2022年12月31日土曜日

愛媛遠征 初日

 2022年9月末から10月初めにかけて、一週間ほど愛媛に行ってきました。 現地で一つだけ用事がありましたが、実質的にはサイクリングツアーです。

2022年9月29日 

今日は、甲府から松山までの移動日です。飛行機輪行に備えて、自転車のパッキングは前日のうちに済ませておきました。 家から甲府駅までは徒歩での移動になります。

甲府ー羽田間は直通のバスが走っており、これを利用すれば羽田まで乗り換えなしで行けます。 本数は少ないですが、空港での時間の余裕を見てバスの予約をしました。

出発当日の朝、6時40分に家を出て、甲府駅に向かいます。当たり前ですが、荷物が重いです。通常だと10分で着くところ、20分くらいかかりました。バスへの荷物積み込みは問題なしです。

羽田でのチェックインで輪行袋の内容確認。予想通りパンク修理のゴムのりがひっかかります。黙っていればたぶん通過できるのでしょうが、申告して廃棄します。CO2ボンベはツーリングには持参しませんので、こちらの問題は生じません。

松山空港ではサイクルステーションで組み立てを行います。建物があるわけではなく、屋外にスペースが確保されていました。組み立ては特に問題ないのですが、左ブレーキのカバーが一部欠損しています。(ティアグラ4500系で、今の物と異なり表面にプラスチックが使われている。)まあ仕方がありません。使用には影響ないでしょう。

松山空港サイクルステーション

松山空港は、輪行袋を預かってくれるサービスがあり、OS-500もちゃんと預かってくれました。 空港内の案内所に持っていくと、預かり札をくれます。 保管期間は最長7日間で費用は無料です。 これは便利です。

霧雨が降ってきたので少し待ち、16時近くになって出発です。 今日は松山市郊外のウエルピア伊予という宿まで12㎞のみの走行で、17時前に到着しました。

宿では自転車をフロントの後ろの部屋に保管してくれました。

初日なので装備について簡単に記しておきます。

自転車は、ブリジストンアンカーTNC3 2008年型。クロモリ。当然リムブレーキ。前50×34、後11-30、9速。

モンベルのフロントバッグ、R250のスタンダードサドルバッグ、トップチューブの上に着けるスマホバッグ(昔のもので今のスマホは入りません。バッテリーを入れています)。

ウェアは、上がバレットのポケポロで、これは2枚持っていって宿に着くと着替えるようにしました。 下はパールイズミのストレッチコミューターパンツ。 1枚のみで毎日洗濯します。 宿で履く長ズボンを別に1本持ちます。 その他、宿での下着、Tシャツ数枚など。

工具類は、ツールケースに入れています。 高圧型ポンプで7気圧近く入れられるので、ツーリングではCO2ボンベは持たなくなりました。 チューブ2本、パンク修理セット(上記のとおり、ゴムのりは空港で廃棄、宇和島で購入。)、ウェス、等が入っています。

その他、アクセサリ類、ハンドタオル、スマホ、財布、など。 サイコンもつけています。

2022年12月9日金曜日

忍野から山中湖と富士スバルライン

 2021年11月3日-4日 山中湖と富士スバルライン


投稿が滞ってしまいました。今は2022年12月ですので、1年以上前の記録になります。

コロナ禍がおさまらず、山梨県内からほとんど出なかった2021年ですが、県民宿泊割引を利用して2度ほど1泊でのライドをしました。これは2度目のライドの記録になります。 


11月3日 甲府~御坂峠~山中湖

とても暖かかった前半に比べ、10月後半はさすがに気温が下がり、富士山も雪が降りました。 ただ、11月の第一週は甲府で毎日20度超えの予報。スバルラインに行けるんじゃないか、ということで、前日に宿を確保しての出発になりました。

この時期は、うまくハマると、5合目あたりはカラマツの黄葉で真っ黄色、下の方は普通の紅葉、と、スバルラインは全線で楽しめます。

初日は山中湖まで。おとなしく国道139号線を行きますが、御坂峠は旧道経由にしました。 ここの旧道は5%程度の坂がずっと続く、とても登りやすい道です。 トンネルをくぐると天下茶屋。12時半過ぎくらいの到着で、混雑しています。 紅葉が青空に映えます。 ここからは落ち葉の道を下って幹線に合流、新倉トンネルから忍野を経由して山中湖へ。 15時過ぎには到着。

御坂峠の天下茶屋

天下茶屋から見える富士山

時間があるので、三国峠に行きました。 東京オリンピック男子エリートロードレースの激闘が思い出されます。 あんなにたくさんのエリートカテゴリーの選手が日本を走るのは90年の世界選手権以来です。 私は自宅で配信観戦でしたが、三国峠では感慨にふけってしまいました。

この日の宿は、平野にある東屋。 サイクリスト向けの宿ということで、なんと部屋の中に自転車持ち込みがOKでした。 バッグを外さなくて済むのでとても便利です。 ただし、周辺には食堂がなく、夕食はコンビニエンスストアでの買い出しになりました。

             自転車を部屋に持ち込めました


11月4日 山中湖~富士山五合目~甲府

山中湖は富士五湖の中でも標高が高く、気温が下がります。すでに11月、早朝の出発はやめて、9時過ぎに気温が10度近くになってから、走り出しました。

最初に時間調整もかねて、湖を一周。 湖岸のサイクリングロードを走ります。 湖の南東のあたりで一部つながっていない他は問題なし。 幅が狭いのでスピードは出せませんが、車道だと登りになる北面の坂は回避できますので、坂は全くありません。 普段自転車に乗らない人が軽く楽しむには良いと思います。

               湖岸のサイクリングロード

天気も良いので、予定通り富士スバルラインへ向かいます。 自転車で登るのは30年ぶりくらいです。 とりあえず料金所まで。 途中から交通量の多い国道を離れて、林の中の道を走って、料金所の手前に出ました。 スバルラインは傾斜がきついわけではないので、特に何かを意識することもなく、普通に走り出します。

         スバルラインに自転車で来るのは30年ぶりくらいかも

一合目の手前あたりで、タイムアタックをしているらしいローディに抜かれましたが、他にはサイクリストも見当たりません。 最初のうちは広葉樹の紅葉がきれいです。 ゆっくりと登って行って、お庭のあたりから路肩に雪が出てきました。 カラマツの黄葉は黄色が少し深みを帯びた色になっていますが、十分にきれいです。 五合目まで2時間くらいで走りました。


お庭のあたりから富士山を見上げる

             路肩には雪が残っていました

五合目はコロナの影響で外国人観光客はほとんどいませんが、修学旅行らしい学校の生徒がたくさん来ていて、予想外でした。 お店も開いていました。

一日で一番暖かい時間帯に着いたのですが、雲が増えてきて寒くなってきました。 気温はおそらく5、6度でしょう。 雨具の上下、目出帽、手袋着用で下ります。 冷えました。 河口湖まで下ると大分暖かくなって、湖畔でブレイクです。 

河口湖からは、いつもの、若彦トンネル~鳥坂トンネル経由で、甲府に戻りました。

のんびりツアーでしたが、なかなか楽しめました。 走行距離は、初日75㎞、2日目113㎞でした。