2020年7月2日木曜日

高須林道(クリスタルライン)

6/27 高須林道(クリスタルライン)

甲府北部の山地は林道だらけなのですが、東の牧丘から西の清里までつないでクリスタルラインという名前がつけられています。 その中の、一番西側、黒森から清里までの部分を走ってきました。 案内図では高須林道となっている部分です。

梅雨の晴れ間になったこの日、午後の3時くらいで35度の予報がでていて、まだ夏になってないので夕立の可能性は低い、というわけで、遅めに出て暑い時間帯を高いところで過ごす作戦です。 10時に出発しました。

始点は黒森で、信州峠の手前になります。 まず、そこまで行かなければなりません。 茅ヶ岳広域農道からみずがき湖を通って、黒森へ。 瑞牆山に向かう分岐の手前に写真の道標があります。
クリスタルラインの黄色い道標があります。

クリスタルラインはここから入るのですが、清里に抜ける道はもう少し下からも入れます。途中の山の中に「森のラーメン高須」というラーメン屋があるのですが、黒森に向かう途中、トンネルを出た直後に案内板が出ており、そこから入ります。 正確に言うと、下からの道が高須林道で、クリスタルラインは最初は三沢高須林道と言うようです。

さて、道は最初川沿いの土手を下っていきます。すぐに川から離れて、普通の林道らしくなると、登りになります。 三沢林道という立札がありました。
三沢線と書かれていますね。 山梨県の林道情報では三沢高須線になっています。

しばらく行くと、だんだん路面が土で荒れてきて、沢を渡るところで水たまりになっていました。
舗装の上に土がたまって、水たまりができています。

こりゃダメだ、と思ったのですが、良く考えるとダートではなくて路面は舗装されているはずです。 その上に土がかぶさって水たまりができているわけで、泥沼というわけではありません。 自転車を置いて先を見に行くと、とりあえず走れそうです。 写真の橋は自転車を担いで歩いて越えました。

この先、何とか自転車には乗れました。 路面は木の枝、土、などが多く、車はほとんど通らないようです。 フラットに近い上りを走って行くと、前述の下から来る道に合流します。 トラックが3台停まっていて、「森のラーメン高須」まで300mという案内板がありました。 ちょっと迷いましたが、空腹を感じていなかったので、パスして先に進みます。 この入口には高須林道の表示板がありました。
塩川方面に300mで、「森のラーメン高須」に着きます。

これ以降は県営林道になった(ここまでは市営林道)ためか、道の状態は少し良くなりました。 森の中を走って行きますが、時々展望が得られる場所があります。 いつも南から見ている茅ヶ岳を北側から見ることになります。
北側から見た茅ヶ岳。 眼下はみずがき湖。

高根町の標識を過ぎると、道は完全に下りになります。 八ヶ岳が見える展望台がありました。 東屋もあります。

展望台にあった、クリスタルラインの案内図

やがて樹林帯から抜け出すと、高原野菜の畑になりました。


そのまま進むとT字路になります。 クリスタルラインは、ここを左に曲がって、清里と津金を結ぶ道に出ます。北甲斐亭というお蕎麦屋さんがある地区の、下の方です。 


私はこの日、平沢峠を経由して野辺山に出るつもりでしたので、ここは右折しました。 

しかしながら、この先は結構な登りが続き、ハンガーノック気味で疲れてきたので、平沢峠行はやめにして千ヶ滝のところで清里に出て、清里トンネルから泉ライン、七里ヶ岩ラインとつないで帰りました。


クリスタルラインの今回走った部分は、特に前半が他に比べて道が荒れていたように思います。 甲府からだと入口まで結構あるので、再訪時は手前から高須林道に入り、「森のラーメン高須」に立ち寄るのが良さそうです。