいものがうれしかったですね。

最後の区間は、沢沿いに登りが続きます。途中でマヴィックカーが追い付いてきて、しばらく私達の右側を並走する形になったので、レースみたいに運転手と話ができるかな、と思ったのですが、ヨーロッパと違って日本は右ハンドルなのでダメでした。(笑)  

道は、大谷原の分岐を過ぎてから急坂になります。いや、最後にこれがあるのはきついのですが、私たちは何とか登りきって、午後3時過ぎに無事ゴールとなりました。



雨が降ってしまったのは残念ですが、とても魅力的なコースだったと思います。 後半の雨に降られた部分は、いずれ走り直しをしたいと思います。
エイドがとても充実していて、補給は十分でした。給水所まであるし、今回のように涼しければ補給食もボトルも持つ必要ないかも。(笑)
行先表示も十分だったと思います。私は上述のように美麻トンネル入り口で一つ見落としましたが、これは例外的でしょう。

大会関係者、ボランティアの方々、ありがとうございました。




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