8月23日 大門街道~塩田平~姨捨
天気の安定しないこの夏、ゲリラ豪雨の予報が無い日に大門街道を走ってきました。
6:15に甲府を出発。 水曜日なので国道は交通量が多そうで、七里が岩ラインを選択。 東京エレクトロンの通勤渋滞は7時ごろ通過で回避。 北杜高校のあたりで若干車が多くなりましたが、ほとんど影響はなく順調に進みます。 国道20号経由に比べるとアップダウンは多少あって、効率的には劣るのですが、気持ちよさはこちらの方が断然上です。 日野春のファミマでいつものようにブレイク。 最近はとにかく楽に漕ぐことを心がけていますので、まさに亀の走りですが、年齢相応というところでしょう。
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稲穂と南アルプス |
県道の番号は長野に入っても同じ17号。県境には小さな公園があります。 ここでも補給のため小休止をしました。
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県境にある公園 |
しばらくしてエコーラインへ。 ここもいつ来ても気持ちの良い道です。 若干向かい風ですが、気になるほどではありません。 夏の終わりで道端には蕎麦の白い花が目立ちます。 写真を撮ったりしながら、芹ケ沢の交差点で大門街道に入ります。
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エコーライン |
ここから白樺湖まで500mほどの登り。 トラックが結構追い抜いていきますが、思ったほど交通量は多くありません。 標高1200m付近で一度短い休憩を入れて補給を取りました。
白樺湖到着は11時。どんよりと曇っています。 観光センターでソフトクリームを食べて休憩。 さすがにお盆過ぎの平日で、人は少ないです。 この日甲府は猛暑日だったようですが、標高1400mの曇り空となると、汗が冷えて寒いくらいです。 なんとなく夏の終わりの寂しさを感じます。
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白樺湖に到着 |
この日の予定は、大門峠を越えて北に下り、塩田平に立ち寄り、その後千曲川左岸を走って姨捨駅から輪行して帰る、というもの。 峠を越えてしまうと、最後の姨捨駅への登り以外はほぼ下りのみとなります。 つまり、白樺湖までくれば登りはほぼ終了です。
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大門峠 |
再び自転車にまたがり、すぐに大門峠へ。 北に向けて下りに入ります。 姫木平の別荘地を抜けて、気持ちよく下っていきます。 斜度も適度で快適な道です。 ところが、途中で霧雨の中に入りました。 大したことはないのですが、路面が濡れています。 スリップして落車、というのだけは勘弁願いたいので、ここは慎重な走りに終始します。 道路が直線的なので、スピードの出しすぎに気を付けていればあまり問題はありません。 車は少ないです。
しばらくすると霧雨を抜け、また路面も乾きました。 だんだん気温が上がってきます。 途中、長和町の市街地に入る手前で、天然酵母のパン屋さんを発見。 これは試すしかありません。 くるみのベーグルとあんパンを買って、コーヒーを頼んでカフェで休憩。 やっているのは地元の女性の方のようです。 原村や北杜市と違ってこちらには何もないので、と話していました。
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突然現れる天然酵母のパン屋さん |
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カフェコーナー。 くつろげました。 |
さらに下って、塩田平に入ります。 付近は車で何度か走っているのですが、立ち寄るのは初めてです。 なかなか面白い地形の場所です。 大きな神社があったので訪問。 ちょっと登って別所温泉にも行ってみました。 一泊してゆっくりと散策したい場所ですね。
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塩田平には巨大な鳥居が。 |
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生島足島神社 |
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別所温泉駅 |
このあたりでは高曇りのような感じで、走っていると涼しいのですが止まっていると日差しで暑くなります。 そうは言っても、標高も高いし、甲府に比べればやはり涼しいと言えるでしょう。
あとは姨捨に向かうだけです。 坂城から上山田、戸倉の温泉街を通って、最後に姨捨駅へ坂を登ります。 駅が近くなると姨捨の棚田が見えてきます。 見事です。 電車や長野道のPAで見られるお馴染みの風景、千曲川と善光寺平が眼下に展開します。
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姨捨の棚田 |
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姨捨駅のホームより。 ベンチが外側を向いてます。 なお、この駅はスイッチバックです。 |
駅に着いたのは4時頃でした。 最後の登りでまた汗をかいたので、棚田のビュースポットで30分ほど休憩、その後のんびりと自転車をたたみ、5:45の電車で甲府にもどりました。 姨捨駅周辺は予想通り何もなく(飲み物の自販機はありました。)、一人かつ通勤時間帯で松本で自転車を置いたまま買い物に行くのも難しく、 結局甲府まで食べ物にありつけないこととなりました。
今日の行程は、ルートラボで、走行距離146㎞、獲得標高2000mでした。