2017年2月5日日曜日

みやさか道

2月4日 みやさか道


冬の定番ルートの一つに金川曽根広域農道がありますが、この農道から分岐している道に「みやさか道」という名前がついています。 グーグルマップで見つけて「何だこの道は」と気になっていたので、昨日のポタリングの行先にして見に行きました。


起点は金川曽根広域農道の笛吹市役所境川支所があるところの少し東側のT字路です。 広域農道側には「みやさか道」の表示はありませんが、当のみやさか道に入るとすぐに立派な道路標示があります。

分岐の標識。 右上には「一宮 御坂」という文字があり、消されています。
分岐を入るとこの表示があります。

この道も、農道なんですね。

道はじりじりと上り坂です。 広域農道のさらに一段上を走る形になるので、展望は最高です。

登り切ったあたりから、甲府方面を臨む。 遠方に北アルプスも見えます。

一度少し下って、また上ると、八代ふるさと公園の一番上にある古墳広場の脇に出ます。

ふるさと公園が近い。
八代ふるさと公園の古墳広場

ここは広域農道から上ってくると結構な激坂なのですが、こちらから来るとまあ普通の登りです。こんなところに出るとは知らなかったので、ちょっとびっくりしました。 

これを過ぎると橋を渡って、若彦トンネルに向かう道と交差します。

右側の橋がみやさか道。 左はリニア新幹線。 
若彦トンネルに向かう道と交差。

この交差点を直進すると、リニア新幹線をくぐるように道が続いています。

リニア新幹線をくぐる。

で、リニアの下を通ると・・・


道が無くなっちゃいました。 終わりです。 写真のように立派な道路標示があるのですが、この先道はありません。 起点から7kmくらいしかなかったです。


帰宅後調べてみたら、「みやさか道」というのは、御坂路や若彦路のように古くからある街道などでは全然なくて、笛吹市の合併前の町村である御坂町、八代町、境川村の頭文字をとって作った名称を農道につけた、ということのようです。

おそらく、この先農道を伸ばして御坂路あたりにつなげる計画なのだと思いますが、現在見た限りでは工事らしきものは行われていないようで、完成はいつになるのか予測が付きません。


ポタリングの方は、広域農道に戻って畑の中のうどん屋でうどんを食べ、そのまま広域農道を山梨市まで走って、フルーツライン経由で帰宅しました。 暖かくて風もない日で、とても気持ちの良いポタリングでした。