2021年4月30日 赤沢宿
甲府盆地の西南に、早川町という、日本で一番人口の少ない町があります。 そこに、赤沢宿という、昔からの宿場があります。 日蓮宗総本山の身延山から、七面山へ向かう参道の途中にある宿場で、参拝に来る人々が泊まっていたようで、今でも2軒の旅館が営業しているそうです。 国の重要伝統的建造物保存地区に指定されており、隠れ家的な場所として時々雑誌に紹介されるので、地元民よりも首都圏の人に良く知られていたりします。 GW期間の4月最終日に家から訪ねてみました。
ルートとしては、特に説明が必要な場所ではなく、甲府から早川町に入り、七面山登山口(南アルプスプラザという、観光案内所やレストランがある施設があるところです。)の手前の分岐から2㎞余り坂を登るだけです。 道路標識がちゃんとありますので、間違えることはないと思います。 七面山登山口までは、甲府から50㎞程度。 国道52号線利用が最短ですが、往復同じ道では味気ないので、往路は下部温泉経由でいきました。
さて、分岐から赤沢宿までの道を簡単に紹介します。 一言で言うと、結構な激坂です。 2㎞余りの距離ですが平均勾配10%、取り付くと急にきつくなります。 しばらくきつい部分が続いて、いったん斜度が落ちます。 と言っても、8%くらいはあります。 小さな沢を橋で渡って、再度きつい登り。 そこを何とかクリヤーすれば、あとは8%くらいで済みます。
私のサイコン(ブライトン・ライダー450)は、2度目の激坂では勾配表示が出なくなりました。 速度表示は5km/hを切っていましたので、スピードが遅すぎたのかもしれません。 帰りの下りではマイナス表示になりますが、最高で22.4%がでました。
私の自転車はクロモリで11㎏くらいありますが、34×30Tが入っているので何とか登れました。 しかし、身体への負荷が強くてしばらくの間調子がおかしくなりました。 還暦過ぎで無理は禁物です。
赤沢宿には、カフェと案内所がある清水屋と、他に蕎麦屋が一軒ありますが、蕎麦屋は土日祝のみの営業で、この日はやっていませんでした。 清水屋でアイスクリームを頂き、一服。 その後、上の方の集落にも行ってみました。 集落の中は石畳の道が通じており散策できます。 ただ、急傾斜の山の斜面に家がありますので道も急で、ビンディングシューズで歩くのはかなり厳しいものがあります。
集落の入り口に案内板があります |
こんな感じの風景です |
公民館 使われているのかな? |
カフェと案内所がある清水屋 中は見学できます |
江戸屋旅館 |
今はもう使われてない旅館 |