2016年5月3日火曜日

山形村の蕎麦と日本アルプスサラダ街道

4月30日 長野県山形村

GW前半中日。 松本の西にある山形村に蕎麦を食べに行きました。さらに、調べたところ、「日本アルプスサラダ街道」という道が設定されているのを発見、これは完走しよう、ということになりました。同行はYさん。

山形村までは100㎞余り。 まともに走れば塩尻峠(80km)まで4時間なので、塩尻峠からの下りを考慮すると5時間強で着く計算になります。 まあ、そこまでやらなくても良いし、途中どこかに立ち寄るかもしれないので、午後1時到着から逆算して、6時発としました。実際には、私の家を6時発なので、Yさんと合流して実質的な出発は6時15分くらいでした。

この日この時期にしては結構気温が下がり、下はタイツ。 上はアンダーの上にTシャツ、長袖ジャージ、最初はウィンドブレーカーも着ていました。帰りは輪行なので輪行袋持参です。

今日は松本平に入ってからが目的地なので、最初は黙々と走ります。 韮崎市の武田橋から穴山橋までの間は広域農道にエスケープ(国道は路面が自転車向きではありません。) 白州道の駅の手前のローソンで最初の休憩。

信州蔦木宿の道の駅は通過(朝早いので店が開いていません)し、富士見峠を越えて茅野に向かいます。 トンネルの先で左折して杖突峠への道に入り、杖突峠には行かずに直進。 間もなく諏訪大社上社前宮に着きます。

5月3日からの御柱祭に向けて、準備の真っ最中。 これは素通りするわけにはいかない、ということで、準備している神社を少し見物。 観覧席がたくさん組み立てられています。

続いて、本宮の方に移動し、ここも見物。 御柱祭もすごく大きなお祭りのようですが、諏訪大社さえもまともに見学したことのない私としては、ここも改めて再訪しなければと思ったのでした。 

観覧席組み立て中

あちこちで準備が行われています

本宮正面

再び走りだして、諏訪湖畔に出てサークルKで2度目の休憩。補給をとります。 最近走る頻度が少ないためか、何となく脚が攣りそうな気配。 漢方の芍薬甘草を飲みました。 

岡谷の市内でちょっと道を間違えましたが、無事国道20号に乗り塩尻峠へ。 峠はシカトし、塩尻側の傾斜の緩めな長い下りをすっ飛ばします。 国道20号は塩尻市内で終了し、19号を少し走ると、「日本アルプスサラダ街道」の道標が。 交差点は「サラダ街道口」で英文表記は確か「Salad road entr」だったかな。 これ、前もって知らなかったら何のことか全然わからないんじゃないかなぁ。

サラダ街道入口の案内

サラダ街道は最初朝日村へ。 ここは以前来たことがあるのですが、はっきり言って辺鄙な田舎です。 そこから山形村に入ると、松本郊外という雰囲気になります。 

さて、目的の蕎麦屋、「木鶏」へ。 着いたのは1時過ぎでしたが、人気のお店らしく20分待ちでした。 来る途中にあった「川上屋」も混んでいる感じだったのですが、このあたりの蕎麦屋は有名なのかもしれません。 まあ、私たちもわざわざ食べにきているわけだから、そういうことですね。

木鶏
木鶏で蕎麦を堪能し、Yさんはミニ親子丼も堪能し(絶品だったようです。)、再びサラダ街道へ。少し行くと唐沢そば集落があります。 せっかくきたのでもう一軒。14時を過ぎているので空いているところということで、「水舎」へ。こちらは木鶏に比べると盛りが多くてつゆは田舎っぽい味でした。

唐沢そば集落の水舎

無事当初の目的は果たして、残りのサラダ街道を走ります。 後半はリンゴ畑の中を走る道で、リンゴは花が満開。この道は地元の観光施設をつないで設定されているようで、二等辺三角形の二辺をたどるような部分もあるのですが、標識が完備しているので道をたどるのは難しくありません。一箇所だけ標識の向きがちょっと疑問で道を間違えたところがありました。明らかに南に向かい始めたので気づいて修正しました。

こんな感じの標識があちこちにあります(この写真は塩尻市で撮ったものです)

後半はリンゴ畑の中を走るところが多いです

サラダ街道は、最後にHAMAフラワ-パーク安曇野というところに出て、終了となりました。

私たちは、ここで一休みした後、篠ノ井線の田沢駅まで走り、輪行して甲府に戻りました。 全走行距離は140km。 良いライドでした。

なお、芍薬甘草ですが、効き目はありました。 脚攣りは無し。 ただ、走っていてあまり力が入らなくなりました。 帰宅後調べてみたら、脚攣りを予防するので力が入らなくなるのは仕方がない、ということのようです。