2016年12月20日火曜日

ミャンマーで会ったサイクリスト

11月下旬から12月上旬にかけて、ミャンマーに観光に行っていました。

首都ヤンゴンの北東にバゴーという町があるのですが、ここの安宿でサイクリストに会いました。

マレーシア人の4人組で、タイまで車で来て、自転車に乗り換えて走り始め、タイのメーソットとミャンマーのミャワディの間の国境を越えてヤンゴンまで走る、とのこと。 ヤンゴンからはまた走って帰るそうです。 

ミャンマーはまだ貧しい国で、道路事情は良くありません。 道路は都市部を離れると2車線無いところも多く、そういうところでは車が来ると路肩の舗装がない部分に押し出されます。 ミャワディからの道路は数年前に新しくなり、走りやすくなっているようですが、一般的には舗装も良いとはとても言えません。 この時期は乾季で雨は降らないのですが、逆に砂埃がすごいです。 比較的涼しい時期とは言え熱帯ですので、日中はかなり暑くなります。 

このグループは1日平均で100㎞くらい走るそうで、この国で連日100㎞となると結構大変です。 装備を見せてもらったところ、前輪のハブに電動モーターを仕込んだアシスト自転車でした。 スーリーのツーリング車を使っているようです。

しかし、そのバッテリーと充電器だけでも結構な重さです。 このグループはパナソニック社員グループだそうで、バッテリーもパナソニックだ、と言って笑っていました。 他に、サイドバッグ4つ、フロントバッグとキャンプフル装備のような荷物です。 キャンプをすることがあるのかもしれません。 いずれにしても、今回が初めてではないような感じでしたので、経験上必要なものを持っているということなのでしょう。

私が話をした人は結構ご年配の方でした。 来年はインドに行けないか計画中だと話していました。 
前輪が電動ハブです。

この宿は安宿なんですが、他にいた白人カップルも翌日朝見たらサイクリストでした。 一階が車庫のようになっていて、自転車を置いて表の扉をロックしてもらえます。 この手の情報はサイトがあって共有されているのかもしれません。

私自身も東南アジアが好きでよく行くのですが、ベトナムからタイにかけて自転車で走ってみたいと思っています。